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【収支報告】米国株は最高値、日本株は調整ムード|7月1日のデイトレ結果

【収支報告】米国株は最高値、日本株は調整ムード|7月1日のデイトレ結果

2025年7月1日のデイトレード結果と株式市場の動向をブログで振り返ります。米国市場ではトランプ氏の利下げ圧力が鮮明となり、S&P500は過去最高値を更新。一方、日本市場は円高や貿易リスクを背景に日経平均が反落しました。今回のデイトレードではデータセクションで収支を確保しつつも、相場環境によるメンタル面での課題も浮き彫りに。この記事では、その日の売買銘柄、収支、反省点まで詳しく解説していきます。

2025年7月1日|米国株は過去最高、日本株は円高と貿易圧力で反落

主要指数(7月1日時点)

日経平均:39,986.33(-501.06)
TOPIX:2,832.07(-20.77)
NYダウ:43,094.77(+275.50)
NASDAQ:20,369.73(+96.27)
S&P500:6,204.95(+31.88)

米国市場(6月30日)

米国市場はこの日、株・債券・為替がそれぞれ自己主張しつつも、全体では「リスクオン」の色が濃い展開となりました。S&P500はテクノロジー株を中心に過去最高値を更新。ダウ平均とNASDAQも揃って堅調に推移しました。

一方、債券市場では10年米国債利回りが4.24%を割り込むなど金利低下の動きが続き、ドルは主要通貨に対して約6カ月連続で下落。円もその流れに乗って144円台まで円高が進みました。

背景にあるのは「利下げ観測」と「トランプ大統領のFRBへの圧力」です。6月30日、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」や記者会見でパウエル議長を痛烈に批判。「金利は1%以下にすべき」「利下げしないのは恥ずべきだ」と公然と迫りました。ホワイトハウスも、トランプ氏が各国金利表をFRBに送り付け、利下げを強く要請したことを認めています。

この発言が市場心理に火をつけ、ポルトガル・シントラで開催された中央銀行フォーラムでは「トランプ圧力がドル安の主因」との指摘も。ドルはほぼ4年ぶりの安値水準まで売られる展開となりました。

ただ、FRB内部の見解は一枚岩ではありません。アトランタ連銀のボスティック総裁は年内1回の利下げを想定し、2026年には3回の追加利下げを見込むと発言。一方で他のFOMCメンバーは「まずは夏の関税影響や物価データを慎重に見極める」として依然として慎重姿勢を崩していません。

6月30日の相場は「企業業績の堅調さ」「貿易環境の改善」「利下げ期待」という3つの材料が重なった上昇。ただし、背景にあるのは「トランプ氏の圧力による政策期待先行」という側面も否めません。FRBは独立性を守る姿勢を明確にしており、今後も秋以降の利下げ時期や、トランプ氏の次期FRB人事の影響が大きな注目点となりそうです。

日本市場(7月1日)

日本市場は、米国株の好調さに背中を押され、アジア全体としては強含む場面もありましたが、最終的にはマイナス圏で引けました。日経平均株価は前日比501円安の39,986.33円となり、節目の4万円台を再び割り込みました。

朝方発表された日銀短観では、大企業製造業の業況判断DIが+13と市場予想を上回り、景況感は改善傾向を示しました。しかし、ドル円が一時144円台まで進む円高が輸出企業の業績懸念を強め、株価の重しとなりました。

セクター別では電力や電機、金融株の一部に買いが入ったものの、全体としては売り圧力が優勢。特に東京電力や日本取引所グループなどの個別銘柄は底堅い動きを見せましたが、日経平均は5日続伸後の反落という形に。加えて、トランプ政権による日本車への関税引き上げの可能性も市場心理を冷やし、輸出関連株に売りが出ました。

総じて、円高進行と貿易リスクが日本市場全体のムードを悪化させた一日でした。

デイトレード銘柄|データセクションをスイング持越しで利益確保

楽天証券

  • 3905 データセクション
    株  価: 1,722.0 → 1,739.0
    約定時間: 6月27日 → 7月1日 09:05:50
    収  支: +1,700円
    根  拠: データセンター需要を材料にエントリーしたものの、当初は想定通りに上昇せず、そのままスイング持越しに。相場を見ながら上昇タイミングを狙い、7月1日に売却しました。短期売買としては利益確保できたものの、途中の値動きは上下が激しく、メンタル面ではやや疲れる展開でした。

また、同日に荏原製作所も新規購入。ただしこちらはまだ保有中で、データセクションに比べると比較的安定した値動きの印象があり、メンタル的には安心感があります。

SBI証券

買い増し銘柄

  • 2163 アルトナー +1株(合計21株)
  • 5406 神戸製鋼所 +1株(合計98株)

売却銘柄

  • なし

今回は高配当銘柄の買い増しが中心で、特にアルトナーと神戸製鋼所をコツコツと積み増しました。

反省点|データセクションのボラに振り回されたメンタル面

データセクションについては、データセンター需要という材料でエントリーしたものの、結果的には下落局面が続き、メンタル的にしんどい場面も多かったです。寄り付き後すぐに高値をつけた「寄り天」展開も多く、早めの利確判断が功を奏した形ですが、その後も株価が一時上昇した後、大きく崩れる動きも見られました。

一方で、荏原製作所は上昇トレンド継続中で、こちらは比較的安心して持てています。最近は「値動きが激しい銘柄は短期」「安定株はじっくり」という自分なりの売買ルールが少しずつできつつある感触です。今後も無理なホールドは避けつつ、冷静な判断を心がけたいところです。

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