2025年2月4日は、米国の関税延期というサプライズニュースが株式市場に大きな影響を与えました。本記事では、デイトレードの収支報告と共に、市場の動きや銘柄選定の背景、そして反省点までを詳しく振り返ります。デイトレード初心者の方にもわかりやすく解説していますので、ぜひブログとして日々のトレード記録の参考にしてください。
2025年2月4日の市況｜米国の関税政策が市場に与えた影響
本日2月4日の東京株式市場は、米国の関税政策に大きく揺さぶられました。当初、アメリカはカナダ・メキシコに対して25%の関税を発動する予定でしたが、両国が迅速に対応策を打ち出したことで、関税の実施が30日間延期されることとなりました。
カナダは13億カナダドルを投じた国境警備計画とフェンタニル対策責任者の任命を発表。メキシコも国境に1万人の兵士を派遣し、麻薬や不法移民の流入阻止に取り組む方針を示しました。これらの姿勢に対し、トランプ大統領は関税発動を1ヶ月間見送ると決定。これは「強硬姿勢をちらつかせつつ譲歩を引き出す」という米国の戦略の一環と見られます。
この報道を受けて、東京市場では買い戻しが入り、日経平均株価は前日の下落から反発。一時は39,192円51銭まで上昇しましたが、午後にかけて伸び悩み、終値は前日比＋278円28銭の38,798円37銭でした。
デイトレード銘柄｜本日の取引結果
- 7267 本田技研工業
- 株価：1,402.0 → 1,404.0
- 収支：+250円
- 根拠：米国関税延期の報道を受け、自動車セクターに買いが集中しました。
- 7203 トヨタ自動車
- 株価：2,902.0 → 2,904.0
- 収支：+200円
- 根拠：ホンダと同様に、業界全体の安心感から上昇傾向を見せました。
- 5253 カバー
- 株価：2,831.0 → 2,793.0
- 収支：-3,800円
- 根拠：エントリー直後に下落し損切り。結果的にその後反発しましたが、動きが読みづらい一日でした。
- 6315 TOWA
- 株価：2,052.0 → 2,063.9
- 収支：+1,190円
- 根拠：目立った材料はないものの、堅調なチャートに乗って利確成功。
- 7011 三菱重工業
- 株価：2,295.0 → 2,297.0
- 収支：+200円
- 根拠：決算期待で上昇する局面にエントリー。発表では今期最終利益を4%上方修正し最高益予想となったが、市場の期待には届かず発表後は下落。
- 6526 ソシオネクスト
- 株価：2,152.0 → 2,160.0
- 収支：+800円
- 根拠：特段のニュースはなし。日中の安定した値動きに注目して参戦。
- 6723 ルネサスエレクトロニクス
- 株価：2,056.0（持ち越し）
- 根拠：エントリー後に大きな動きが見られず、持ち越す判断を選択しました。
反省点｜エントリータイミングと情報収集の重要性
本日の取引を振り返り、以下の反省点が挙げられます。
- トレードの振り返りと記録の徹底
損益が分かれた今日の取引では、特にカバーのように“損切り直後に反発するパターン”に対応するため、損切りルールの再考が必要だと感じました。感情に左右されず、事前の戦略と記録の蓄積をもとに判断力を磨いていくことが求められます。 - 銘柄選定の見直し
市場全体が上昇していたにもかかわらず、選定銘柄によっては思うような値動きが見られませんでした。今後は、チャートや短期的な値動きだけでなく、「出来高」や「市場テーマ」といった視点も加味して、より精度の高い銘柄選びを行っていきます。 - リスク管理の徹底
ルネサスのように持ち越した銘柄は、翌日のニュースやイベントリスクにさらされるため、事前にしっかりと情報をチェックする必要があります。特に決算や重要指標の発表が迫る局面では、慎重な判断が求められます。
今後も日々のデイトレードの記録をブログでまとめながら、収支管理とスキル向上を目指します。マーケットの変化に柔軟に対応できるよう、日々の「気づき」と「反省」を大切にしていきます！
