2025年2月6日のデイトレードは、米国市場の追い風を受けてハイテク株が強く、日本株も堅調なスタートとなりました。ルネサスエレクトロニクスの急騰や円高進行など、複数の注目材料が入り乱れる中で、取引タイミングとリスク判断が鍵を握る一日となりました。本記事では、ブログ形式で本日のデイトレード収支を振り返りながら、取引の根拠や反省点も含めてわかりやすく解説していきます。
2025年2月6日の市況|日経平均、ハイテク株主導で続伸
本日の日経平均株価は、前営業日比+235円05銭の39,066円53銭と3日続伸。ハイテク株が相場を押し上げる展開となりました。
前日の米国株式市場では、半導体セクターが大きく買われ、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は+2.31%の上昇。この強い流れが東京市場にも波及し、ハイテク株中心に買いが集まりました。
特に注目を集めたのはルネサスエレクトロニクス(6723)。朝9:00に発表した決算内容は「前期最終利益35%減」というネガティブ材料でしたが、それを上回るポジティブな見通しも相まって、一時前日比+15%高まで上昇。マーケットは決算の数字以上に、将来性へ目を向けたようです。
一方、為替市場では円高が進行。日銀の田村直樹審議委員が「2025年度後半には政策金利を少なくとも1%程度まで引き上げる必要がある」と発言したことで、ドル円は16:00時点で152.65円まで円高が進みました。この影響で、トヨタ自動車やホンダなど輸出関連株は軟調となり、相場の上値をやや抑える展開に。
本日は「円高」と「決算発表」という2大テーマが市場を揺さぶる一日でした。投資家としては、こうした材料をしっかり読み解く力が求められますね。
デイトレード銘柄|本日の取引結果と考察
本日のデイトレードでは、複数の銘柄に指値注文を設定しましたが、約定に至らない時間が続きました。9時30分頃、ようやく以下の銘柄で取引が成立しました。
ルネサスエレクトロニクスは強烈な急騰を見せましたが、決算直後というリスクを考慮し、あえて静観。焦って飛びつくことなく「今回は見送り」が最善の選択と判断しました。

反省点|エントリータイミングとリスク管理の重要性
今日の収支はプラスで終えたものの、いくつか改善点が浮かびました。
特に、指値注文がなかなか約定しない時間帯では、「このまま何も取引できないのでは…」という焦りが出てしまい、冷静さに欠ける判断も一部見られました。こうした心理状態では、リスクが高いエントリーに踏み込んでしまう危険もあります。
一方で、ルネサスエレクトロニクスのような“注目急騰銘柄”に対し、慎重に様子見を貫いた点は自己評価すべきポイント。勝てる相場でも「参加しない」勇気が重要ですね。
今後は、焦らずに自分のルールを信じて行動できるよう、エントリー基準をさらに明確にし、リスク管理を徹底していきます。ブログを通じて、こうしたデイトレード収支の記録を積み重ね、学びにつなげていきたいと思います。