米市場の動向が日本市場に与えた影響
昨夜の米国市場では、金融持株会社であるSVBファイナンシャル・グループの株価が62%超の急落を記録。この背景には、資金繰りに苦しむ新興企業からの預金減少を補うために発表された17億5000万ドルの株式売却がありました。この動きにより、NYダウも大幅下落し32,254.86ドル(-543.54)で引けています。
この影響は日本市場にも波及し、日経平均は28,143.97円(-479.48)と大幅に下落しました。特に後場では日銀が金融緩和策の現状維持を発表し、黒田総裁の最後の会合でサプライズがなかったことが下落を加速させた要因と考えられます。
業種別では銀行業や海運業が大きな下げを記録しました。特に海運業では日本郵船が中期経営計画で自己株式取得や配当方針の強化を発表しましたが、市場は業績ピークアウトの懸念を意識し、ネガティブな反応を示しました。商船三井も連想売りの影響を受け、保有株に大きなダメージが及びました。
デイトレ銘柄の振り返り
3月10日のトレード結果
休日を活用し、スマホで積極的にデイトレードを行いました。注目銘柄とその結果は以下の通りです。
- 7776 セルシード(478→485)
- 4892 サイフューズ(1,326→1,333)
- 4169 ENECHANGE(1,453→1,459)
- 7078 INCLUSIVE(1,003→1,010)
これらの銘柄は短期的な値動きを狙ったトレードの好例となり、全体的に利益を確保することができました。市場全体のボラティリティが高い中で、リスク管理を徹底することが成功のカギとなりました。
SBI証券での単元未満株の動向
増配銘柄の売買戦略
増配を発表した積水ハウスを買い増しましたが、市場の反応は限定的でした。一方、同じく増配を発表した菱洋エレクトロは良好な反応を示し、株価が上昇しています。このように、同じ増配発表でも市場の受け止め方に違いがある点は興味深いところです。
今後の戦略として、再度エントリーのタイミングを模索しつつ、長期的なポートフォリオの調整を検討しています。