投資歴4年の筆者が、株式投資初心者から中級者の皆様に向けて、最新の市場動向とデイトレードの結果をお伝えします。
今日の市況|米国関税政策の揺れと日経平均の小幅反発
昨夜の米国市場では、トランプ大統領がカナダからの鉄鋼およびアルミニウム輸入に対する関税を25%から50%に引き上げると発表しました。これは、カナダ・オンタリオ州が米国向け電力料金に25%の上乗せを決定したことへの対抗措置とされています。しかし、その後、オンタリオ州が電力料金の値上げを停止したため、トランプ大統領は関税引き上げを撤回する意向を示しました。
これらの政策の揺れ動きにより、市場には不安定な動きが見られました。
一方、日経平均株価は前日の大幅下落から反発し、36,819.09円(+25.98円)で取引を終えました。前場では一時134円安となる場面もありましたが、その後は買い戻しが優勢となり、小幅高で推移しました。前日の乱高下の影響もあり、積極的な売買は手控えられ、全体的には様子見ムードが強まりました。
業種別では、国内金利の上昇基調を背景に銀行株や保険株が堅調でした。主要企業の春闘の回答が相次ぐ中で、日本銀行の利上げ観測が高まりやすく、金融株への物色が見られました。また、防衛関連銘柄も上昇し、三菱電機や三菱重工業、川崎重工業、日本製鋼所などが買われました。
デイトレ銘柄|銘柄選定に苦慮した一日
楽天証券
日経平均やTOPIXが上昇する中、銘柄選定に苦慮した一日でした。以下は本日のデイトレードの結果です。
- 7011 三菱重工業 2,409.5→2,413.5(+400円)
- 6723 ルネサスエレクトロニクス 2,322.5→2,324.0(+150円)

※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。
SBI証券
本日は以下の銘柄を買い増ししました。
- 167A リョーサン菱洋
- 2163 アルトナー
- 8725 MS&AD
- 9104 商船三井
売却した銘柄はありません。
反省点
本日は市場全体が不安定な動きを見せる中、銘柄選定に慎重さが求められました。特に、トランプ大統領の関税政策の変動や、国内金利の上昇といったマクロ経済要因が市場に影響を及ぼしており、これらの情報を迅速かつ的確に分析する必要性を再認識しました。今後は、外部環境の変化に柔軟に対応し、リスク管理を徹底していく所存です。