2025年1月28日は、AI業界に衝撃を与えた「DeepSeek」の登場により、市場全体が大きく揺れた一日でした。特にAI株の急落が目立ち、デイトレードにも強く影響する展開に。そんな厳しい市況の中でも、慎重な銘柄選定と迅速な判断で小幅ながら収支を積み重ねました。本ブログでは、当日のデイトレード戦略と取引結果を振り返り、今後に活かす反省点も整理しています。
2025年1月28日の市況|DeepSeek登場が市場に与えた衝撃とAI関連株の急落
昨夜の米国市場では、NYダウが44,713.58ドル(+289.33)と上昇しましたが、NASDAQ100は21,127.27(-646.73)、S&P500は6,012.28(-88.96)と大きく下落しました。特にハイテク株を中心に売りが加速し、明暗がはっきり分かれる展開となりました。
その要因の一つが、中国のスタートアップが発表したAIチャットボット「DeepSeek」です。わずか600万ドルという低コストで開発されたこのモデルが、ChatGPTに匹敵する性能を持つと報じられ、市場に衝撃を与えました。
その影響を最も受けたのがAI株の代表格・NVIDIA。株価は約17%も急落し、時価総額でおよそ6000億ドル(約93.8兆円)を一気に失う結果に。これは、AI開発のコスト競争と技術進歩のスピードが、既存の大手企業にとっても無視できないリスクであることを浮き彫りにしました。
こうした流れを受けて、日本市場もリスクオフモードに。日経平均は39,016.87円(-548.93円)と大きく下落し、昨年9月以降続く“ボックス相場”の中で、投資家の慎重姿勢が一段と強まりました。今後の取引では、しっかりとリスク管理を行いながら、エントリーポイントを見極めていくことが重要です。
デイトレード銘柄|DeNAやGENDAを中心とした本日のデイトレ成果
本日のデイトレード結果を以下にまとめました。NASDAQの急落で地合いが悪化する中でも、小幅ながらコツコツと収支を積み重ねた1日でした。
- 8801 三井不動産
- 株価:1,426.5 → 1,428.5
- 収支:+200円
- 根拠:不動産セクターが全体的に堅調だったためエントリー。ただし値動きは限定的で、小幅な利確に留まりました。
- 2432 DeNA
- 株価:2,805.0 → 2,811.0
- 収支:+850円
- 9166 GENDA
- 株価:2,837.0 → 2,841.0
- 収支:+400円
- 5246 ELEMENTS
- 株価:788 → 789
- 収支:+100円
- 根拠:グループ会社Liquidの「LIQUID eKYC」サービスが累計6,000万件突破との発表があり、材料として好感されたためエントリー。
本日は全体的なリスク回避の流れの中でも、タイミングを見極めながら少額でもしっかりと利益を出す戦い方ができたといえます。

反省点|タイミングと情報収集で課題を再確認
本日の振り返りでは、今後の改善に向けたいくつかの課題が見えてきました。
- 情報収集の精度向上
ELEMENTSに関するポジティブなニュースは数日前から出ていましたが、上髭の長さを見ると、本日がエントリータイミングとしてベストだったかは微妙。早めのアンテナ感度と、情報の精査が引き続き課題です。 - エントリーのタイミング
GENDAでは、押し目なのか調整なのか判断が難しい場面でエントリーしてしまいました。もっと冷静に板の動きや出来高を読み取ることが必要ですね。ここは修行あるのみです。 - 分散投資の限界
本日はセクター分散を意識した取引を行いましたが、地合いが悪い時は「逃げ場なし」になることも。リスクヘッジとしての分散が、必ずしも効果を発揮するとは限らないと実感しました。相場に合わせた柔軟な対応が求められます。
本日の反省をしっかり次に活かし、明日以降も落ち着いて、チャンスを丁寧に拾っていきます。ブログを通じて毎日の振り返りを積み重ねながら、少しずつでもトレード精度を高めていきたいですね。