今日の市況|DeepSeek登場が市場に与えた衝撃とAI関連株の急落
昨夜の米市場では、NYダウが44,713.58(+289.33)と上昇したものの、NASDAQ100は21,127.27(-646.73)、S&P500指数は6,012.28(-88.96)と大きく下落しました。特にハイテク株を中心とした売りが目立ちました。その背景には、中国のスタートアップが開発したAIチャットボット「DeepSeek」の登場が関係しています。
DeepSeekは、わずか600万ドルの開発コストで、OpenAIのChatGPTに匹敵する性能を実現したと報じられています。この技術革新により、NVIDIAの株価は約17%下落し、時価総額で約6000億ドル(約93.8兆円)を失いました。この動きは、AI開発におけるコスト競争の激化と市場シェアの変動を象徴しており、既存のテクノロジー企業に新たな戦略の必要性を突きつける結果となりました。
こうした動きを受けて、本日の日経平均は39,016.87円(-548.93円)と大幅に下落しました。昨年9月以降続くボックス相場の中で、投資家心理は引き続き慎重な状況です。このような市場環境下では、リスク管理と適切なエントリーポイントの選定が重要となります。
デイトレ銘柄|DeNAやGENDAを中心とした本日のデイトレ成果
本日取引したデイトレードの結果は以下の通りです。
- 8801 三井不動産 1,426.5→1,428.5(+200円)
不動産セクター全体が堅調だったためエントリーしましたが、値動きは小幅に留まりました。 - 2432 DeNA 2,805.0→2,811.0(+850円)
- 9166 GENDA 2,837.0→2,841.0(+400円)
- 5246 ELEMENTS 788→789(+100円)
ELEMENTSグループのLiquidが提供するオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」が累計6,000万件を突破したと発表され、好感されていたためエントリー。
本日はNASDAQ市場の下落に伴うリスクオフムードが続きましたが、小幅な利益を積み重ねる形で取引を終えました。
※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。
反省点|タイミングと情報収集で課題を再確認
本日の取引を振り返り、いくつか改善点が見つかりました。
- 情報収集の精度向上
ELEMENTSに関するニュースは数日前から見られていましたが、本日は長い上髭を付けて終えている。早めの情報収集と精度の向上を目指す必要があります。 - エントリーのタイミング
GENDAでは株価調整の波に飲み込まれそうであったが、上昇の波に乗れるようなエントリーポイントの選定や板読みの重要性を再確認。 - 分散投資の限界
セクター分散を意識しましたが、全体的な地合いが悪化する中で利益確保が難しい場面もありました。より柔軟な取引計画の策定が課題です。
本日の反省を活かし、明日以降の取引でも慎重かつ冷静な判断を心掛けます。