今日のマーケット概況
2024年12月1日の日経平均は27,670.98(+86.63)と小幅上昇しました。中でも鉄鋼業が値上がり業種のトップとなり、日本製鉄が増配を発表したことが好感されました。一方で、マザーズ指数は780.79(-13.57)と下落しており、米長期金利の上昇が影響していると考えられます。
来週も決算ラッシュが続く中、ポジションを見直す必要がある場面も増えそうです。
SBI証券での買い増し及び売却銘柄
SBI証券の取引状況
- 商船三井:買い増し
- 明光ネット:買い増し
- セガサミーHD:過去の決算発表後、株価が上昇したタイミングで売却済み
商船三井と明光ネットは、高配当銘柄として引き続き注目しています。一方、セガサミーHDは短期トレード向きの銘柄として取り扱いました。
関連記事は👇
配当性向とは?その重要性を解説
配当性向とは、企業が稼いだ利益のうちどれくらいを株主に還元するかを示す割合のことです。たとえば、利益の50%を配当に回す企業であれば、配当性向は50%となります。この指標は、投資家にとって企業の配当政策を理解する重要な手がかりとなります。
特に高配当株投資やスイングトレードを行う際、配当性向の適正水準を把握することは欠かせません。配当性向が高すぎる場合、利益のほとんどを配当に回すため、企業の成長投資に支障をきたすリスクがあります。一方で、配当性向が低すぎると、株主還元が不十分とみなされ、株価が低迷する可能性もあります。
適正な配当性向とは?
配当性向の適正値は、業種や企業の成長ステージによって異なります。一般的には以下のような目安があります:
- 成熟企業(例:高配当株)
配当性向:50~70%
成熟企業は成長余地が限られているため、安定した配当が期待されます。この範囲は投資家の安心材料となります。 - 成長企業
配当性向:20~40%
成長企業は利益を再投資に回す割合が多いため、配当性向は低めです。しかし、将来的な株価上昇が期待されます。 - 特殊ケース
業績が一時的に悪化している企業や、過剰な還元策を取る企業では配当性向が異常に高くなる場合があります。この場合、持続可能性を確認することが重要です。
配当性向を見る際の注意点
- 一時的な利益に惑わされない
配当性向は、純利益を基準に計算されますが、一時的な要因で利益が膨らむと配当性向が低く見える場合があります。 - フリーキャッシュフローを確認する
配当が支払われる資金はフリーキャッシュフローから捻出されます。純利益ではなくキャッシュフローの健全性もチェックしましょう。 - 配当性向が極端に高い企業のリスク
配当性向が100%を超える企業は、内部留保を削って配当を支払っている可能性があり、長期的なリスクを伴うことがあります。
スイングトレードや高配当投資への活用
配当性向を把握することは、スイングトレードや高配当投資を行う際の戦略立案に役立ちます。特に高配当株を狙う場合、過去数年の配当性向の推移をチェックし、安定性を確認することが重要です。一方で、スイングトレードでは短期的な配当性向の変動や決算発表時の材料として活用できます。
夕食のひとコマ
残業帰りには塩ラーメンを堪能しました。スープは透き通り、トッピングのチャーシューや半熟卵が絶妙でした。ライスの大盛りはやや多すぎたものの、満足度の高い食事でした。