このブログは元介護福祉士が投資家として日々デイトレードや高配当株投資を行いながら小金持ちを目指すブログです。

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2025年1月23日の株式市場動向とデイトレード結果

2025.1.23,デイトレード

今日の市況

本日、2025年1月23日は、米国の人工知能(AI)分野への巨額投資計画に対する期待感から、電機や機械株を中心に上昇し、日経平均株価は4日続伸となりました。日経平均株価は、前日の終値39,646.25円から312.62円上昇し、39,958.87円で取引を終えました。一時は40,000円台に達する場面もありましたが、その後はやや調整が入りました。

業種別では、電機や機械セクターが顕著な上昇を見せ、特にAI関連のニュースを受けてハイテク株が買われる展開となりました。

NTT法の廃止見送りと株価への影響

本日、政府はNTT法の廃止を当面見送り、固定電話の全国一律サービスの見直しなどを盛り込んだ改正案を通常国会に提出する方針を固めました。

  • NTT法とは
    NTT法は、日本電信電話株式会社(NTT)の事業内容や国の関与について定めた法律であり、1985年のNTT民営化に際して制定されました。この法律により、政府はNTTの株式の3分の1以上を保有し、NTTの事業範囲や研究開発の公開義務などが規定されています。また、NTTの株式に対する外国人等の議決権割合を1/3未満に制限する外資規制が設けられています。
  • 外資規制の背景
    NTTは日本の通信インフラの基幹部分を担い、全国的な通信網や設備を保有しています。このため、国の安全保障や通信の安定性を確保する観点から、外資規制が重要視されています。具体的には、NTT法では外国人等の議決権割合をNTT持株の株式全体の1/3未満と定めています。これは、NTTが保有する全国的な光ファイバー網、電柱、管路、局舎などの「特別な資産」を守るための措置です。
  • 外国企業の参入状況
    一方で、電気通信事業全体に対する外資規制は、過去の規制緩和により原則撤廃され、多くの外国企業が日本市場に参入しています。しかし、NTTのように全国規模の加入者網を保有する事業者に対しては、引き続き外資規制が適用されています。NTT法の廃止が検討される中、外資規制の在り方についても議論が進められています。特に、外為法による規制強化が検討されていますが、これが十分に機能するかについては慎重な検討が必要です。
  • NTTの株価動向
    NTTの株価は、2023年5月の決算発表後に大きく下落しました。これは、業績予想が市場の期待を下回ったことが主な要因とされています。また、政府からの通信料金引き下げ要請や、競争激化による収益性の圧迫も影響しています。さらに、2023年7月には1株を25株に分割し、個人投資家が投資しやすい環境を整えましたが、株価の低迷は続いています。

次世代通信基盤「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」の開発を進めています。IOWNは、光技術を活用し、従来のエレクトロニクスに比べて大幅な省電力化と高速・大容量通信を実現することを目指しています。NTTは、2028年3月期までの5年間で、IOWNやデータセンターなどの成長分野に約8兆円を投じる中期経営計画を発表しています。これは、年間売上高約13兆円の同社にとって、売上高の12%~13%を設備投資に充てる計画であり、同社の本気度が伺えます。

しかし、これらの投資が収益に貢献するのは数年先と見込まれています。一方、2024年度の通期業績予想では、営業収益が前期比0.6%増の13兆4600億円、営業利益が同5.9%減の1兆8100億円と発表されました。この減益予想が市場の期待を下回り、株価下落の一因となりました。上昇トレンドへ転換するにはもうしばらく時間を要しそうです。

デイトレ銘柄

  • 6723 ルネサスエレクトロニクス 2,191.5 → 2,193.0(+150円)
  • 285A キオクシアホールディングス 1,872.0 → 1,877.0(+500円)
  • 5802 住友電工 2,984.5 → 2,986.5(+200円)
  • 6315 TOWA 1,936.0 → 1,939.0(+300円)
  • 6594 ニデック 2,933.5 → 2,938.0(+450円)
  • 6526 ソシオネクスト 2,744.0 → 2,747.0(+300円)
  • 7011 三菱重工業 2,271.5 → 2,264.0(-750円)
    朝から調子よく株価上昇が見られていました。その為何度かエントリーを試みたが、株価はさらなる上昇を続けトレードをあきらめていた。しかし後場になっても勢いが衰えることがなく上昇を見込みエントリーしたものの、エントリー後下落へと転じている。目先の利益を求めるばかりに損失を作ってしまった。
2025.1.23,デイトレ結果,楽天証券

※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。

反省点

本日の取引を振り返り、以下の点を反省材料とします。

  • エントリータイミングの見極め不足:特に三菱重工業の取引では、上昇トレンドに乗り遅れまいと焦りが出てしまい、適切なエントリータイミングを逃しました。今後は、冷静な判断と確固たるエントリー基準の徹底が必要です。
  • 損切りラインの設定と遵守:損失が発生した際、適切な損切りラインを設定していなかったため、損失が拡大しました。リスク管理の徹底が求められます。
  • 感情のコントロール:利益を上げた銘柄でも、さらなる上昇を期待してホールドしすぎる傾向が見られました。感情に左右されず、事前に設定した目標に達した時点での利益確定を心がけます。

以上の反省点を踏まえ、今後のトレード戦略を見直し、より安定した収益を目指してまいります。

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