今日のマーケット振り返り
今日の日経平均株価は28,416.47(-203.60)と下落しました。米国市場も同様に下落傾向で、NYダウは33,530.83(-344.57)でした。金融不安が引き続き影響しており、特にファースト・リパブリック・バンクの預金減少や資金調達コスト増が重しとなっています。日本市場もその余波を受けた形です。
業種別では銀行業の下落が目立ち、全体としてリスクオフの姿勢が強まっています。市場全体のセンチメントは慎重さを求められる状況にあります。
デイトレードの注目銘柄
楽天証券での取引
- 7356 Retty(259)
本日の銘柄はRettyです。同社はグルメサイト「Retty」を運営し、掲載店舗からの加盟料や広告収入を主な収益源としています。本日、出来高ランキングのトップに立ったものの、株価は停滞気味でした。230円を境に下落は止まりましたが、大きな上昇も見られませんでした。明日への期待を込めて保有を継続します。
SBI証券での取引
本日は以下の2銘柄を購入しました。
- 1605 INPEX(新規)
- 5401 日本製鉄(買い増し)
日本製鉄の株価動向と背景分析
2023年3月10日、米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻をきっかけに、日本製鉄の株価は下落を始めました。その後、3月31日には反発、しかし4月6日には再び下落する動きを見せています。特に2,900円を節目として上下していた株価は、最近では2,800円台に突入しました。一時は2,786.5円まで下落する場面もあり、投資家にとって不安定な動きが続いています。
今後の見通しとして、日本製鉄の決算発表が予定されている5月10日に向け、再び株価が上昇に転じる可能性があります。2023年3月10日に公表された「当社経営概況」を元に、今後の株価の推移を分析していきます。
日本製鉄の成長性と投資ポイント
2023年3月10日に発表された経営概況によれば、鋼材の需要は新興国やASEAN諸国で堅調に推移していますが、日本や欧米では停滞が見られます。国内需要はコロナからの回復が鈍化しているものの、全体的には右肩上がりのトレンドが確認されています。
また、配当金の利回りは6.3%と高水準を維持しており、株主還元にも積極的です。日本製鉄はカーボンニュートラルに向けた構造改革を進めており、長期的な成長が期待されています。投資情報サイト「みんかぶ」では目標株価を4,514円と予測しており、今後の上昇余地は十分にあると考えられます。
投資初心者へのメッセージ
本記事の分析は筆者の個人的な見解に基づいています。まだ投資経験が浅いため、解釈に限界がある点をご理解いただければ幸いです。株式投資にはリスクが伴うため、自己責任で判断してください。
明日も市場の動きを注視し、より良いトレード戦略を模索していきましょう。