今日のマーケット
日経平均は後場にかけて徐々に下落し、27,501.86(-100.91)で引けました。昨日発表された米消費者物価指数が予想に反して鈍化していなかったことが影響し、米利上げの長期化を警戒して売りが優勢となった結果です。とはいえ、日経平均は1ヶ月近くヨコヨコの推移をしており、引き続き市場の方向性に注目が集まります(出典:Bloombergより一部抜粋)。
本日のトレード結果
本日は楽天証券、SBI証券共にノートレとなりましたが、決算発表を受けたグラッドキューブとMONOAITECHNOLOGYの動きに翻弄されました。
グラッドキューブの決算
グラッドキューブは本決算を発表し、売上高、営業利益、経常利益が昨年度比120~150%増と好調でしたが、四半期ごとの業績推移を見ると成長が鈍化しているようです。特にSPAIA事業がマイナスに推移し、有料会員数の増加が鈍化しています。市場の期待に応えられず、株価はS安で終わり、796(-150)となりました。
MONOAITECHNOLOGYの決算
MONOAITECHNOLOGYは黒字化したものの、まだ成長性に課題があり、今後数年で軌道に乗ることが期待されています。国内メタバース市場は急成長を予測されていますが、一般ユーザーにとってはまだ身近な存在には感じられません。株価は一時1,869円に達したものの、最終的には1,618円(-62円)で終わり、大きな陰線を描きました。
日本製鉄の動向
SBI証券の保有株、日本製鉄は好決算と増配の発表を受け、株価は上昇を続け、2,956円(+66.5円)となりました。直近で3,000円を超えたのは2018年1月であり、今後の動向に注目したいところです。