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FOMC政策金利据え置き|QTの影響と日経平均の動向を分析とデイトレ結果

デイトレ日記,FOMC政策金利据え置き|QTの影響と日経平均の動向を分析とデイトレ結果

株式投資を始めて4年目の皆さま、初心者から中級者へのステップアップを目指す中で、日々の経済状況を把握することは非常に重要ですね。本日は、最新の市場動向とデイトレードの実績を振り返りながら、今後の投資戦略について考えてみましょう。​

今日の市況|FOMCの決定と米中関税問題が市場に与える影響

本日の市況

本日(2025年3月21日)の主要株価指数の終値は以下の通りです。

日経平均:37,677.06円(-74.82円)
TOPIX:2,804.16円(+8.20円)
NYダウ:41,953.32pt(-11.31pt)
ナスダック総合:17,691.63pt(-59.16pt)
S&P500:5,662.89pt(-12.40pt)


昨日の米国市場(3月20日)は、主要3指数が揃って下落しました。ダウ平均株価は前日比11.31ポイント安の41,953.32ポイント、S&P500は12.40ポイント安の5,662.89ポイント、ナスダック総合指数は59.16ポイント安の17,691.63ポイントで取引を終えました。これらの下落は、トランプ政権による新たな関税措置の発表や、製造業の景況感を示すISM製造業景気指数の悪化が影響しています。​

これを受けて、本日(3月21日)の東京株式市場でも影響が見られました。日経平均株価は前営業日比74.82円安の37,677.06円で取引を終え、後場にかけて下落する展開となりました。一方、TOPIX(東証株価指数)は8.20ポイント高の2,804.16ポイントと上昇しています。このように、米国市場の動向が日本市場にも影響を及ぼすことを再認識させられる一日となりました。​

2025年3月FOMCの決定とその影響

FOMCの決定内容

3月19日、米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を現行の4.25%~4.50%に据え置くことを決定しました。​また、保有資産の縮小(量的引き締め、QT)のペースを4月から緩やかにする方針を発表しました。​さらに、2025年の経済成長率予測を1.7%に引き下げ、インフレ率予測を2.7%に引き上げました。​この修正は、米国の関税政策が経済成長を抑制し、インフレを加速させる可能性があるとの懸念によるものです。​なお、FOMCメンバーは年内に2回の利下げを予想しています。​

FOMCの決定による影響

米国市場への影響

FOMCの発表を受け、主要な米国株価指数は上昇しました。​S&P500種株価指数は1.1%上昇し、ダウ工業株30種平均は383ポイント(0.92%)上昇しました。​これは、投資家がFRBの慎重な姿勢を好感し、経済の先行きに対する安心感を得たためと考えられます。​

日本経済への影響

FOMCの決定は、アジア市場にも影響を及ぼしました。​日本市場は祝日のため休場でしたが、他のアジア市場では株価が上昇しました。​これは、米国の金融政策の安定性が世界経済にポジティブな影響を与えるとの期待感によるものです。​ただし、米国の経済成長予測の引き下げは、日本の輸出産業にとって懸念材料となる可能性があります。

量的引き締め(QT)とは?

QTは、中央銀行が保有資産を減らし、市場から資金を回収することで金融環境を引き締める政策です。具体的には、中央銀行が保有する国債や住宅ローン担保証券(MBS)の償還分を再投資せず、そのまま市場から資金を吸収します。

QTが市場に与える影響とは、

  • 市場の流動性減少:QTにより市場全体の資金量が減少し、企業や個人の資金調達が困難になる可能性があります。
  • 金利の上昇:市場の資金量が減少することで、資金の借り手は高い金利を支払う必要が生じます。
  • 資産価格への影響:金利の上昇は企業の借入コストを増加させ、利益率を圧迫し、株価の下押し要因となる可能性があります。
  • 為替レートの変動:QTにより金利が上昇すると、その国の通貨が強くなる傾向があります。
  • 経済成長への影響:資金調達コストの上昇により、投資や消費が抑制され、経済成長が鈍化する可能性があります。しかし、QTの影響は市場の状況や中央銀行の政策運営によって異なります。2025年3月のFOMCでは、QTのペースを緩やかにする決定がなされ、市場の流動性を適切に維持するための調整が行われました。
  • QTと日本経済への影響:米国のQTは、日本経済にも多方面で影響を及ぼす可能性があります。
  • 資本流出の可能性:QTによる米国金利の上昇により、投資家はより高い利回りを求めて米国資産に資金を移す傾向があります。これにより、日本を含む他国からの資本流出が起こる可能性があります。
  • 為替レートの変動:QTによるドル高・円安の進行により、日本の輸出企業にはプラスに働くものの、輸入コストの増加を通じて国内の物価上昇(インフレ)圧力を高める可能性があります。
  • 経済成長への影響:世界的な金融環境の引き締めにより、世界経済全体の成長が鈍化し、日本の輸出需要の減少や企業収益の悪化を招く可能性があります。一方で、日本銀行の植田総裁は、消費の改善に楽観的な見方を示し、大規模なバランスシートの縮小を検討していると述べています。これは、日本も金融引き締めに向かう可能性を示唆しており、今後の金融政策の動向が注目されます。

デイトレ銘柄|三菱重工業とメルカリの取引結果

  • 7011 三菱重工業
    • 株  価 2,870.5→2,875.5
    • 約定時間 09:50:39→09:53:11
    • 収  支 +500円
    • 根  拠 朝イチ安く始まっていたが、そこから右肩上がりに上昇していた為。
  • 4385 メルカリ
    • 株  価 2,594.5→2,602.0
    • 約定時間 10:40:55→10:41:40
    • 収  支 +750円
    • 根  拠 売買代金ランキングから選定し、最近の日足チャートから上昇トレンドであることからエントリー。

※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。

反省点

本日の取引を振り返ると、三菱重工業のエントリータイミングは良好でしたが、利益確定が早かった可能性があります。​もう少しホールドしていれば、さらなる利益が見込めたかもしれません。​一方、メルカリの取引では、上昇トレンドを確認してのエントリーが奏功しましたが、約定時間が短かったため、リスク管理の観点からは慎重さが求められますが、冷静な判断にかけその後の上昇による利益を逃してしまった。​今後は、エントリー後の値動きをもう少し観察し、適切なタイミングでの利益確定を心掛けたいと思います。​

今週の実現損益

今週の実現損益は、プラスを維持しています。​しかし、個別の取引では改善の余地があることを認識し、今後のトレード戦略に活かしていきたいと思います。

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