今日の市況|トランプ関税一時停止で市場急騰、自動車業界は依然厳しい状況
2025年4月10日時点
- 日経平均:34,609.00(+2,894.97)
- TOPIX:2,539.40(+190.07)
- NYダウ:40,608.45(+2,962.86)
- ナスダック総合:17,124.97(+1,857.06)
- S&P500:5,456.90(+474.13)
2025年4月9日の米国市場は、トランプ大統領が多くの国に対する関税を90日間一時停止すると発表したことを受け、大幅な上昇を見せました。S&P 500は9.5%上昇し、2008年以来の大幅な上げ幅となりました。 しかし、中国からの輸入品に対する関税は125%に引き上げられ、米中間の貿易摩擦は依然として懸念材料となっています。
この米国市場の好調を受け、4月10日の日経平均株価も前日比2,894.97円高の34,609.00円と急騰しました。この上昇は歴代2位の上昇幅となります。一方で関税の一時停止が90日間という期限付きであることから、今後の動向には引き続き注意が必要です。特に、日本の自動車産業にとっては、関税の一時停止が一部の製品に適用されるものの、自動車関連の関税は依然として25%のままとなっており、厳しい状況が続いています。
市場全体の急騰により、多くの投資家が利益を上げる一方で、特定のセクター、特に自動車業界においては引き続き慎重な姿勢が求められます。今後の関税政策の動向や米中関係の進展に注目し、適切な投資判断を行うことが重要です。
デイトレードの結果と分析
楽天証券
- 7014 名村造船所
- 株 価 1,792.8 → 1,798.0
- 約定時間 09:25:53 → 09:27:58
- 収 支 +520円
- 287A 黒田グループ
- 株 価 826.0 → 829.0
- 約定時間 10:28:30 → 10:36:42
- 収 支 +300円
- 254A AIフュージョン
- 株 価 1,361.0 → 1,634.0
- 約定時間 11:04:08 → 11:13:40
- 収 支 +300円
本日の日本市場は全体的に大幅ギャップアップしていたものの、寄り付き直後に高値を付けてから徐々に下落するの状態が多く見られました。その中で、上記3銘柄は横ばいから少しずつ上昇が見られたため、選定しました。

※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。
SBI証券(4月8日~4月10日)
日経平均が大幅に上昇しており、ポートフォリオ内の資産も大きく改善が見られています。しかし、まだ含み損の状態であったり、今回の急落により利回りが上昇し魅力的な銘柄もあるため、以下の銘柄を中心に買い増しを行いました。
買い増し銘柄
- 167A リョーサン菱洋
- 1605 INPEX
- 4063 信越化学工業
- 5406 神戸製鋼所
- 7272 ヤマハ発動機
- 8058 三菱商事
- 8725 MS & AD
- 8917 ファースト住建
- 9104 商船三井
- 9432 NTT
売却銘柄
- 7921 TAKARA & COMPANY
売却理由:利回りが低く、他の高利回り銘柄を購入するための資金調達の為。

反省点|デイトレードの課題と今後の改善策
本日のデイトレードを振り返り、以下の課題と改善策が浮かび上がりました。
- 利益確定の判断基準の明確化:AIフュージョンでは、短時間での利益確定となりましたが、さらなる上昇余地があった可能性があります。利益確定の基準を明確に設定し、感情に左右されないトレードを心掛けることが重要です。
- 市場全体の動向と個別銘柄の関連性の理解:トランプ大統領の関税一時停止措置により市場全体が急騰しましたが、自動車関連銘柄への影響は限定的でした。市場全体のニュースが個別銘柄にどのように影響を与えるかを深く理解し、銘柄選定に活かす必要があります。
これらの反省点を踏まえ、今後のトレードではエントリーとエグジットのタイミングをより精緻に計り、市場ニュースと個別銘柄の関連性を深く分析することで、トレードの精度を高めていきたいと考えています。