気になったニュースと今日のマーケット
世界経済のリセッション回避と好材料
最近は景気後退が懸念されていますが、Bloombergの記事では「綱渡りの世界経済、リセッション回避なるか」とのタイトルで、中国経済再開などの好材料が紹介されています。この記事を見て、少し安心感を覚えた反面、依然として多くの課題が残っているのも事実です(参考:Bloomberg)。
特に、昨夜発表されたCPI(消費者物価指数)は前年同月比6.5%と、ピーク時の9.1%から大幅に低下しました。この発表を受け、日本の経済はどのように反応するのかが注目されます。
ドル円の動きと長期的な経済安定
現在、ドル円は128円台後半で推移しています。長期的には、世界経済の安定を見込んで、経済は改善していくと考えられます。しかし、その過程には依然として不確実性がつきまとい、市場の動向には注意が必要です。
日経平均の下落と金利の影響
昨日発表されたCPIが6.5%という数字を示し、インフレがピークアウトした可能性がある中で、今日のマーケットは予想に反して下落しました。日経平均は26,119.52(-330.30)となり、かろうじて26,000円の節目にしがみついている状況です。
この下落は、長期金利の上昇が一因と考えられます。金利が0.53%に達し、日銀による金融緩和政策の修正観測が市場に影響を与えています。金利の変動が今後も株式市場にどう影響するかは重要なポイントです。
保有銘柄の買い増しと銀行業の動向
本日は新たなトレードは行わず、既存の銘柄の買い増しを実施しました。買い増しした銘柄は菱洋エレクトロと三菱HCキャピタルの2銘柄です。
一方、三井住友銀行の株は上昇しているものの、取得単価を上げてしまうリスクがあるため、今回は購入を見送りました。銀行業は長期金利の変動に大きく影響を受けており、金利が右肩上がりに上昇してから株価も上昇しています。しかし、現在の勢いが持続するかどうかは不透明で、しばらくは銀行業については様子見を続けるべきかもしれません。