2025年9月12日の市況をまとめました。米国株はインフレ懸念が和らぎ、主要3指数がそろって最高値を更新。一方、日本株も米国市場の追い風を受けて日経平均が史上最高値を更新しました。投資行動としては、積み立てやスイングに加え、大盛工業を決算跨ぎで買ってみましたが…
本記事では米国株・日本株の動きに加えて、実際の売買状況や反省点をブログ形式で解説しています。
2025年9月12日の市況|インフレ懸念和らぎ米株最高値更新、日本株も史上高値を継続
主要指数(9月12日時点)
日経平均:44,768.12(+395.62)
TOPIX:3,160.49(+12.73)
NYダウ:46,108.00(+617.08)
NASDAQ:22,043.08(+157.01)
S&P500:6,587.47(+55.43)
米国市場(9月11日)
米国株を押し上げたのは8月の消費者物価指数(CPI)の発表でした。前年同月比で2.9%とやや上昇したものの、食品とエネルギーを除いたコア・インフレ率は3.1%と横ばい。FRB(米連邦準備制度理事会)の目標2%はまだ上回っているものの、予想通りだったため過度な不安は和らぎました。
加えて、失業保険の申請件数が増加し、労働市場の過熱感がやや落ち着いた点も注目されました。これにより「FRBが利下げに動くのでは」という期待が強まり、リスク資産への資金流入を後押ししました。
結果、ダウ平均は初めて終値で46,000ドルを突破し、1.4%近く上昇。S&P500とナスダックもそろって最高値を更新し、ラッセル2000も1.8%の上昇と幅広い銘柄が買われました。
ただ、一部では利益確定売りもあり、前日に急騰したオラクルは反動で下落。債券市場では10年国債利回りがやや低下し、利下げ期待を反映した動きとなりました。
日本市場(9月10日)
日本市場は三日続伸となり、日経平均は終値ベースで44,768円12銭と395円高を記録、三日連続で史上最高値を更新しました。米国市場の力強さが投資家心理を支え、海外株高の流れをそのまま引き継いだ格好です。
特に半導体関連が強く、東京エレクトロンやアドバンテストが牽引役となり、AI関連や精密機器セクターまで買いが広がりました。銀行や商社など内需株も堅調で、全体的にバランスの良い上昇でした。
ただ、三連休を前にしたポジション調整の売りもあり、終盤はやや伸び悩み。米FOMCを控えた期待先行のムードも見られました。為替はドル/円が147円台前半で小動き。債券市場では長期金利が上昇し、日銀の利上げ観測が引き続き意識されました。
トレード銘柄|積み立てとスイング中心
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,090.0
数 量: +1口
合 計: 43口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計127株)
売却銘柄
- なし
反省点|
本日は大盛工業を決算跨ぎで買ってみましたが、結果はやや苦い展開に。報道や直近の株価上昇を踏まえ好決算を期待しましたが、26年7月期の見通しが「増収減益」と発表され、PTSでは一時ストップ安となりました。決算の数字そのものは悪くなかっただけに、来期見通しが市場のセンチメントを大きく左右した印象です。
市場全体は米国・日本ともに史上最高値を更新する力強い展開でしたが、個別銘柄では決算跨ぎの難しさを再認識。好材料に飛びつく姿勢は悪くないものの、来期予想や慎重な見方もあらかじめ織り込む冷静さが必要だと痛感しました。
2025年9月第2週の実現損益
2025年の9月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(9月8日~9月12日):+2,700円
9月の累計収支:+8,370円
SBI証券
スイングの合計収支(9月8日~9月12日):0円
8月の累計収支:0円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:+5,670円
▶ 9月第1週
2025年の各月の収支報告
楽天証券での合計収支(1月~8月):-30,030円
SBI証券での合計収支(同期間):+53,144円
配当・分配金(楽天+SBI):+140,924円
トータル収支:+164,038円
▶ 8月の収支報告 | 7月の収支報告 | 6月の収支報告 | 5月の収支報告 | 4月の収支報告 | 3月の収支報告 | 2月の収支報告 | 1月の収支報告 | 2024年の収支報告