5月の権利落ち日:日経平均の堅調な動きと銘柄分析
5月の権利付き最終日を経て、本日は権利落ち日でした。この日は配当金相当分の株価下落が一般的ですが、日経平均はそんな影響を跳ね返すかのような強さを見せました。前場こそマイナスで推移したものの、後場には上昇に転じ、市場全体に底堅さが感じられる展開となりました。
業種別ランキングを見ると、鉄鋼や精密機器が上位を占め、特に半導体関連銘柄もランキング上位に入るなど、注目が集まっています。しかし、半導体関連銘柄の多くが高値圏にあるため、ポートフォリオに組み込むには慎重な判断が求められる状況です。
一方、鉄鋼業が上昇率1位となり、注目を集めました。その中でも日本製鉄は高配当利回りを誇る銘柄でありながら、現在は構造改革中で株価の動きも不安定です。このブログでもたびたび話題にしていた日本製鉄ですが、本日は売却を決断しました。
デイトレ銘柄
楽天証券
- 6927 ヘリオステクノHD(587→589)
- 2404 鉄人化計画(430→431)
- 7859 アルメディオ(521→525)
- 3042 セキュアヴェイル(310→311)
前場は日経平均が下落し、通常トレードの多いマザーズ市場でのエントリーは困難でした。そのため、スタンダード市場で上昇銘柄を探しトレードを行いました。後場には日経平均の上昇によりマザーズ市場にも資金が流れ込んだ印象があり、エントリーの機会が増加。しかし、刺さったのはセキュアヴェイルのみでした。
セキュアヴェイルの取引では、値動きが激しい中、早めの利確が奏功。終値を確認すると、冷静な判断が功を奏したと感じています。デイトレでは、欲張らずに短期的な利確を優先する姿勢が重要です。
SBI証券
今日本製鉄の売却とポートフォリオ戦略の再考
SBI証券では、以下の取引を行いました。
- 日本製鉄(売却)
- NTT(買い増し)
日本製鉄の売却理由として、構造改革中で将来的な株価上昇の期待はあるものの、直近の決算発表では減収・減配の見通しが示され、株価が軟調だったことが挙げられます。利回りは5.0%と高配当銘柄に分類されますが、ポートフォリオの組み換えを優先し、利益確定を選択しました。
NTTの買い増しについては、以下のリンクをご参照ください。