市場動向とCPI発表前の懸念
本日はノートレードとなりましたが、市場全体の動向を振り返ります。日経平均は続落し、昨夜の米国市場も軟調な展開となりました。注目されているのは、今夜発表予定の消費者物価指数(CPI)です。これが予想を上回れば、さらなる下落が懸念されています。
特に、Bloombergの記事で取り上げられた「ダイモン氏が言うS&P500種20%下落、確率は50%超か」という警告は市場に不安をもたらしています。ダイモン氏は借り入れコストの上昇が経済に与える影響を強調しており、投資家は慎重な判断を求められる状況です。
IPO株の保有銘柄とその特徴
現在保有するIPO銘柄
現在保有しているIPO銘柄は以下の3つです。
- BASE(2019年上場)
- KAIZENPLATFORM(2020年上場)
- グラッドキューブ(2022年上場)
いずれも上場直後は期待感で株価が上昇しましたが、その後は右肩下がりの展開が続き、公募価格を割る状態となっています。一時的な急騰は見られるものの、安値圏での推移が目立ちます。チャートを描いており、公募価格を割る展開が続いています。一時的な急騰も見られるものの、全体的には安値圏で推移しています。
BASEやKAIZENPLATFORMの株価推移と課題
BASEの現状と課題
BASEは上場以降、以下の理由でリスクが高い銘柄とされています。
- 経常益、最終益、1株益がすべてマイナス
- 上昇材料が乏しく、短期的な回復が難しい
業績の改善が見られない限り、株価の継続的な上昇は厳しいと判断されます。
KAIZENPLATFORMの可能性
KAIZENPLATFORMはわずかではありますが、経常益が黒字転換しており、将来の成長性が期待されています。ただし、現在の株価水準からさらなる上昇を目指すには、事業の拡大や収益性の向上が鍵となります。
グラッドキューブの成長性と投資判断
グラッドキューブは3銘柄の中で最も成長性が評価されています。経常益、最終益、1株益がいずれもプラスで、年々業績を伸ばしている点が魅力です。特に、決算発表ごとにポジティブな材料が出る可能性が高く、引き続き保有を検討する価値があります。
今後の戦略:損切りと再エントリーの基準
今後の戦略として、損切りの優先順位を以下の通り設定しています。
- BASE
- KAIZENPLATFORM
- グラッドキューブ
11月の決算発表を待ち、業績に基づいて判断を行います。また、必要に応じて再エントリーのタイミングを慎重に見極める方針です。特に、現在の金利上昇局面では、IPO銘柄は割高と見なされやすいため、保有リスクの管理が重要です。タイミングを見極めることが重要です。特に、現在の金利上昇局面では、株価が割高と見なされやすいIPO銘柄への投資判断が厳しくなる可能性があります。