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【収支報告】名村造船所の判断に迷いも|6月20日のデイトレ結果

2025年6月20日のデイトレ結果と市況まとめ

6月20日のデイトレードは、米国市場が休場となるなかでの静かな相場展開となりました。それでも日本市場ではCPI(消費者物価指数)の発表や円高の進行が注目され、個別株への影響が見られました。半導体株がリスクオンムードをけん引する一方、地政学的リスクもくすぶる中での慎重な売買が求められる1日。今回のブログでは、そんな一日の収支報告を通して、戦略の振り返りと改善点も整理していきます。

2025年6月20日の市況|米休場で様子見ムード、日本はインフレ指標と為替が焦点に

主要指数(6月20日時点)

日経平均:38,403.24(-85.11)
TOPIX:2,771.26(-20.82)
NYダウ:42,171.66(-44.14)
NASDAQ:19,546.27(+25.18)
S&P500:5,980.87(-1.85)

※6月19日の米国市場は休場でした。

米国市場(6月19日)

この日は米国が祝日のため、株式市場はお休み。つまり、ウォール街は静寂そのもの……と言いたいところですが、先物市場ではやや軟調な動きが出ていました。市場参加者は資源価格や中東の地政学リスクに神経を尖らせており、原油価格は一時的に上昇する場面も。とはいえ、トレンドが大きく変わるようなインパクトはなく、投資家の姿勢は終始慎重でした。

金に関しては少し元気がない様子。米国経済指標が底堅さを見せたことで「FRBの利下げ、ちょっと先になるんじゃ…?」という思惑が広がり、ドル高が進行。結果として、金の魅力がやや後退し、利回りを求める動きが優勢となりました。

なお、世界情勢が再び市場を揺らすリスクもあるため、投資家としては引き続き警戒モード。今後の展開次第で調整色が強まる可能性もありますが、この日はあくまで“静かな祝日”といった印象でした。

日本市場(6月20日)

東京市場は、米国が寝ている間に主役の座を任されたような一日でした。材料不足の中で注目を集めたのは、発表された5月の全国消費者物価指数(CPI)。生鮮食品を除いた「コアCPI」は前年同月比+3.7%と、やや予想を上回る結果に。これを受けて、「日銀、何か動くかも?」という思惑が市場に広がりました。

さらに、為替相場ではドル円が145円台前半へと円高方向に動き、輸出株に少し逆風が。ただし、売り一辺倒にはならず、全体的にはレンジ内でのもみ合い。日経平均は38,500円前後で足踏み状態が続いており、「次の一手は海外勢の戻り待ち」といった雰囲気でした。

デイトレード銘柄|半導体株と造船関連に注目集中

楽天証券

  • 285A キオクシアホールディングス
    株  価: 2,202.0 → 2,218.0
    約定時間: 09:22:00 → 09:26:38
    収  支: +1,600円
    根  拠: 売買代金ランキング上位に浮上。半導体株全体がリスクオン要素となり、素直にエントリー。
  • 6526 ソシオネクスト
    株  価: 2,783.5 → 2,789.0
    約定時間: 09:41:41 → 09:42:00
    収  支: +550円
    根  拠: こちらも売買代金ランキング上位。キオクシアとセットで見る流れで、短時間の小幅利確。
  • 7014 名村造船所
    株  価: 2,727.0 → 2,737.0
    約定時間: 09:55:22 → 09:58:18
    収  支: +1,000円
    根  拠:  「国立造船所建設検討」の報道で一時急騰。エントリー時は下げ基調だったため、深追いせず確実に利確。

SBI証券

6月20日の買い増し銘柄

  • 5406 神戸製鋼所 +1株(合計95株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計95株)

売却銘柄

  • なし

高配当銘柄はコツコツと積み増し中。取得単価の引き下げと配当収入の安定化を目指す、地に足の着いた戦略を継続しています。

反省点|地政学リスクと判断の“迷い”がもたらす機会損失

  1. 地政学リスクの見極め
     中東関連のニュースが相場に影響する場面も見られたが、明確な方向感を掴みにくく、トレンドが読みにくい状況だった。今後は“何があればポジションを取るか”という判断軸を明確に持ち、リスクを前提としたトレード設計が必要。
  2. 名村造船所での判断の迷い
     「国立造船所建設検討」の報道で名村造船所が急騰していた場面、勢いには気づいていたものの、「本当に今乗っていいのか」と判断に迷いがあり、見送ってしまった。その結果、エントリーは一段落ちた下落基調の局面となり、取れた利幅は限定的に。素直に初動に乗っていればより大きな利益が狙えたはずで、今後は“チャンスに対する反射神経”をもう少し信じる勇気も必要。
  3. スクリーニング根拠の強化
     売買代金ランキングは有効な参考指標ではあるが、なぜその銘柄が上位に来ているのかという「裏付け」の分析が浅いと、短期的な値動きの再現性をつかみにくい。材料の鮮度や業績との連動性を加味することで、より信頼性の高いトレードが可能になると感じた。

2025年6月第3週の実現損益

2025年の6月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(6月16日~6月20日):+11,800円
6月の累計収支:+26,980円

SBI証券
スイングの合計収支(6月16日~6月20日):0円
6月の累計収支:0円

配当・分配金(楽天+SBI):0円

トータル収支:+26,980円
6月1週6月2週

2025年の各月の収支報告
楽天証券での合計収支(1月~5月):-92,290円
SBI証券での合計収支(同期間):+32,537円
配当・分配金(楽天+SBI):+30,364円
トータル収支:-29,389円
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