デイトレードでは、冷静な判断が勝敗を分けます。しかし、時には「焦り」や「早まった決断」が大きな損失を招くことも…。今回はJFEと丸紅で起きた私自身のトレードミスを振り返りながら、収支への影響や反省点、そして次に活かすべきポイントをまとめました。このブログを通じて、同じような失敗を防ぐヒントをお届けできればと思います。
朝の焦りが招いたトレードミス
この日は朝から少しバタバタしていました。本来なら昼休みに落ち着いてエントリーする予定だったトレード。しかし出勤前のわずかな時間、「今のうちに…」という焦りから、まだ相場が本格的に動き出していない時間帯にJFEの株を買ってしまいました。
当然ながら、そんな不安定なタイミングでのエントリーが良い結果になるはずもなく…。仕事に向かう途中も、気づけばスマホで何度も株価チェック。「やっちゃったかも…」という嫌な予感がずっと頭をよぎっていました。
日経平均の下落とJFEへの影響
その嫌な予感は、的中してしまいます。日経平均はこの日、軟調に推移。特に日経225採用銘柄は全体的に下げムードで、私が朝買ったJFEもその波に巻き込まれる形でじわじわと下落していきました。
昼休みに入ってもJFEの株価に回復の兆しは見られず、むしろ含み損がどんどん膨らむ状況に…。日経平均の弱さがそのままJFEにも影響していることがチャートを見ても明らかで、「やっぱり朝の無理なエントリーは良くなかった…」と反省モードに突入です。
後場での反発と損切りの決断の難しさ
後場が始まると、少し状況が好転。日経平均がプラス圏に浮上し、それに連動してJFEもやや反発。ホッと胸をなでおろしつつも、次に待ち受けていたのは「損切りするなら今か?」という難しい判断。
さらにこの日は、保有していた丸紅も悩ましい動きに。一時は前場で1,440円まで上昇する場面もありましたが、その後はズルズルと下げ、1,400円を割る場面も。結局は前日の終値と同じ水準で取引終了。
「このままJFEを切るか?それとも丸紅か?それとも…両方持ち越すか?」
どの選択肢をとっても不安はつきまとい、なかなか決断できないまま時間だけが過ぎていきます。
丸紅とJFEの持ち越しの教訓
最終的に私は、どちらの銘柄も損切りできず、そのまま持ち越すことにしました。これが良い判断だったのか、それともさらに損失を広げる原因になるのかは、正直この時点ではわかりません。
ただ、一つ言えるのは「焦りから始まったトレードは、最後まで冷静な判断を奪っていく」ということ。今回の一連の流れはまさにその典型でした。
次回以降は、どんなに時間がなくても「計画性」と「冷静さ」を忘れないこと。感情に振り回されるトレードは、収支にとってもメンタルにとってもマイナスでしかありません。
この日の経験をしっかり糧にして、次はもっと落ち着いて、勝てるトレードができるよう心がけていきます。