2025年1月29日のデイトレードを振り返る中で、「DeepSeekショック」による不安定な相場の中でも冷静に立ち回ることの大切さを痛感しました。本記事では、実際の取引収支をブログ形式で公開しつつ、各銘柄のエントリーポイントや反省点も詳しく解説しています。ショック相場でもチャンスを見出すヒントになれば幸いです。
2025年1月29日の市況|米国市場の反発と日経平均の上昇、悲観せずチャンスを活かす視点
昨夜の米国市場(1月28日)は、27日に発生した「DeepSeekショック」を打ち消すように反発しました。前日の急落に対するリバウンドが入り、主要指数がそろって上昇。これを受けて本日の日経平均株価も堅調に推移し、39,414.78円(前日比+397.91円)と大きく値を戻しました。
業種別では、電気機器、非鉄金属、サービス業などが上昇率の上位にランクイン。相場の反転にうまく乗った業種が光りました。
また、本日は1月の権利確定日ということもあり、配当や株主優待を目的とした買いも相場の下支えとなった可能性があります。権利取り前は、優待目当ての投資家が買いを入れる傾向があるため、特定銘柄では一時的に株価が押し上げられやすい局面です。
今回のDeepSeekショックに驚いた方も少なくないでしょう。しかし、たとえば2024年8月5日のような急落局面でも、日経平均はその後しっかりと回復を見せています。市場は短期的に振れるものの、長期では回復する力を持っています。今回のような急落時こそ、「優良銘柄を安く買うチャンス」と捉える視点が重要です。感情に流されず、冷静な判断力を養うことが、投資を長く続けるための鍵となります。
デイトレード銘柄|本日の取引結果
- 9166 GENDA
- 株価:2964.0 → 2967.0
- 収支:+300円
- 7011 三菱重工業
- 株価:2196.0 → 2196.5
- 収支:+50円
- 5243 NOTE
- 株価:1335.0 → 1263.0
- 収支:-7,200円
- 根拠:GoogleがAI関連で同社に6%出資したニュースを受けて株価は上昇。この勢いに乗る形でエントリーしましたが、その後調整局面に入り、予想に反して下落。損切りの判断を余儀なくされました。
- 7014 名村造船所
- 株価:2002.0 → 2004.0
- 収支:200円
- 7003 三井E&S
- 株価:1561.0 → 1564.0
- 収支:+300円
- 6723 ルネサスエレクトロニクス
- 株価:2159.5 → 2163.5
- 収支:+400円
- 根拠:前場は堅調な動きでしたが、後場は横ばいに。一度上昇の兆しを見せたところでエントリーしたものの、その後の勢いは続かず、薄利での撤退となりました。

反省点|損失を防ぐための戦略見直し
本日はNOTEで想定外の下落により大きな損失を計上してしまいました。原因は明確で、エントリーポイントの判断ミスです。ニュースを見た直後のエントリーが早すぎ、チャートの動きを十分に確認できていませんでした。
今後は以下の3点を強化していきます:
- 情報収集の強化
現在は決算発表が相次ぐタイミングでもあるため、企業ニュースや市況情報をリアルタイムで追い、ファンダメンタルズとテクニカルの両面から冷静に判断することが必要です。 - テクニカル分析の強化
チャートパターンや移動平均線の位置関係、出来高の変化などをさらに深掘りし、明確なエントリー・エグジット基準を設けます。 - リスク管理の徹底
損失許容ラインをあらかじめ設定し、感情に左右されず機械的に損切りを実行。含み損を引っ張らないことを徹底します。
小さな反省の積み重ねが、やがて大きな成長につながると信じて、明日以降も精進していきます。