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【月次報告】配当と小さな積み重ねの12月|2025年12月の収支まとめ

白背景に黒いクリップのイラストが添えられた、収支報告書の表紙デザイン。日本語と英語でタイトルが配置され、2025年12月の収支報告であることが示されている。

兼業投資家が小金持ちを目指すための2025年12月の収支報告

2025年の年内最終取引日となった12月30日は、日米ともに年末特有の薄商いの中で主要指数が下落して取引を終えました。本記事では、米国市場と日本市場の動きを整理しつつ、年末相場の特徴や投資家心理を振り返ります。あわせて、実際のトレード内容や12月・2025年通年の収支を交えながら、来年に向けた視点もまとめています。

2025年12月30日の市況|年末最終取引日の日本株と米国株の動向まとめ

主要指数(12月30日時点)

日経平均:50,339.48(-187.44)
TOPIX:3,108.97(-17.55)
NYダウ:48,461.93(-249.04)
NASDAQ:23,474.35(-118.75)
S&P500:6,905.74(-24.20)

米国市場(12月29日)

29日の米国市場は、年末休暇を控えた参加者の減少により取引量が抑えられる中、主要3指数がそろって下落しました。NYダウは前営業日比249.04ドル安の48,461.93ドルで取引を終え、S&P500種指数も24.20ポイント安の6,905.74ポイントと軟調な推移となりました。NASDAQ総合指数も118.75ポイント下落し、23,474.35ポイントで引けています。

とくにNASDAQでは、これまで相場を牽引してきたハイテク株を中心に利益確定売りが目立ちました。半導体やAI関連銘柄の一角が売られたことで、指数全体の重しとなり、市場心理はやや慎重さを増しました。また、金や銀といった貴金属価格が先週までの上昇から反落したことも、リスク回避的な流れを後押ししました。

一方で、原油価格の上昇を背景にエネルギー関連株は底堅く推移しており、セクター間で明暗が分かれる展開となりました。全体としては、年末特有のポジション調整が中心で、ボラティリティは限定的ながらも、2025年の株高トレンドが一服した印象を残す一日だったと言えます。

市場参加者の関心は、すでに2026年のFRBの金融政策や企業業績の行方へと移りつつあり、この時期の値動きは来年相場を考える上での下地となる動きとして注目されます。

米国市場全体のまとめ

  1. NYダウは48,461.93ドルで前日比249.04ドル安となった。
  2. S&P500は6,905.74ポイントで24.20ポイント下落。
  3. NASDAQは23,474.35ポイントとハイテク株主導で軟調。
  4. 利益確定売りと貴金属価格の調整が下落要因。
  5. 年末の薄商いの中、来年を見据えたポジション整理が進んだ。

日本市場(12月30日)

30日の日本市場は、年内最終売買日となる中で取引が行われました。前日の米国市場が下落していた流れを受け、日経平均株価は朝方から売りが先行しました。終値では前日比187円44銭安の50,339円48銭となり、下落しながらも5万円台を維持して大納会を終えています。

取引時間中には、日経平均が一時300円を超える下げ幅を記録する場面もありましたが、押し目を拾う動きも入り、後場には下げ渋る展開となりました。年末で市場参加者が限られる中、売買代金は低調で、全体としては方向感に欠ける値動きでした。

TOPIXも前日比17.55ポイント安の3,408.97ポイントと反落しました。主力株の一角や非鉄金属関連などで売りが見られた一方、指数全体を大きく崩すような動きには至らず、持ち高調整が中心の相場だったと言えます。

大納会特有の落ち着いた取引環境の中でも、日経平均が年末終値で5万円台を維持したことは、2025年を通じた日本株の底堅さを象徴する結果となりました。投資家の視線は、すでに2026年の企業業績や国内外の政策動向へと向かっています。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均は50,339円48銭で前日比187円44銭安。
  2. TOPIXは3,408.97ポイントで反落。
  3. 年内最終売買日らしく薄商いの展開。
  4. 一部セクターで売りが目立つも下値は限定的。
  5. 日経平均は年末終値で5万円台を維持。

トレード銘柄|年末はS株中心の静かな売買

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

今日は楽天証券での取引はありませんでした。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 4204 積水化学工業 +1株(合計11株)
  • 7013 IHI +1株(合計25株)
  • 8136 サンリオ +1株(合計10株)
  • 9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス +1株(合計5株)

売却銘柄

  • なし

11月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|4月の暴落以降は綺麗な上昇で終えた一年

前日の米国市場の下落を受け、日本市場は軟調なスタートとなりましたが、大きく崩れることなく2025年の相場は終了しました。4月の大きな調整局面を経て、その後はポートフォリオ全体が右肩上がりで推移し、結果として充実した一年だったと感じています。

年末はS株中心の取引となりましたが、サンリオのように一定の価格帯で推移している銘柄については、引き続きタイミングを見ながら買い増しを検討していく方針です。2026年は米国市場と日本市場の取引開始日のタイムラグも意識しつつ、引き続き無理のないペースで資産形成を進めていきたいところです。

2025年12月のまとめ

楽天証券

デイトレードを中心に無理のない範囲で取引を行い、月間では13,250円のプラスとなりました。大きく狙いに行く場面は少なかったものの、値動きのある局面を選んで利益を積み重ねることができ、年末の相場環境を考えると堅実な内容だったと言えます。NISA口座については今月も新規の買い付けは行っていませんが、現在NTTのみの保有となっているため、今後は分散を意識した銘柄選定を進めていく予定です。

また、毎月分配型のGXNDXカバコについては、継続的な買い増しを行ってきた結果、分配金が着実に増加しています。派手さはないものの、積み重ねの効果を実感できる内容で、今後も同様のスタンスで運用を継続していきたいと考えています。

クリックで分配金の詳細を表示
コード銘柄名金額
2865GXNDXカバコ797円

SBI証券

SBI証券では、含み損銘柄を中心に買い増しを進め、取得単価を引き下げることでポートフォリオの安定化を図りました。INPEXの単元化や、ヤマハ発動機の株主優待要件変更への対応もあり、年間配当金は前月から9,720円増加となりました。

今月の買い増し結果として年間配当金は153,179円(前月比+9,720円)、利回りは4.54%(前月比-0.09%)となりました。

クリックで配当金の詳細を表示
コード銘柄名金額
8058三菱商事1,140円
8053住友商事558円
7327第四北越フィナンシャルグループ323円
6301コマツ758円
5406神戸製鋼所3,188円
4204積水化学工業192円
8316三井住友FG871円
8309三井住友トラスト255円
4208UBE483円
1852淺沼組1,302円
1812鹿島179円
8725MS & AD865円
9434ソフトバンク344円
8593三菱HCキャピタル3,507円
8411みずほFG232円
8306三菱UFJ2,789円
5020ENEOS1,355円
1719安藤・間1,594円
9433KDDI192円
1808長谷工コーポレーション144円
8354ふくおかFG271円

2025年12月第5週の実現損益

2025年の12月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(12月29日~12月30日):0円
12月の合計収支:+13,250円

SBI証券
スイングの合計収支(12月29日~12月30日):0円
12月の合計収支:+5,988円

配当・分配金(楽天+SBI):+37,851円

トータル収支:+57,079円
12月第4週 |  12月第3週 |  12月第2週 |  12月第1週

2025年の合計収支報告
楽天証券での合計収支(1月~11月):-20,710円
SBI証券での合計収支(同期間):+104,819円
配当・分配金(楽天+SBI):+217,591円
トータル収支:+301,700円
11月の収支報告10月の収支報告9月の収支報告8月の収支報告7月の収支報告6月の収支報告5月の収支報告4月の収支報告3月の収支報告2月の収支報告1月の収支報告2024年の収支報告

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