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【投資記録】地政学リスク後退と大型IPO期待が相場を押し上げた一日|6月12日の投資記録

ローソク足チャートが映るモニターのクローズアップ画像。地政学リスクの後退と大型IPO期待が相場を押し上げた6月12日の投資記録を示すアイキャッチ画像。

地政学リスク後退と大型IPO期待が相場を押し上げた6月12日の投資記録。

6月12日の日本市場は、なぜここまで力強い上昇となったのか。前日の米国市場では、地政学リスクの後退や半導体株の急伸が相場を押し上げ、主要3指数がそろって大幅反発しました。金利の低下や原油価格の落ち着きといった外部環境も追い風となり、投資家のリスク許容度が回復したことが背景にあります。

こうした米国市場の流れは、翌日の日本市場にも素直に波及しました。半導体関連を中心に買い戻しが広がり、日経平均は一時6万7,000円台に乗せる場面も見られました。為替は円安基調を維持し、輸出関連株にも追い風となるなど、複数の要因が重なって相場全体を押し上げた一日となりました。

この記事では、米国市場から日本市場への流れを整理しつつ、当日のデイトレ銘柄の選定理由や約定時間、値幅の詳細を振り返ります。また、別口座で行っているスイング(高配当投資)の売買状況にも触れ、日々のトレードをどのように積み上げているのかをまとめています。最後には、その日のトレードの良かった点や改善点を整理し、読者と一緒に相場理解を深めていく姿勢で締めくくります。

相場の流れを把握しながら投資判断をアップデートしたい方に向けて、日々のトレード記録を通じて学びを共有していく内容になっています。

2026年6月12日の市況|半導体主導で日米ともに大幅反発した一日

主要指数(6月12日時点)

日経平均:66,020.04(+1,802.77)
TOPIX:3,881.96(+51.61)
NYダウ:50,848.75(+929.97)
NASDAQ:25,809.66(+640.16)
S&P500:7,394.30(+127.31)

米国市場(6月11日)

11日の米国市場は、前日までの調整ムードを一気に払拭するように幅広い銘柄へ買い戻しが入り、主要3指数がそろって大幅高となりました。NYダウは929.97ドル高、S&P500は127.31ポイント高、NASDAQは640.16ポイント高と、いずれも力強い反発を示しています。特にNASDAQは半導体を中心としたハイテク株の買いが強く、指数全体を押し上げる牽引役となりました。

相場を支えた背景として、米国とイランの緊張がいったん和らいだとの見方が広がったことが挙げられます。米政府が対イランで予定されていた軍事行動を見送ったと伝わり、週初から意識されていた地政学リスクが後退。投資家心理が改善し、リスク資産へ資金が戻りやすい環境が整ったと受け止められました。

また、半導体関連株の動きが市場全体の流れを大きく左右しました。SOX指数は前日の下落から反発し、半導体株全体に買いが広がる展開に。マイクロン・テクノロジーは約12%相当の上昇、サンディスクは14%相当の上昇幅を記録し、インテルもアナリストの格上げを受けて10%相当の上昇となりました。エヌビディアも堅調に推移し、SOX指数の反発がNASDAQやS&P500の上昇を後押ししたとみられます。

一方、この日発表された5月のPPIは市場予想を上回る強めの内容でしたが、地政学リスクの後退や個別材料への関心が強く、インフレ指標が相場の重しとして意識される場面は限定的でした。

原油市場では、緊張緩和を受けてWTI原油先物が1バレル90ドルを下回る水準まで落ち着き、エネルギーコスト上昇への懸念がやや後退。米国債利回りも低下基調となり、金利上昇で売られていた成長株にとって追い風となる環境が整いました。

個別では、オラクルが決算発表後に売られる場面がありました。業績は市場予想を上回ったものの、先行きの投資計画やガイダンスに対する慎重な見方が広がり、利益確定売りが優勢となったようです。ただし、半導体株の強さが市場全体を支え、指数への影響は限定的でした。

さらに、市場の話題として翌日に予定されているスペースXのIPOが注目を集めていました。約5億5,560万株を1株135ドルで売り出す計画とされ、調達額は750億ドル、企業価値は約1兆7,700億ドル規模と伝えられています。これほどの大型IPOとなると、投資家が資金を確保するために他の大型ハイテク株の持ち高を調整する可能性も意識され、資金シフトの行方が注目されていました。

米国市場全体のまとめ

  1. 主要3指数がそろって大幅高となり、調整ムードを払拭する力強い反発となった。
  2. 米国とイランの緊張緩和が意識され、地政学リスク後退が投資家心理を改善させた。
  3. SOX指数が反発し、半導体関連株が市場全体の上昇を牽引した。
  4. PPIは強めだったものの、地政学要因や個別材料への関心が強く影響は限定的だった。
  5. 原油価格の落ち着きや金利低下、スペースXの大型IPO期待がリスク選好を後押しした。

日本市場(6月12日)

12日の日本市場は、前日の米ハイテク株高や半導体関連株の上昇を背景に、主力株を中心に幅広く買いが入りました。日経平均株価は1,802.77円高の66,020.04円で取引を終え、6万6,000円台をしっかり維持。TOPIXも51.61ポイント高の3,881.96ポイントまで上昇し、日本株全体に買い戻しの動きが広がった一日となりました。東証グロース250指数も小幅ながら上昇し、成長株の一角にも資金が向かいました。

指数の上昇を支えたのは、米国市場での半導体株高です。SOX指数の大幅反発を受け、日本市場でも東京エレクトロン、アドバンテスト、キオクシアホールディングスなど半導体関連銘柄に買いが集中。これら値がさ株の寄与度が大きく、日経平均を押し上げる形となりました。太陽誘電や村田製作所といった電子部品株、ソフトバンクグループなど大型株にも買いが広がり、非鉄金属、機械、鉄鋼など景気敏感株の上昇も目立ちました。

為替市場ではドル円が160円台の円安水準で推移。急速な円安への警戒感は残るものの、輸出関連株には追い風となり、日本市場では為替よりも米ハイテク株高と半導体関連株物色が主な支援材料となりました。長期金利は10年国債利回りが2.6%台で推移し、前日までの上昇には一服感がみられましたが、依然として高めの水準で推移。高PER銘柄やグロース市場の上値を抑える要因として意識され、東証グロース250では上昇と下落が混在する選別色の強い展開となりました。

東証プライム市場では、半導体関連やAI関連銘柄を中心に売買が膨らみ、売買代金は約9.3兆円と高水準。日経平均・TOPIX・東証グロース250がそろって上昇し、日本市場全体では買い戻しの動きが優勢となりました。一方で、サービス関連や陸運関連の一部銘柄は下落が目立ち、業種によって明暗が分かれる展開でした。

日中の値動きでは、日経平均は寄り付きから大幅高で始まり、一時は6万7,000円台に乗せる場面もありました。ただ、短期間での上昇幅が大きかったことから後場にかけて利益確定売りも出て上げ幅を縮小。最終的には66,020.04円で取引を終え、半導体関連株への買い戻しが相場全体を押し上げた一日となりました。

日本市場全体のまとめ

  1. 米国市場のハイテク株高を受け、日本でも半導体関連株を中心に買いが広がった。
  2. 日経平均は一時6万7,000円台に乗せるなど、寄り付きから強い値動きとなった。
  3. ドル円160円台の円安が輸出関連株の追い風となり、主力株の上昇を支えた。
  4. 東証プライムの売買代金は約9.3兆円と高水準で、AI・半導体関連が活況だった。
  5. グロース市場は金利水準の影響もあり、銘柄ごとに明暗が分かれる展開となった。

トレード銘柄|6月12日の売買記録とエントリーの狙い

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

特定口座

  • 7011 三菱重工業
    株  価: 3,544.0円 → 3,549.0円
    約定時間: 09:10:28 → 09:10:50
    収  支: +500円
    狙  い: 売買代金ランキング上位に位置しており、寄り付き直後の値動きが素直だったため短期の値幅取りを狙った。
  • 6752 パナソニックホールディングス
    株  価: 3,871.0円 → 3,884.0円
    約定時間: 09:44:26 → 09:50:17
    収  支: +1,300円
    狙  い: 売買代金ランキングから選定し、買いの勢いが継続していたため短期の上昇を取りにいった。
  • 3436 SUMCO
    株  価: 3,718.0円 → 3,729.0円
    約定時間: 09:57:54 → 10:08:30
    収  支: +1,100円
    狙  い: 半導体関連の地合いが良く、売買代金も多かったため短時間での値幅を狙った。
  • 6963 ローム
    株  価: 4,940.0円 → 4,947.0円
    約定時間: 12:47:19 → 12:48:39
    収  支: +700円
    狙  い: 後場の流れを見ながら、半導体関連の買い戻しが続いていたため小幅な上昇を取りにいった。
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,264.0
    数  量: +2口
    合  計: 255口

NISA口座

  • 8729 ソニーフィナンシャルグループ
    株  価: 141.1円
    数  量: +100株
    合  計: 1,600株

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 2163 アルトナー
    株  価: 1,906.0円
    数  量: +5株
    合  計: 55株
  • 3861 王子ホールディングス
    株  価: 784.6円
    数  量: +5株
    合  計: 180株
  • 9757 船井総研ホールディングス
    株  価: 1,074円
    数  量: +5株
    合  計: 85株

売却銘柄

  • なし

5月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|メジャーSQの値動きを意識しつつ慎重に銘柄選定

昨夜の米国市場は地政学リスクの緊張緩和が意識され、主要3指数がそろって上昇。SOX指数の反発もあり、本日の日経平均は大幅高となりましたが、上昇の中心はAI・半導体関連銘柄に偏っていた印象があります。また、本日はメジャーSQということもあり、寄り付き後に高値をつけてから下落する銘柄も多く、デイトレでは普段以上に慎重な銘柄選定が求められました。

SBI証券では、株価がやや低迷しているアルトナーを買い増しし、継続して積み上げている王子ホールディングス、船井総研ホールディングスも追加。商社株も買い増し候補に入っていますが、取得単価との兼ね合いもあり、タイミングを慎重に見極めている状況です。

2026年6月第2週の実現損益

2026年の6月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(6月8日~6月12日):+14,250円
6月の合計収支:+58,261円

SBI証券
スイングの合計収支(6月8日~6月12日):0円
6月の合計収支:+200円

配当・分配金(楽天+SBI):0円

トータル収支:+58,461円

6月第1週

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