6月19日は、FOMCの内容を受けた米国市場の余波と、地政学リスクがじわっと効いてきた一日でした。パウエル議長の発言にマーケットが神経質になる中、日本市場も円高や原油高の影響をモロに受けて、やや厳しめの展開に。そんな中でも、コツコツとデイトレを重ねてプラスで終われたのは収穫。FOMCや市況の動きと合わせて、当日のトレード収支や気づきも振り返っていきます!
2025年6月19日の市況|米国市場と日本市場の動きとFOMC後の揺らぎ
主要指数(6月19日時点)
日経平均:38,488.34(-396.81)
TOPIX:2,792.08(-16.27)
NYダウ:42,171.66(-44.14)
NASDAQ:19,546.27(+25.18)
S&P500:5,980.87(-1.85)
米国市場(6月18日)
6月17〜18日のFOMCでは、政策金利の据え置き(4.25〜4.50%)が決定された一方、年内に2回の利下げを想定するスタンスが表明されました。利下げ期待はまだ消えてないけど、パウエル議長は「関税でインフレ圧力出てくるかも」とチラ見せ牽制。予測では来年の成長率が1.4%に下方修正される一方、コアPCEインフレ率は3%前後と、まだまだ高止まりの見通し。
ダウは様子見で小幅マイナスでしたが、ナスダックはちゃっかりプラス。FOMC後の“あれこれ言うけど結局どうなんだ”的な不安定感の中、マーケットも揺れ動いてました。
日本市場(6月19日)
この日の東京市場は、外部環境に振り回される展開に。中東リスクの高まりや原油高で投資家はリスクオフに傾き、安全資産の円・金・債券に資金がシフト。その影響で円高が進行し、輸出関連株には逆風が直撃しました。
さらに、コスト増を嫌気して素材・運輸系もやや弱め。企業業績への懸念がちらつく中で、日銀は6月17日に金利据え置きを決定。そのうえで、国債の買い入れ方針をちょっと慎重に見直す姿勢を出してきました。テーパリングの緩和とも取れる内容で、市場としては「とりあえず安心」と受け止めた様子。
とはいえ、関税や原油、金融政策の行方と、外部要因はどれも気になるものばかり。東京市場もいったんは穏やかな調整でしたが、まだまだ油断は禁物です。
デイトレード銘柄|売買代金上位から4銘柄でコツコツプラス収支
楽天証券
- 4385 メルカリ
株 価: 2,829.5 → 2,842.5
約定時間: 09:24:52 → 09:36:24
収 支: +1,300円
根 拠: 売買代金ランキング上位から選定。数日間の上昇トレンドにも乗れていたのでエントリー。 - 6526 ソシオネクスト
株 価: 2,650.5 → 2,652.5
約定時間: 09:49:20 → 09:50:14
収 支: +200円
根 拠: 日経が下げる中でも上昇を維持していたので注目。勢いが続くか?と見て入ったけど、ちょっと早すぎた感あり。 - 6723 ルネサスエレクトロニクス
株 価: 1,930.5 → 1,939.5
約定時間: 10:05:27 → 10:40:21
収 支: +900円
根 拠: こちらも売買代金上位。全体地合いに関係なく強めだったので、チャンスと見てエントリー。 - 3791 IGポート
株 価: 2,452.0 → 2,458.0
約定時間: 13:53:49 → 13:58:33
収 支: +600円
根 拠: 初めての銘柄でちょいビビりモード。早め利確で堅実にプラス確保。

SBI証券
6月19日の買い増し銘柄
- 2914 日本たばこ産業 +1株(合計54株)
- 5105 TOYO TIRE +1株(合計25株)
- 5406 神戸製鋼所 +1株(合計94株)
- 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計94株)
売却銘柄
- なし
高配当投資は、じっくりコトコト系で。業績も配当もしっかりした銘柄を、小口でちまちま買い増していくスタイル。今回もその一環で4銘柄を追加。平均取得単価を下げつつ、配当利回りを地味に強化してます。
反省点
ソシオネクストは、エントリー前に板が厚めで様子を見ていたけど、「これはいける」と思った瞬間に板が薄くなってしまい・・・なかなか上昇もしにくい印象となったため、早めに利確して逃げ切りました。結果としてはOKだけど、エントリーの見極めが甘かったかなと反省。
板の厚みや変化は、エントリー後の動きにも直結するので、今後はもう少し神経とアンテナを研ぎ澄ませて対応したいところです!