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【収支報告】日経反落も堅実トレード継続|7月25日のデイトレ結果

【収支報告】日経反落も堅実トレード継続|7月25日のデイトレ結果

7月25日の株式市場は、米国の関税政策をめぐる思惑が交錯する中で、慎重な動きが目立ちました。米国ではAI関連の好決算がNASDAQを押し上げた一方、関税強化に対する警戒がNYダウの下落を招きました。日本市場でも、前日までの上昇を背景に利益確定売りが広がり、主要指数は反落。デイトレードでは売買代金上位の銘柄を軸にチャンスを見極め、堅実な収支を確保できた一日でした。本記事では、関税交渉の行方や実際のトレード戦略、収支を詳しく振り返ります。

2025年7月25日の市況|関税交渉の駆け引きと利益確定売りが交錯、日本株は反落

主要指数(7月25日時点)

日経平均:41,456.23(-370.11)
TOPIX:2,951.86(-25.69)
NYダウ:44,693.91(-316.38)
NASDAQ:21,057.95(+37.94)
S&P500:6,363.35(+4.44)

米国市場(7月24日)

7月24日の米国市場では、トランプ大統領が輸入品への報復的関税を15〜50%に引き上げる方針を表明し、注目が集まりました。ただし、日本やEUとの合意があれば関税率は15%にとどまる可能性も示唆され、交渉期限の8月1日に向けた圧力の一環と見られます。これにより、一部ではコスト増加懸念が強まりましたが、市場はむしろ日本やEUとの交渉進展に期待を寄せて、ポジティブに反応しました。

経済指標では、新規失業保険申請件数が前週比で4,000件減の21.7万件と、予想の22.7万件を下回りました。労働市場の堅調さが改めて確認され、景気後退への懸念を和らげる材料となりました。

企業決算では、AlphabetがAI関連投資の拡大を発表し、株価は約1.9%上昇。一方、テスラはEVインセンティブの終了や先行きの厳しさを示唆し、7.6%の下落となりました。また、UnitedHealth、IBM、Honeywellといった指数寄与度の高い銘柄が軒並み軟調で、特にIBMは9.5%の大幅安を記録しています。

このような背景から、主要3指数はまちまちの展開に。NASDAQとS&P500は好決算銘柄に支えられて小幅に上昇したものの、NYダウはヘルスケア・工業株の下落が重しとなり、やや軟調に推移しました。

全体としては「関税政策への懸念」と「AI関連を中心とした成長期待」が拮抗する構図。今後は8月1日の関税発動期限に向けて、貿易協議の行方が相場の重要なカギを握るでしょう。

日本市場(7月25日)

7月25日の日本株市場は、前日までの上昇基調から一転、日経平均・TOPIXともに下落となりました。背景には、週末を前にしたポジション調整や利益確定売りの動きがあり、また米国との貿易交渉に関する不透明感も相場の重しとなりました。

日経平均は終値41,456.23円と、前日比370.11円(約0.9%)の下落。TOPIXも25.69ポイント(約0.8%)安の2,951.86で引けています。

特に注目されたのが、米国による「5,500億ドル(約80兆円)」の対日投資パッケージの内訳が明らかになりつつある点です。この資金は半導体、エネルギー、医薬品、造船、鉄鋼など戦略的分野への投資に充てられ、収益の約90%を米国内が得る構造であるとの報道も。一見、日本にとってもメリットがあるように見えるものの、リスクや法的枠組みの不透明さが指摘され、「政治的パフォーマンスではないか」との見方も広がっています。

為替市場では円安が進行し、1ドル=147円台前半まで下落。これが輸出株には一定の支援材料となりましたが、物色対象は限定的でした。また、東京都区部の消費者物価指数が予想を下回ったことで日銀の利上げ観測が後退し、国内債券利回りは低下。これが相場全体の重しとなった側面もあります。

結果として、25日の日本市場は前日までの上昇に対する反動と、外部環境の不確実性を背景に慎重な値動きとなりました。来週以降は、米国による関税政策の動向、企業決算、日銀の金融政策発表が注目材料となりそうです。

デイトレード銘柄|売買代金上位からチャンスを厳選してエントリー

楽天証券

  • 6526 ソシオネクスト
    株  価: 2,866.0 → 2,872.0
    約定時間: 09:28:34 → 09:29:08
    収  支: +600円
    狙  い: 朝の段階で売買代金ランキング上位に入り、上昇の勢いが強かったため注目。いったんエントリーを見送ったが、再度の上昇を確認して買い直し。
  • 7067 ブランディングテクノロジー
    株  価: 1,333.0 → 1,350.0
    約定時間: 09:36:25 → 09:43:32
    収  支: +1,700円
    狙  い: 板は薄かったものの、売買代金ランキング入りかつ買いの勢いが強く、短期の利幅を狙えると判断してエントリー。
  • 7711 助川電気工業
    株  価: 2,652.0 → 2,664.0
    約定時間: 13:06:38 → 13:18:14
    収  支: +1,200円
    狙  い: 売買代金ランキングから値動きの継続性に注目。エントリー後すぐには買いが入らなかったが、上昇圧力を感じて保有継続を選択したことが功を奏した。

SBI証券

買い増し銘柄

  • 1719 安藤・間 +1株(合計26株)
  • 2163 アルトナー +1株(合計38株)
  • 4063 信越化学工業 +1株(合計21株)

高配当を軸とした長期保有方針に基づき、少額ながら買い増しを実施。
特に信越化学工業は前日に第1四半期の決算発表を行い、通期の業績予想が前年比14.7%減とやや弱気な見通しだったため、株価が下落傾向に。こうしたタイミングを活かして、取得価格を引き下げる目的で追加購入。

売却銘柄

  • なし

反省点|判断の的確さはあったが、より深い読みが課題に

ソシオネクスト
 最初に指値を入れるも、株価が予想以上の勢いで上昇。一度見送り様子見の後、再度のチャンスを見逃さずエントリーし、シナリオ通りのトレードができた。柔軟な対応が功を奏した点は評価したい。

ブランディングテクノロジー
 板の薄さに一抹の不安はあったが、勢いの強さを優先してエントリー。結果としては板の薄さが逆に有利に働き、しっかりと利幅をとることに成功。値動きの勢いを信じた判断が良かった。

助川電気工業
 エントリー後すぐには大きな動きが出なかったが、焦らずじっくりと保有。結果的に、買値より上での推移が続き、しっかり利幅を確保。“待つ”という選択の大切さを再確認できた。

総括
 全体的には、売買代金上位の銘柄からチャンスを的確に見極めたエントリーができており、トレードの精度は良好だった。ただし、値動きの初動や板の状況を見た際の“読みの深さ”には、まだ改善の余地あり。利確タイミングの見直しや、値幅をさらに伸ばす工夫が今後の課題。

2025年7月第4週の実現損益

2025年の7月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(7月22日~7月25日):+10,700円
7月の累計収支:+1,950円

SBI証券
スイングの合計収支(7月22日~7月25日):0円
7月の累計収支:0円

配当・分配金(楽天+SBI):0円

トータル収支:+1,950円
7月3週 |  7月2週 |  7月1週

2025年の各月の収支報告
楽天証券での合計収支(1月~6月):-52,730円
SBI証券での合計収支(同期間):+36,437円
配当・分配金(楽天+SBI):+61,015円
トータル収支:44,722円
6月の収支報告5月の収支報告4月の収支報告3月の収支報告2月の収支報告1月の収支報告2024年の収支報告

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