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【月次報告】史上高値と選別相場の交錯|2025年10月の収支まとめ

2025年10月の収支報告表紙。兼業投資家が小金持ちを目指す月次レポート。

2025年10月の収支報告。兼業投資家が資産形成を目指す月次レポートの表紙デザイン。

2025年10月31日の株式市場は、米国ではFOMCの利下げ発表とパウエル議長の慎重な発言が株価を押し下げる一因となり、日本では企業決算の好調さと円安進行が追い風となって主要指数が史上最高値を更新しました。個別銘柄ではAI・半導体関連が買われる一方、決算内容によって明暗が分かれる展開に。投資活動では、配当の積み上げと銘柄選定が着実に進んでおり、年間収支も堅調な推移を見せています。

2025年10月31日の市況|FOMC利下げと企業決算が交錯、米国は反落・日本は史上最高値更新

主要指数(10月31日時点)

日経平均:52,411.34(+1,085.73)
TOPIX:3,331.83(+31.04)
NYダウ:47,522.12(-109.88)
NASDAQ:23,581.14(-377.33)
S&P500:6,822.34(-68.25)

米国市場(10月30日)

米国では30日、FOMCが政策金利を0.25%引き下げ、フェデラルファンドレートの誘導目標レンジを4.00〜4.25%から3.75〜4.00%へ変更しました。これは9月に続く2会合連続の利下げです。背景には雇用指標の弱含みやインフレの鈍化がありました。

ただし、パウエル議長は記者会見で「12月の利下げは既定路線ではない」と明言。FOMC内でも利下げ継続に慎重な意見が出ており、年内の追加利下げへの期待は後退しました。この発言を受けて、株式市場では売りが優勢となり、主要3指数が揃って下落しました。

NYダウは前日比109.88ドル安の47,522.12ドル、S&P500は68.25ポイント安の6,822.34ポイント、NASDAQは377.33ポイント安の23,581.14ポイントで取引を終了。特にNASDAQは前日の高値更新から一転して大幅安となり、テクノロジー関連銘柄に売りが広がりました。

為替市場では、ドル円が一時154円45銭まで上昇し、2月以来の円安水準を記録。FRBのタカ派姿勢と日銀の現状維持が対比され、ドル高が進行しました。

米国市場全体のまとめ

  1. FOMCが0.25%の利下げを決定し、FFレート誘導目標レンジを3.75〜4.00%に変更。
  2. パウエル議長が「12月の利下げは確定ではない」と発言し、市場の期待が後退。
  3. NYダウ・S&P500・NASDAQの主要3指数が揃って下落、特にナスダックは大幅安。
  4. テクノロジー株に売りが集中し、前日の高値更新から一転して調整局面へ。
  5. ドル円は一時154円45銭まで上昇し、ドル高・円安が進行。ドル指数も8月以来の高値。

日本市場(10月31日)

日本市場は31日、企業決算の好調と円安進行を背景に大幅高となりました。日経平均株価は前日比1,085円73銭高の52,411円34銭で取引を終え、終値ベースで初めて52,000円台に到達。TOPIXも31.04ポイント高の3,331.83ポイントで史上最高値を更新しました。

米国企業の好決算に加え、国内企業の収益改善が買い材料となり、半導体やAI関連銘柄に買いが集中。アドバンテスト、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループなどが2〜3%超高となり、コナミグループやソシオネクストは16%超の上昇を記録しました。

一方で、決算が市場の期待に届かなかったオリエンタルランドや日産自動車、パナソニックホールディングスなどは4〜9%超安となり、個別銘柄では選別が進みました。

為替は前日の急速な円安の反動もあり、円相場が対ドルで154円台前半に反発。東京都区部のコアCPIが予想を上回ったことも円買い材料となりました。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均が1,085円高の52,411円となり、終値ベースで初の52,000円台に到達。
  2. TOPIXも31.04ポイント高の3,331.83ポイントで史上最高値を更新。
  3. 米国企業の好決算と国内企業の収益改善が買い材料となり、AI・半導体関連が大幅高。
  4. 円相場は154円台前半で反発。東京都区部のコアCPIが予想を上回り、円買い材料に。
  5. 一部銘柄は決算内容への失望で下落し、個別株では選別色が強まる展開。

トレード銘柄|楽天証券とSBI証券の売買動向

楽天証券|積み立て投資

  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,178.0
    数  量: +2口
    合  計: 83口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 261A 日水コン +1株(合計19株)
  • 3861 王子ホールディングス +10株(合計30株)
  • 4502 武田薬品工業 +2株(合計5株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計156株)
  • 8725 MS & AD +1株(合計18株)
  • 8904 AVANTIA +5株(合計170株)

売却銘柄

  • なし

ポートフォリオ内の決算銘柄

  • 5482 愛知製鋼
    今期最終を5%上方修正し、4円増配。神戸製鋼所との入れ替えで購入を進めており、今後も押し目を見ながら買い増し予定。
  • 8053 住友商事
    上期最終で19%増益。長期保有を継続する方針。
  • 9513 Jパワー
    上期経常で36%増益。ディフェンシブ銘柄として保有数を増やし、安定的な配当を狙う。

反省点・総括|JTの好決算が際立つ、今後も銘柄選定に注力

日経平均が史上初の52,000円台に到達する中、ポートフォリオ内では銘柄ごとに株価の動きが分かれました。中でも、10月30日に第3四半期決算を発表したJTは、上方修正と大幅増配により優れたパフォーマンスを示しました。今後も好業績銘柄を見極め、着実な運用を目指していきます。

2025年10月のまとめ

楽天証券

楽天証券では、GXNDXカバコの買い増しとソニーFGの追加購入のみで、売却はありませんでした。

SBI証券

SBI証券では、信越化学工業と神戸製鋼所を売却。配当金はアルトナーから1,339円が入金されました。

10月の買い増しにより、年間配当金は134,043円(先月比+8,085円)、利回りは4.73%(先月比+0.07%)に上昇しています。

クリックで配当金の詳細を表示
コード銘柄名金額
2163アルトナー1,339円

2025年10月第5週の実現損益

2025年の10月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(10月28日~10月31日):0円
10月の合計収支:0円

SBI証券
スイングの合計収支(10月28日~10月31日):0円
10月の合計収支:+14,280円

配当・分配金(楽天+SBI):+19,757円

トータル収支:+34,037円
10月第4週 |  10月第3週 |  10月第2週 |  10月第1週

2025年の合計収支報告
楽天証券での合計収支(1月~10月):-21,510円
SBI証券での合計収支(同期間):+75,824円
配当・分配金(楽天+SBI):+192,451円
トータル収支:+246,765円
9月の収支報告8月の収支報告7月の収支報告6月の収支報告5月の収支報告4月の収支報告3月の収支報告2月の収支報告1月の収支報告2024年の収支報告

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