本日のデイトレードブログでは、6月27日の日本株式市場と米国市場の動向、そして自身のデイトレード収支を振り返ります。日経平均は40,000円台を回復し、市場心理が大きく改善。ルネサスエレクトロニクスやタイミーなど注目銘柄のトレード結果と、その背景にある株式市場の動きを詳しくまとめました。収支面ではプラス着地でしたが、データセクションでの持ち越し判断には反省点も。今回の経験を次回以降のトレードにどう活かすか、ブログ内でしっかり分析しています。
2025年6月27日の市況|日経平均が大台回復!米国市場も最高値圏で好調
主要指数(6月27日時点)
日経平均:40,150.79(+566.21)
TOPIX:2,840.54(+35.85)
NYダウ:43,386.84(+404.41)
NASDAQ:20,167.91(+194.36)
S&P500:6,141.02(+48.86)
米国市場(6月26日)
6月26日の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇する展開となりました。S&P500は前日比+0.8%の6,141.02ポイントと、あとわずかで過去最高値(6,144.15)に届くところまで迫るなど、強気ムードが広がっています。ダウ平均は+0.9%の43,386.84ドル、NASDAQも+1%の20,167.91ポイントと、幅広い銘柄が買われる展開でした。さらに中小型株指数のラッセル2000も+1.7%と絶好調。
好調の要因は、まず半導体株の上昇。AI需要への期待が再燃し、テクノロジー株が相場全体をグイグイ押し上げました。また、マコーミックなど主力企業の好決算も投資家心理を後押し。さらに、米ドルが3年ぶり安値圏に沈んだことで、ドル安による株高効果もプラスに作用しました。
金利面でも追い風です。米国債利回りが低下し、特に短期債市場では「利下げ期待」が強まる展開に。背景には「トランプ大統領がFRB議長の後任を早期指名か?」との報道があり、市場は一気に利下げモードへ傾いています。
日本市場(6月27日)
日本市場も負けてはいません!6月27日の日経平均は前日比+566円21銭(+1.43%)高の40,150円79銭と、ついに約半年ぶりに40,000円台を回復。投資家にとっては気分のいい「大台突破」となりました。
その背景には、米中間で「関税休戦」の合意があったことが大きく影響。リスクオンムードが市場全体に広がりました。TOPIXも取引中に年初来高値を更新し、終値は2,840.54ポイント(+1.28%)としっかり。
銘柄別では、トヨタやホンダなどの輸送用機器株、そして生成AI関連を中心に半導体株が幅広く買われました。特に目立ったのが外国人投資家による現物株の買い。これでなんと12週連続の買い越し!ドル円相場も144円台で落ち着き、急激な円高懸念はひとまず後退。円安固定観測から「もっと上がるんじゃ?」という期待も再燃中です。
さらに、国内長期金利の上昇を背景に債券市場では売りが優勢に。このあたりも、株式市場の資金流入要因としてプラス材料となりました。
デイトレード銘柄|ルネサスは押し目狙い、データセクは持ち越し判断
楽天証券
- 6723 ルネサスエレクトロニクス
株 価: 1,779.0 → 1,784.0
約定時間: 09:09:38 → 09:10:08
収 支: +500円
根 拠: 売買代金ランキングで上位に入り注目銘柄に。前日の報道で、同社が中期経営目標の達成時期を5年後に先送りすると発表。これを受けて株価が大きく下落していたことから、短期的なリバウンド狙いでエントリーしました。 - 215A タイミー
株 価: 1,908.0 → 1,912.1
約定時間: 09:31:51 → 09:10:08
収 支: +410円
根 拠: 売買代金ランキングでの動意づきを確認。前日からの強い売買エネルギーが継続しており、寄り付き直後の勢いに乗って短期勝負でエントリーしました。 - 3905 データセクション
株 価: 1,722.0
根 拠: 売買代金ランキングで目立つ存在感があり、出来高の増加も確認できたためエントリー。しかし、約定後すぐに上昇の勢いが鈍化し、むしろ下落方向へ。短期的な反発期待が薄れたことから、この日は一旦持ち越しとしました。

SBI証券
本日は売買なしとなりました。
反省点|データセクションは早期の見極めが課題に
データセクションについては、エントリー直後に勢いが止まったにも関わらず、早めの撤退判断ができなかった点が反省材料です。「急騰後の出来高減少」という典型的な注意シグナルが出ていたにもかかわらず見逃してしまい、持ち越し判断に。
今後は、特に日中足のトレンド変化をもっと敏感に察知できるよう心掛けたいところです。また、全体的に利益確定までの保有時間が短かった点も課題。勝ち急ぎを避け、もう少し「伸ばせる場面はどこだったか?」という視点で振り返り、次のトレードに活かしていきたいと思います。