日銀の金利政策変更が相場に影響
昨日、日銀の黒田総裁が発表した金利政策変更が、株式市場に大きな影響を与えました。具体的には、長期金利の変動幅を±0.25%から±0.5%に引き上げる実質的な利上げを決定し、その後、長期金利は一時0.460%まで上昇しました。
この発表を受けて、日経平均も今日(2022年12月21日)は、前日比-180.31円の26,387.72円となり、金利の上昇を受けた調整の影響を色濃く受けている様子が伺えます。
金利幅の変更により、今日は銀行業が上昇率トップとなり、次いで海運業が追随しています。特に、金利差が縮小した影響で、ドル円は131円台後半で推移し、円高方向に進んでいます。この円高が原材料の価格にどう影響するかも今後の注目ポイントとなるでしょう。
インフレ率が収まることを祈るばかりですが、今後の市場動向に注視する必要があります。
デイトレ銘柄
楽天証券・SBI証券(単元未満株)
本日は、楽天証券、SBI証券(単元未満株)ともにノートレードです。銀行業、特に三井住友の株は、金利政策変更後に急騰しており、今後の動きが不透明なため、買いを見送りました。現在、高値掴みを避けるために慎重に待機しています。
12月配当銘柄のブリヂストンについて
12月配当銘柄の一つであるブリヂストンについても触れておきます。直近の3カ月のチャートを見ると、ブリヂストンは下落傾向にあり、特に9月30日が安値となっています。
RSI(相対力指数)が20を下回っており、株価が直近の安値に接近しているため、買い時を悩んでいる状態です。ブリヂストンは配当利回りが高く、権利付き最終日の28日まで時間はありますが、そろそろ仕込んでおくべきかどうか迷っています。
こちらの情報は、参考として「株の買い時を考えるチャンネル」さんの動画を見て書いています。
明日も、金利政策の影響が続くかどうか注視しながら、株式市場を見守りたいと思います。今夜の米市場の動きにも左右されるため、慎重に対応する必要がありそうです。
