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【投資記録】AI・半導体株高で日経平均上昇、TOPIXは逆行安|9月24日の投資記録

右肩上がりのローソク足チャートを背景に、「AI・半導体株高で日経平均上昇、TOPIXは逆行安」と表示された2026年9月24日の投資記録アイキャッチ画像です。

AI・半導体株高とTOPIX逆行安を表した画像です。

日経平均は大きく上昇したのに、なぜTOPIXは下落したのでしょうか。9月24日の日本市場では、AI・半導体関連株への買いが日経平均を押し上げる一方、値下がり銘柄は値上がり銘柄を上回り、指数だけでは見えにくい強弱の分かれた相場となりました。

前夜の米国市場では、9月PMIの上振れや米5年債入札の低調な結果から米10年債利回りが5.116%まで上昇し、NASDAQを中心に主要3指数が下落しました。ただ、日本市場が休場していた期間全体では米半導体関連株が連休前を上回っており、その流れからアドバンテストやイビデン、東京エレクトロンなどに買いが集まりました。この記事では、こうした米国市場から日本市場への流れに加え、楽天証券でのデイトレード、SBI証券での高配当投資の売買動向、その日のトレードを振り返ります。なお、本文中でリンクを設定しているトレード銘柄の「銘柄名」をクリックすると、その銘柄を過去に取引した際の記事へ移動できるようにしています。

日経平均の数字だけでは分からない市場の中身と、自分がその環境でどのように売買したのかを一緒に振り返りながら、次の投資判断につながる材料を整理していきます。日々変化する相場に合わせて、自分自身の判断も少しずつアップデートしていきましょう。

2026年9月24日の市況|米長期金利上昇とAI・半導体株への資金集中で明暗

主要指数(9月24日時点)

日経平均:65,513.99(+495.04)
TOPIX:4,075.30(-15.84)
NYダウ:51,511.59(-352.10)
NASDAQ:26,936.03(-308.24)
S&P500:7,706.03(-58.61)

米国市場(9月23日)|長期金利上昇で主要3指数がそろって下落

23日の米国市場は、主要3指数がそろって下落しました。NYダウは51,511.59ドルと前日比352.10ポイント安、S&P500は7,706.03で58.61ポイント安、NASDAQは26,936.04で308.24ポイント安となっています。

前日までNASDAQはAI関連株への期待を背景に最高値圏で推移していましたが、この日は米長期金利の急上昇が重荷となり、利益確定売りも広がりました。なかでも金利上昇の影響を受けやすいハイテク株の下げが目立ち、主要3指数ではNASDAQの下落が大きくなっています。

相場を大きく動かしたのが米国債利回りの上昇でした。米10年債利回りは前日から0.149ポイント上昇して5.116%となり、取引中には2007年以来の高水準を記録。5年債利回りも5%台まで上昇しています。この日行われた米5年債入札の需要が弱かったことも債券売りにつながり、金利を押し上げる材料となりました。安全資産とされる米国債でも5%前後の利回りを得られる環境となったことで、将来の利益への期待が株価へ反映されやすい成長株には、相対的な割高感が意識されやすくなったとみられます。VIX恐怖指数も0.97ポイント上昇して15.18となり、極端な警戒水準ではないものの、投資家心理にはやや慎重さが強まりました。

金利上昇の背景には、米国経済の強さを示す経済指標もありました。S&Pグローバルが発表した9月の米総合PMI速報値は58.4と、8月の56.0から上昇し、2021年7月以来の高水準となっています。製造業PMI速報値は57.0と市場予想の53.7、サービス業PMI速報値も58.7と予想の55.8をそれぞれ上回りました。その一方で企業の仕入れ価格指数は66.4まで上昇し、2022年10月以来の高水準となったため、景気の強さだけでなくインフレ圧力の再加速も意識されています。FRBのマイケル・バー理事も、インフレ率が目標を上回っている状況から追加利上げが必要になる可能性に言及しており、市場では10月のFOMCで追加利上げが行われるとの見方が強まりました。

原油市場では中東情勢を巡る不透明感が改めて意識され、WTI原油先物は前日比0.10ドル高の1バレル92.25ドルで終了しました。イランのペゼシュキアン大統領は国連総会で、米国の圧力には屈しない姿勢を示す一方、外交による解決の可能性は残す考えも示しています。前日にはトランプ米大統領がイランに対して強硬な発言をしており、米国とイランの協議への期待と、対立長期化への警戒が交錯する状況となりました。原油高はエネルギー関連株の支援材料となったものの、燃料価格や輸送コストを通じたインフレへの影響もあるため、米国市場全体では追加利上げへの警戒を強める材料として受け止められました。

為替市場では米金利上昇を背景にドル買いが優勢となり、ドル円は158.25円で取引を終えています。米9月PMIの上振れやFRBの追加利上げ観測、米5年債入札の低調な結果を受けて米国債利回りが上昇し、ドルを押し上げました。ただし158円台では日本当局による円安是正介入への警戒も意識され、ドル円の上昇には一定の歯止めがかかったようです。

個別株では大型ハイテク株の一角が売られ、Alphabetは3.8%安、Amazonは2.2%安、NVIDIAは1.5%安となりました。一方でMeta Platformsは1%上昇しており、AI関連株すべてに売りが広がったわけではありません。S&P500を構成する11業種では9業種が下落し、原油高を背景にエネルギー関連が相対的に堅調だった一方、公益やコミュニケーション・サービスなどには売りが目立ちました。米中首脳会談も控えるなか、AI関連株への期待が続く一方、原油価格やインフレ、FRBの追加利上げ観測といった材料を見極める展開となっています。

米国市場全体のまとめ|PMI上振れと金利上昇が株価の重荷

1.NYダウ、S&P500、NASDAQがそろって下落し、とくにNASDAQの下げが大きい一日だった。
2.米10年債利回りが5.116%まで上昇し、ハイテク株を中心に株価の重荷となった一日だった。
3.9月PMIが市場予想を上回る一方、仕入れ価格指数も上昇し、インフレへの警戒が強まった一日だった。
4.FRBによる追加利上げ観測が強まり、米金利上昇とドル高が同時に進んだ一日だった。
5.中東情勢への警戒からWTI原油先物が92.25ドルへ上昇し、エネルギー関連株が相対的に堅調だった一日だった。

日本市場(9月24日)|半導体株が日経平均を押し上げる一方、TOPIXは下落

シルバーウィーク中の米国市場ではAI・半導体関連株への買いが目立っていましたが、23日は9月の製造業PMI速報値が57.0、サービス業PMI速報値が58.7と市場予想を上回り、インフレへの警戒から米10年債利回りが5.11%台まで上昇しました。直前の米国株は金利上昇に押されて下落したものの、日本市場が休場していた期間全体では米半導体関連株が連休前を上回る水準まで上昇しており、24日の日本市場ではアドバンテストやイビデン、東京エレクトロンなどAI・半導体関連株への買いが目立ちました。直前の米国株安だけではなく、連休中に積み上がった半導体株高が日本市場へ波及した形です。

日経平均は前営業日比495.04円高の65,513.99円となり、4営業日続伸しました。一方、TOPIXは15.84ポイント安の4,075.30と、日経平均とは反対方向で取引を終えています。日経平均ではアドバンテストが約243.77円、イビデンが約191.08円、東京エレクトロンが約81.46円押し上げており、一部の値がさAI・半導体関連株の寄与が大きい一日でした。そのため、日経平均の上昇ほど市場全体が強かったわけではありません。

東証プライムの売買代金は概算で9兆2,038億円、売買高は24億9,306万株。値上がり674銘柄に対し、値下がりは838銘柄、変わらずは42銘柄となり、日経平均が上昇する一方で値下がり銘柄の方が多くなりました。業種別ではゴム製品、精密機器、電気機器などが上昇上位となり、半導体や電子部品に関連する銘柄への資金流入が目立っています。その一方、サービス業や電気・ガス業、保険業などは下落上位となり、物色には偏りがみられました。

国内では金利上昇も株価の重荷となっています。新発10年国債利回りは一時3.075%まで上昇し、1996年8月以来およそ30年ぶりの高水準となりました。日銀は9月18日の金融政策決定会合で政策金利を1.00%程度から1.25%程度へ引き上げており、24日から新たな金利水準が適用されています。米国の長期金利上昇に加え、日本でも金融政策の正常化と物価上昇への警戒が続いていることから、金利上昇の影響を受けやすい銘柄には売りが広がりました。AI・半導体株への買いが日経平均を支える一方、TOPIXや東証プライム全体では金利上昇の影響がより強く表れたとみられます。

個別材料では、住友電気工業がMetaなどと海底ケーブルシステム「Petal」の構築に向けて協業すると発表したことが材料となりました。ソシオネクストやウシオ電機なども大きく上昇し、半導体・電子部品関連への資金流入を象徴する動きとなっています。反対にアドバンスクリエイトは、今期の最終損益が赤字継続となる見通しを示したことで急落しました。指数だけを見ると堅調に映る一日でしたが、実際にはAI・半導体関連株への買いが集中する一方、金利上昇を受けて幅広い銘柄が売られるなど、強弱の分かれた相場となりました。

日本市場全体のまとめ|日経平均上昇の裏で値下がり銘柄が優勢

1.日経平均が65,513.99円まで上昇して4営業日続伸した一方、TOPIXは4,075.30へ下落した一日だった。
2.アドバンテストやイビデン、東京エレクトロンなどAI・半導体関連株への買いが日経平均を押し上げた一日だった。
3.東証プライムでは値下がり838銘柄が値上がり674銘柄を上回り、指数ほど市場全体は強くなかった一日だった。
4.新発10年国債利回りが一時3.075%まで上昇し、国内金利上昇が幅広い銘柄の重荷となった一日だった。
5.住友電気工業の海底ケーブル協業など個別材料もあり、半導体・電子部品関連への資金流入が目立った一日だった。

トレード銘柄||テクニスコと住友電工で利益、ブレインズテクノロジーは持ち越し

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

特定口座

  • 2962 テクニスコ
    株  価: 2,301.0円 → 2,349.0円
    約定時間: 09:06:01 → 09:19:55
    収  支: +4,800円
    狙  い: データセンターの通信装置向け高機能ヒートシンク部品で大口受注を獲得し、前営業日にストップ高となっていました。この日も値動きが続いていたため、エントリーしました。
  • 5802 住友電工
    株  価: 2,203.5円 → 2,209.5円
    約定時間: 09:29:59 → 09:32:10
    収  支: +600円
    狙  い: 古河電工は軟調だったものの、フジクラが上昇しており、住友電工にも連れ高の動きがみられたためエントリーしました。
  • 4075 ブレインズテクノロジー
    数  量: 200株
    株  価: 1,651.0円、1,553.0円
    約定時間: 09:47:26、10:38:19
    狙  い: 前営業日に続いて値動きがみられたためエントリーしました。ただ、買い圧力がある一方で特定の価格帯では売り圧力も強く、利確には至らず持ち越す形となりました。
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,290.0円
    数  量: +2口
    合  計: 304口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • なし

売却銘柄

  • なし

8月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|休場明けに利益を確保するもブレインズテクノロジーを持ち越し

シルバーウィークが終わり、日本市場は約1週間ぶりの取引となりました。休場している間も原油高などの問題は解決しておらず、久しぶりの相場ということもあって不安はありましたが、デイトレードではテクニスコと住友電工で利益を確保することができました。

一方、ブレインズテクノロジーは買い圧力こそあったものの、上値では売り圧力が強く、利確できないまま持ち越しています。出来高は前営業日から若干減少しているものの、現時点では急激に落ち込んでいるわけではありません。明日以降の値動きを確認しながら、売却したいと考えています。

単元未満株については、日経平均が上昇した一方で、保有するポートフォリオの大半はTOPIXに近い動きとなり下落しました。ただ、特定の銘柄だけが大きく下げたというより、全体的にまんべんなく下落していたため、この日の値動きから買い増しを判断する銘柄は見つけられませんでした。

先週購入した四季報からは、新たな買い候補になりそうな銘柄をいくつかピックアップできています。今後は手元の資金と相談しながら、買い付けを進めていこうと考えています。

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