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【投資記録】ハイテク逆風下でも静かに資産が伸びた日|11月21日の投資記録

複数のモニターに株価チャートが表示された投資環境。窓の外には夕焼けが広がり、落ち着いた雰囲気の中でのトレーディング風景。

夕焼けに包まれた静かなトレード環境。11月21日、資産は穏やかに成長。

前日の米国市場では、好調な決算をきっかけに一時は強さを見せたものの、終盤にかけて急速に慎重ムードへ転じ、テクノロジー株を中心に大きく売られました。その流れを受けた21日の日本市場も軟調に推移し、日経平均は大幅な下落を記録。一方で、市場内部では内需や割安株に資金が向かうなど、強弱入り混じる動きも見られました。そんな中、個人のポートフォリオは意外にも堅調で、全体下落の中でも静かに資産が増える結果となりました。本記事では、当日の市況から各指数の動き、実際の投資行動、そして振り返りまでをまとめています。

2025年11月21日の市況|米国ハイテク安を受けた警戒感が日本市場にも波及

主要指数(11月21日時点)

日経平均:48,625.88(-1,198.06)
TOPIX:3,297.73(-1.84)
NYダウ:45,752.26(-386.51)
NASDAQ:22,078.05(-486.18)
S&P500:6,538.76(-103.40)

米国市場(11月20日)

20日の米国市場は、寄り付きこそ落ち着いた買いが入り、明るいムードでスタートしました。しかし、時間が進むにつれて空気が一変。特に注目されていたNVDAの決算が予想以上に好調だったことで一時は期待が高まりましたが、その後はテクノロジー株全体に慎重姿勢が広がり、上昇の勢いは徐々に失速しました。

決算内容は確かに良好だったものの、市場では「AI関連の期待が急速に先行しすぎているのではないか」という声が強まり、結果として利益確定の動きが優勢に。指数の終値を見ると、NYダウは45,752.26ドルで前日比386.51ドル安となり、S&P500も6,538.76で103.40ポイント下落。特にテクノロジー比率の高いNASDAQは22,078.05まで下げ、486.18ポイントと大きく調整しました。

背景として、発表された雇用統計では雇用者数が予想以上に増えた一方で失業率は上昇し、経済の方向感が読みづらい状況に。景気が強いのか弱いのか判断しづらく、市場は金利動向の見通しを立てにくくなっています。こうした“判断保留”の空気の中で、ここまで買われ続けてきたAI・半導体関連には警戒の目が向きやすく、結果として利益確定が一気に進んだ形です。また、朝方にかけて指数が大きく上昇していたことで、短期勢の売りも入りやすかったと言えます。

総じて、期待で始まりながらも市場心理が急速に冷え込み、上昇分がそのまま巻き戻された一日でした。

米国市場全体のまとめ

  1. NYダウは45,752.26ドルまで下落し、386.51ドル安。
  2. S&P500は6,538.76で103.40ポイントの下落。
  3. NASDAQは22,078.05まで大きめに調整し、486.18ポイントの下げ。
  4. テクノロジーを中心に半導体関連が売られ、急伸の反動が一気に表面化した。
  5. 雇用統計や金利見通しの不透明感から、リスク選好の姿勢が弱まり慎重ムードへ転換。

日本市場(11月21日)

日本市場は、前日の米国市場の流れを正直に引き継ぐ形でスタートしました。米国でハイテク株が売られた影響がそのまま日本にも波及し、21日の朝は売りが先行。日経平均は終値ベースで48,625.88円となり、1,198.06円安と大きな下げを記録しました。

背景には米国での半導体・AI関連の調整があり、日本でもアドバンテストやソフトバンクグループといった寄与度の高い銘柄が重しとなり、指数を押し下げた格好です。世界的に「強かった銘柄ほど売られやすい」という流れが強まり、日本のハイテク株もその影響を逃れられませんでした。

ただし、市場全体が弱々しかったわけではありません。東証プライムの値上がり銘柄数は1,300を超え、業種別でも25業種が上昇するなど、相場の中身を見ると意外にも底堅い動きが見られました。特に、内需系や割安とされる銘柄への買いが戻りつつあり、ハイテク売りの裏側で資金が移動する様子がはっきり現れていました。

短期的には調整色が強まったものの、中長期的には高値圏の中で物色対象が入れ替わりながら再び出直りを狙う動きが見えつつある、そんな市場環境でした。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均は48,625.88円まで下落し、1,198.06円安となった。
  2. 米国の半導体・AI関連の調整が日本のハイテク株にも波及。
  3. 東証プライムでは1,300超の銘柄が値上がりし、25業種が上昇。
  4. 内需系や割安株に物色が入るなど、市場内部では強弱が入り混じる一日。
  5. 短期的には調整ムードでも、中期では高値圏での押し目を狙う動きも残る。

トレード銘柄|積み立てとスイングで静かなポジション調整

楽天証券|積み立て投資

  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,186.0
    数  量: +3口
    合  計: 112口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 5016 JX金属 +2株(合計24株)
  • 7013 IHI +2株(合計16株)

売却銘柄

  • なし

反省点・総括|全体下落の中でもポートフォリオが上昇した日

昨夜の米国市場は、就寝前に確認した時点では主要3指数がそろって右肩上がりで推移しており、安心して眠りにつけるような状況でした。しかし、翌朝に確認すると様相は一変。まるで急坂を滑り落ちるかのような下げに転じており、その勢いはまさに急変という言葉がぴったりの動きでした。その影響が日本市場にも反映され、日経平均は大きく下落する一日となりました。

一方で、TOPIXは相対的に踏ん張りを見せており、指数の中身によって動きが大きく異なる相場でもありました。自分のポートフォリオが上昇したのは、日経平均の値動きに大きく影響するソフトバンクグループやアドバンテストのような値がさ株を保有していなかった点が大きく、偶然ながら影響を軽減する形となりました。

全体の流れとしては不安定さが目立つものの、保有銘柄の構成が結果的に下落の影響を和らげた一日でした。

2025年11月第3週の実現損益

2025年の11月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(11月17日~11月21日):0円
11月の合計収支:+800円

SBI証券
スイングの合計収支(11月17日~11月21日):+14,682円
11月の合計収支:+14,682円

配当・分配金(楽天+SBI):0円

トータル収支:+15,482円
11月第2週 |  11月第1週

2025年の合計収支報告
楽天証券での合計収支(1月~10月):-21,510円
SBI証券での合計収支(同期間):+75,824円
配当・分配金(楽天+SBI):+192,451円
トータル収支:+246,765円
10月の収支報告9月の収支報告8月の収支報告7月の収支報告6月の収支報告5月の収支報告4月の収支報告3月の収支報告2月の収支報告1月の収支報告2024年の収支報告
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