2025年1月の株式市場は、米国の堅調な経済指標と日本株の落ち着いた動きが交差する中、デイトレードを中心とした投資活動が続きました。本記事では、収支報告をはじめ、ブログを通じて取り組んできたトレードの工夫や反省点をまとめています。特に、エントリーポイントの精度向上とトレイリング注文の活用に注力した1か月でした。
2025年1月31日の市況|米国市場の堅調な動きと日経平均の推移
米国市場(1月30日)
昨夜の米国株式市場は、個人消費が予想以上に堅調だったことを背景に、主要指数がそろって反発。
- ダウ平均:44,882.13ドル(+168.61ドル)
- S&P500:6,071.17ポイント(+31.86)
- ナスダック総合:19,681.75ポイント(+49.43)
特にS&P500の上昇は、経済の底堅さを好感した投資家の買いが広がった結果です。ただし、トランプ大統領が2月1日からカナダ・メキシコに対し関税を発動する意向を示したことで、終盤はややリスクオフムードに。上下に揺れる相場に振り回された方も多かったかもしれません。
日本市場(1月31日)
本日の日経平均株価は前日比+58.52円の39,572.49円で取引を終え、じわりと上昇しました。
特に、非鉄金属や電気機器、金属製品、海運業などが買われる展開となりました。
アジア市場全体の落ち着きに加え、為替も1ドル=148円台後半で安定しており、安心感のある相場環境が後押ししました。
デイトレード銘柄|本日の取引結果
本日注目したデイトレード銘柄とその取引結果は以下の通りです。
- 7011 三菱重工業
- 株価:2,257.5 → 2,258.5
- 収支:+100円
- 6315 TOWA
- 株価:1,968.0 → 1,970.0
- 収支:+200円
- 4204 積水化学
- 株価:2,544.0 → 2,546.5
- 収支:+250円
- 2432 DeNA
- 株価:2,823.5 → 2,825.5
- 収支:+200円
- 5246 ELEMENTS
- 株価:793.0 → 796.0
- 収支:+300円

2025年1月の収支報告|投資活動の振り返りと今後の課題
2024年の反省点を踏まえて
昨年の記事「2024年の年間トレード収支報告と反省点」でも触れましたが、最大の課題は「入るタイミング」でした。チャートや板情報(特に1〜3分足)を見ながら慎重に入るよう意識していましたが、それでも高値圏でのエントリーが目立ち、薄利で終えることが多かったです。やはり、エントリーポイントの精査は永遠の課題ですね。
エントリーの課題と改善策
依然として高値付近で飛びついてしまうクセが抜けきらず、利確の波に飲まれがち。今後は以下の点を重視していきます:
- エントリーポイントをより厳格に選定する
- 伸び切った後に飛びつかない(←大事)
- ブレイクアウト狙いでは出来高もチェック
こうして書き出しておくと、自分への戒めにもなりますね。
エグジット戦略の見直し
グジットでは「トレイリング注文」を試験的に導入し、一定の効果を実感しました。
▼トレイリング注文とは?
あらかじめ設定した幅で株価を追従する逆指値注文です。たとえば、20円幅の設定なら、株価が上がれば逆指値も20円差を保ちながらついていきます。下がったときは止まり、設定値に触れたら自動決済される仕組みです。
この方法で利益を伸ばしやすくなった一方で、以下の点が課題です:
- ボラティリティが低いと機能しづらい
- 幅の設定が甘いと早々に損切りされる
- 指値との併用も視野に入れるべき
状況に応じた柔軟な対応が求められますね。
楽天証券での投資結果
野村マイクロ・サイエンスやGENDAなど、値動きの激しい銘柄が中心でした。エントリーとエグジットのタイミングが難しく、緊張感のある取引が続きました。これらの銘柄については、特性をより深く理解し、リスク管理を徹底していく必要があります。

SBI証券での投資結果
SBI証券では今月、単元未満株の売買はなし。1月上旬は日本株全体が不調だったため一時的に資産が減少しましたが、20日のトランプ大統領就任以降は持ち直しました。ただし、1月末時点では昨年末比でややマイナス。
楽天証券のNISA口座では、NTTを100株買い増し。
その結果、年間配当額と利回りは88,825円(利回り3.71%)となりました。

楽天証券
デイトレの合計収支(1月27日~1月31日):0円
1月の累計収支(1月13日~1月31日):-17,180円
SBI証券
スイングの合計収支(1月27日~1月31日):0円
1月の累計収支(1月7日~1月31日):0円
配当・分配金(楽天+SBI):+18,288円
トータル収支:+1,108円
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2024年の収支報告
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