年末特有の薄商いが続く中でも、国内外の株式市場は高値圏での推移を維持し、堅調な地合いが続いています。12月26日の市場では、米国市場の休場という材料不足の環境下でも、日本株は円安や配当権利取りの動きを背景に上昇しました。本記事では、当日の市況や米国・日本市場の動きを整理するとともに、自身のトレード状況と年末相場を踏まえた今後の方針について振り返ります。
2025年12月26日の市況|年末薄商いの中で続く株高と権利取りの動き
主要指数(12月26日時点)
日経平均:50,750.39(+342.60)
TOPIX:3,423.06(+5.08)
NYダウ:48,731.16(+288.75)
NASDAQ:23,613.31(+51.46)
S&P500:6,932.05(+22.26)
※アメリカ3指数は休場のため24日の終値を記載しています。
米国市場(12月25日)
24日の米国市場は、年末恒例のサンタクロースラリーへの期待感が高まる中で取引が行われ、主要3指数はいずれも上昇して取引を終えました。NYダウは48,731.16ポイントまで上昇し、S&P500およびNASDAQも終値ベースで過去最高値を更新する場面が見られています。出来高はクリスマス休暇を控えた影響でやや低調でしたが、AI関連株や半導体株を中心に買いが入り、年内の上昇トレンドを確認する内容となりました。
25日は米国市場が休場となり、株式取引は行われませんでした。ただし、市場参加者の多くは24日までの上昇基調を踏まえ、年末から年明けにかけての相場環境に対して前向きな見方を維持している状況です。政府機関の閉鎖も重なり、流動性の低い期間が続くことから、26日以降の市場再開後に高値圏での値動きが継続するかどうかが注目されています。
日本市場(12月26日)
26日の日本株式市場は、年末の薄商いという環境下にありながらも、終始底堅い動きとなりました。日経平均株価は前営業日比342円60銭高の50,750円39銭で取引を終え、12月中旬以来の高値圏で着地しています。米国市場が休場で新たな外部材料が乏しい中でも、円安基調が続いたことで輸出関連株を中心に買いが入り、指数全体を押し上げました。
取引時間中には一時500円を超える上昇幅となる場面もあり、年末相場としては比較的しっかりとした印象を受ける動きでした。ただし、引けにかけては利益確定やポジション調整の売りも見られ、上値を追う勢いはやや落ち着いています。国内企業の業績改善期待や、権利付き最終売買日を意識した配当取りの動きが相場を下支えした形となりました。
TOPIXも堅調に推移し、取引時間中には高値を更新する場面が見られました。半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買いが波及しており、指数主導ではなく市場全体の底上げが進んだ一日だったと言えます。一方で、出来高は年末らしく控えめで、来週以降の値動きには引き続き注意が必要な局面です。
トレード銘柄|積み立ては継続、売買は静観
楽天証券|積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,224.0
数 量: +1口
合 計: 147口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- なし
売却銘柄
- なし
11月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|権利落ちを見据え来週以降に備える
12月の権利付き最終日を迎え、配当目的での買い増しも検討していましたが、検討時点では多くの銘柄がすでに上昇しており、結果として見送りとなりました。来週には権利落ち日を迎えるため、12月権利銘柄については一時的な下落が出る可能性も想定しています。
今後は株価水準を確認しながら、必要に応じて買い増しを検討するとともに、1月権利銘柄についても徐々に物色を進めていく予定です。年末相場は動きにくい一方で、来年を見据えた準備期間でもあるため、焦らず冷静な判断を心がけたいと考えています。
2025年12月第4週の実現損益
2025年の12月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(12月22日~12月26日):+3,300円
12月の合計収支:+13,250円
SBI証券
スイングの合計収支(12月22日~12月26日):+3,240円
12月の合計収支:+5,988円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:+19,238円
▶ 12月第3週 | 12月第2週 | 12月第1週
2025年の合計収支報告
楽天証券での合計収支(1月~11月):-20,710円
SBI証券での合計収支(同期間):+104,819円
配当・分配金(楽天+SBI):+217,591円
トータル収支:+301,700円
▶ 11月の収支報告 | 10月の収支報告 | 9月の収支報告 | 8月の収支報告 | 7月の収支報告 | 6月の収支報告 | 5月の収支報告 | 4月の収支報告 | 3月の収支報告 | 2月の収支報告 | 1月の収支報告 | 2024年の収支報告
