今日の市況|米国市場の影響と日経平均の動向
昨夜の米国市場は、企業決算の評価や本日発表予定の雇用統計を前に、主要株価指数がまちまちの動きを見せました。S&P500種株価指数は0.36%上昇し、6,083.57ポイントで取引を終えました。ナスダック総合指数も0.51%上昇し、19,791.99ポイントとなりました。一方、ダウ工業株30種平均は125.65ポイント(0.28%)下落し、44,747.63ポイントで終了しました。
これらの動きを受けて、本日の日経平均株価は38,787.02円と前日比で279.51円(0.72%)の下落となり、4日ぶりに反落しました。朝方、ドル円が一時150円台に下落したことが輸出関連株の重しとなり、日経平均も下げ幅を拡大しました。その後、円高が一服したものの、米雇用統計の発表や日米首脳会談を控え、投資家の警戒感が続き、手仕舞いの動きが見られました。
業種別では、鉄鋼、石油・石炭、海運業、金属製品が値上がりしました。一方、ガラス・土石製品、精密機器、不動産業などが値下がりしました。個別銘柄では、東京エレクトロンが日経平均を約100円押し下げる要因となりました。また、ファーストリテイリングやソフトバンクグループも下落しました。
デイトレ銘柄|DeNAの決算発表前の動きに注目
- 2432 DeNA 3,089.0→3,094.0(+500円)
本日、DeNAは第3四半期決算を発表し、4-12月期の最終利益が黒字転換、10-12月期も黒字浮上となりました。特に、スマートフォン向けゲーム「Pokémon Trading Card Game Pocket」の好調さが業績を押し上げたとされています。決算発表前の上昇のタイミングでエントリーし、短期的な利益を確保しました。
TOWAは昨日2月6日に決算発表を行い、通期経常利益予想を従来の126億円から97.6億円へと約23%下方修正しました。これにより、PTSでは大幅に下落しており、本日のトレードでは注意が必要と判断しました。実際、本日のTOWAの株価は下落しており、トレードを見送ったことが功を奏しました。
なお、前場の途中で私用のため外出し、本日のトレードは上記の1銘柄のみとなりました。

※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。
保有株の状況|神戸製鋼とNTTの決算を受けて
保有株についても動きがありました。
- 9432 NTT
本日決算発表を行い、4-12月期の最終利益が16%減益、10-12月期も13%減益となったことから、株価は下落しています。
先日の記事でも書いたようにNISA口座での購入は決算発表を待ってから購入する予定であった為、来週購入することとする。また、SBI証券でも保有している為、取得単価の低下を目的とした購入も予定している。 - 5406 神戸製鋼
今期経常利益を8%上方修正し、配当も10円増額したことで、株価が急伸しました。
反省点|トレード戦略の見直しと今後の課題
本日のトレードを振り返り、以下の点を反省材料といたします。
- 情報収集のタイミング:TOWAの決算情報を事前に把握し、トレードを見送る判断ができたことは良かったものの、他の銘柄についても同様の情報収集を徹底する必要があります。
- エントリーとエグジットの判断:DeNAのトレードでは短期的な利益を得られましたが、エントリーとエグジットのタイミングをより精査し、リスク管理を強化することが求められます。
以上の反省点を踏まえ、今後のトレード戦略を改善し、より安定した成果を目指してまいります。
今週の実現損益
