2025年6月16日のデイトレードを振り返ります。中東情勢の緊迫化による原油価格の急上昇が市場に影を落とす中、米国株は大きく下落。一方、日本市場はエネルギー・輸出関連株が牽引し、しっかりと反発しました。本記事では、当日のデイトレードの収支や注目銘柄「三井E&S」などの売買内容、判断のポイントをブログ形式でわかりやすくお届けします。市場全体の流れと個別取引のリアルな記録をぜひご覧ください。
2025年6月16日の市況|原油高と中東リスクに揺れた相場、日経は反発
主要指数(6月16日時点)
日経平均:38,311.33(+477.08)
TOPIX:2,777.13(+20.66)
NYダウ:42,197.79(-769.83)
NASDAQ:19,406.82(-255.65)
S&P500:5,976.97(-68.29)
米国市場(6月13日)
6月13日(金)の米国市場は、地政学リスクがクローズアップされる展開に。中東情勢の緊張が報じられたことで、市場にはリスク回避ムードが一気に広がり、主要3指数は揃って下落しました。
ダウ平均は769ドル安と大幅に下げ、S&P500は1.1%のマイナス、ナスダックは1.3%下落。投資家たちは「おっとこれはマズいぞ」とばかりに安全資産へと資金をシフトさせました。
特に市場をざわつかせたのは原油価格の急上昇。一時は7%近い伸びを見せ、「このままじゃガソリン代が心配...」と庶民も頭を抱えるレベル。エネルギー関連株は活気づいたものの、全体では売り優勢の一日でした。
米国債や金は買われ、金利はやや上昇。まさに教科書通りのリスクオフの動きが広がった格好です。
「不安と冷静さが交錯する相場」——短期の値動きに翻弄されすぎず、全体の流れを冷静に見極める視点が改めて問われる一日となりました。
日本市場(6月16日)
日本市場は、前週末に報じられた中東情勢の緊張を背景にスタートしましたが、その後は落ち着いた動きとなり、日経平均は大引けで38,300円台まで回復。前日比で約+1.2%と堅調に推移しています。
中東では依然として緊迫した状況が続き、原油価格は引き続き高止まり。これが国内市場に影響を及ぼし、資源・エネルギー関連株にとって追い風となりました。一方、ドル円相場は144円台半ばで安定し、大きな為替変動は回避されました。円安が輸出企業にとって好材料となる中、国内の輸出関連銘柄はしっかりと下支えされました。
さらに、米国が日本製鉄によるUSスチール買収を承認したとの報道もあり、鉄鋼セクターには力強い買いが入りました。このほか、資源株や輸出関連株に幅広く資金が流れた結果、市場はリスクオフの波をうまく受け流しながら反発に転じた形です。
債券市場でも、日銀の金融政策決定会合を翌日に控えた思惑から、長期金利がやや上昇。国債市場には「政策の行方を見極めたい」という慎重な空気が漂っています。
デイトレード銘柄|売買代金上位から厳選エントリー
楽天証券
- 6526 ソシオネクスト
株 価: 2,506.0 → 2,508.0
約定時間: 6月13日 → 6月16日
収 支: +200円
根 拠: 週をまたいでの持ち越し。相場が落ち着いてから無理せず利確。 - 7003 三井E&S
株 価: 2,449.0 → 2,453.0
約定時間: 09:25:06 → 09:25:19
収 支: +400円
根 拠: 出来高が集中し、板の厚みに勢いを感じてエントリー。判断の速さが勝因。 - 3905 データセクション
株 価: 2,355.0 → 2,362.0
約定時間: 09:41:23 → 09:50:36
収 支: +700円
根 拠: 買いの勢いが継続していると判断し、順張りで勝負。勢いにうまく乗れました。 - 5246 ELEMENTS
株 価: 1,402.0 → 1,407.0
約定時間: 10:04:04 → 10:04:27
収 支: +500円
根 拠: 短期反発に賭けた小さなチャレンジ成功。 - 4385 メルカリ
株 価: 2,663.5 → 2,665.5
約定時間: 13:12:23 → 13:15:47
収 支: +200円
根 拠: 売買代金ランキングで朝から気になっていた銘柄。後場に少しだけ参加してみました。

SBI証券
6月16日の買い増し銘柄(※6月13日購入分も含む)
- 5406 神戸製鋼所 +2株(合計91株)
- 7272 ヤマハ発動機 +2株(合計91株)
売却銘柄
- なし
取得単価の引き下げと、長期利回りアップを狙った調整です。配当利回りと業績バランスを意識した堅実な運用を継続しています。
反省点|判断の一瞬が勝敗を分ける
- 三井E&S:あと数秒エグジットが遅れていれば、急落に巻き込まれていたかもしれません。利益確定の「スピード感」はやっぱり大事ですね。
- データセクション:一時的に含み損を抱えましたが、焦らず損切りラインを厳守したことで、最終的にプラス着地。メンタル管理の勝利といったところでしょうか。