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【月次報告】原油高と相場調整の中での投資判断|2026年3月の収支まとめ

兼業投資家の2026年3月収支報告をまとめたアイキャッチ画像。月間の投資成績と資産推移を振り返る内容。

兼業投資家の3月収支を総まとめ。勝因と改善点を整理した月間レポート。

2026年3月31日の市場は、原油高や地政学リスクといった外部要因に加え、月末特有の需給が重なり、全体として調整色の強い展開となりました。本記事では、米国市場と日本市場の動きを整理しながら、実際のトレード内容とその狙い、そして振り返りまでを一連の流れでまとめています。相場環境の変化にどう向き合うべきかを考えるヒントとして、参考になれば幸いです。

2026年3月31日の市況|国内外の指数動向を整理

主要指数(3月31日時点)

日経平均:51,063.72(-822.13)
TOPIX:3,497.86(-44.48)
NYダウ:45,216.14(+49.50)
NASDAQ:20,794.64(-153.72)
S&P500:6,343.72(-25.13)

米国市場(3月30日)

30日の米国市場は、指数ごとに明暗が分かれる展開となり、表面上は落ち着いて見えつつも、内側では警戒感が強まる一日でした。NYダウは小幅に上昇したものの、S&P500とNASDAQはともに下落し、特にこれまで相場をけん引してきたハイテク株の弱さが目立ちました。

この日の最大の注目材料は、中東情勢の緊張を背景とした原油価格の上昇です。原油は一時100ドルを超える水準まで買われ、エネルギーコストの上昇が再びインフレ圧力として意識される展開となりました。特にホルムズ海峡周辺の不透明感が高まっていることで、供給リスクへの警戒が投資家心理に影響を与えています。

また、米10年債利回りは低下しましたが、その背景が「景気減速懸念」によるものである点が重しとなりました。本来であれば金利低下は株式にとって追い風となる場面ですが、今回はむしろリスク回避の動きとして受け止められ、株価の支えにはつながりませんでした。

セクター別では、半導体を中心としたハイテク株が売られ、NASDAQの下落を主導する形となりました。一方で金融株の一部やディフェンシブ銘柄には資金が流入するなど、相場の中で選別の動きも見られています。さらに、小型株指数のラッセル2000も下落し、月間では大きな下げとなるなど、景気敏感分野への警戒感も一段と強まりました。

全体としては、NYダウの上昇だけではカバーしきれないほど市場の地合いは弱く、リスクオフの流れがじわりと広がっている印象です。

米国市場全体のまとめ

  1. NYダウは上昇も、S&P500とNASDAQは下落し方向感が分かれる展開。
  2. 原油価格の上昇によりインフレ懸念が再燃。
  3. 金利低下は景気不安を背景としたもので株価の支えにならず。
  4. 半導体などハイテク株が売られ、指数の重しに。
  5. 小型株も下落し、市場全体でリスク回避姿勢が強まる。

日本市場(3月31日)

31日の日本市場は、外部環境の不透明感に加えて月末特有の需給要因が重なり、主力指数は軟調な展開となりました。日経平均株価は51,063.72円で引け、前日から822円13銭の下落となっています。

今回の下げは一時的な材料というよりも、3月を通じて続いていた調整の流れの中に位置づけられます。2月末にかけて急速に上昇した反動が、3月後半に入り徐々に表面化し、高値圏での利益確定売りが出やすい環境が続いていました。

加えて、原油価格の上昇や地政学リスクの高まりといった外部要因が投資家心理を冷やし、グローバルに株式のバリュエーション見直しが進んでいる点も影響しています。特に日本市場では、指数寄与度の大きい半導体関連株に売りが出ることで、全体の下げを強める構図となりました。

また、月末にあたるこの日は、機関投資家のリバランスや配当権利落ち後のポジション調整といった需給要因も重なり、売り圧力が出やすいタイミングでした。日中には一時的に買い戻しが入り持ち直す場面も見られましたが、後場にかけては再び売りが優勢となり、引けにかけて弱含む形となりました。

為替は円安基調が続いており輸出株の支えにはなっているものの、原油高によるコスト増や世界経済への不安が上回り、指数全体を押し上げるには至りませんでした。

全体としては、過熱感の調整と外部リスクが重なったことで、落ち着きを取り戻すための値固めの局面に入っている印象です。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均は51,063.72円で822円安、調整局面が継続。
  2. 原油高と地政学リスクが市場心理の重しに。
  3. 半導体など主力株の利益確定売りが指数を押し下げ。
  4. 月末のリバランスや需給要因が下げを加速。
  5. 円安は支え材料だが外部環境の影響が上回る。

トレード銘柄|分散しながら押し目を狙った買い増し戦略

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

本日、楽天証券での取引はありませんでした。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 141A トライアルホールディングス
    株  価: 4,180円
    数  量: +1株
    合  計: 3株
  • 6501 日立製作所
    株  価: 4,528円
    数  量: +1株
    合  計: 13株
  • 7013 IHI
    株  価: 3,224円
    数  量: +1株
    合  計: 6株
  • 8136 サンリオ
    株  価: 990.2円
    数  量: +2株
    合  計: 90株

売却銘柄

  • なし

2月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|エントリータイミングと相場認識の振り返り

前日の米国市場は弱含みながらも大きく崩れる動きではなかったため、日本市場への影響も限定的と見ていました。しかし実際には、寄り付き後に大きく下げたあと一時的に買い戻される場面があり、その流れを見て押し目と判断しエントリーしましたが、後場にかけて再び下落する展開となりました。

結果として、極端な高値掴みではないものの、やや上の価格帯での取得となっており、もう一段引きつけてからでも良かったと感じています。ただし、単元未満株での分散投資を前提としているため、こうしたブレは一定程度許容しながら対応していく必要もあると考えています。

全体としては、方向感が定まりにくい相場の中で、短期的な値動きに反応しすぎず、もう少し落ち着いてタイミングを見極める意識が必要だと感じた一日でした。

2026年3月のまとめ

楽天証券

2月末あたりから地政学リスクが一気に高まり、世界経済が落ち着かない状況になってきました。原油価格も上がり続け、日本市場にもその影響がしっかり出ていて、日経平均は下げる日が多くなっています。そんな相場なのでデイトレード向きの日がほとんどなく、今月のトレードは結局3件だけにとどまりました。自分の投資スタイルだと下落局面はどうしてもダメージが大きくなりやすいので、無理に動かず様子を見た結果です。

とはいえ、下落が悪いことばかりではなく、狙っていた銘柄を安く拾えるチャンスでもあります。そんな流れもあって、今回はソニーフィナンシャルグループをNISA口座で買いました。特定口座でもすでに持っていますが、今後の配当や値上がり益を考えると、やっぱりNISAの非課税メリットは大きいと感じています。特定口座の分は利益が出るまではそのまま持ち続けるつもりです。

ただ、株価の動きにはまだ注意が必要だと思っています。昨年10月につけた139.0円付近を境に反発してはいるものの、地政学リスクの高まりや日銀の利上げ見送りなどを考えると、もう一段の下落もあり得る状況です。もし139.0円を割ってしまうと、その下に明確なサポートラインがないので、どこまで落ちるのか読みにくいのが正直なところです。だからこそ、追加で買うにしても慎重に進めたいと思っています。

今のような不安定な相場では、焦って動くよりも、長く持ちたい銘柄を落ち着いて拾っていく方が自分には合っている気がします。これからも相場の様子を見ながら、無理のないペースで続けていければいいなと思っています。

SBI証券

SBI証券のポートフォリオも、ここ最近の地政学リスクの高まりで含み益が少しずつ削られてきている状況です。それでも安くなったところはしっかり拾っていて、主に3月の配当権利銘柄を中心に買い増しを進めていました。ただ、その中でひとつ後悔している銘柄があります。それがホンダです。普段なら利回りも高く、世界的な企業でもあるので、高配当ポートフォリオの一角を担ってくれるだろうと思い、思い切って1単元購入したのですが、まさかその日の大引け後に北米で予定していた一部EVモデルの上市・開発中止が発表されるとは思いませんでした。2026年3月期の損失と合わせて最大2兆5,000億円規模になるという試算も出て、PTSから一気に売られ、翌日もその流れが続き、一晩で大きな含み損を抱える形になってしまいました。

幸い、今回は配当金70円は維持されるようですが、DOE3%を掲げている以上、今回の損失で純資産が減れば、表向きは「減配」と言わなくても実質的な減配になる可能性も出てきていて、不安材料が一気に増えた印象です。さらに地政学リスクも重なって株価は下落し、買い増しできる水準まで落ちてきてはいるものの、まだ手を出せず静観している状態が続いています。買い増しして取得単価を下げること自体はできるのですが、これが良いナンピンになるのか悪いナンピンになるのか、判断が難しいところです。

一方で良いこともありました。もともと高配当銘柄として買っていたクミアイ化学工業を売却できたことです。業績悪化から下方修正と減配が続き、株価も低迷して利回りも魅力が薄れていたので、売却候補として考えていました。そんな中、3月13日の決算で1Q経常が23%増益となり、株価が上昇してくれてプラ転。無事に売却することができました。

ホンダもクミアイ化学工業のように、悪い流れを断ち切ってくれる展開になってくれたらいいなと思っています。今はただ静かに見守りながら、少しでも良い方向に向かってくれることを願っているところです。

今月の買い増しにより、年間配当金は190,971円、利回りは4.14%になりました。

クリックで配当金の詳細を表示
コード 銘柄名 金額
1605 INPEX 3,958円
261A 日水コン 771円
2914 日本たばこ産業 5,698円
3003 ヒューリック 2,670円
5105 TOYO TIRE 1,451円
7272 ヤマハ発動機 2,391円

2026年3月第5週の実現損益

2026年の3月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(3月30日~3月31日):0円
3月の合計収支:+2,450円

SBI証券
スイングの合計収支(3月30日~3月31日):0円
3月の合計収支:+3,200円

配当・分配金(楽天+SBI):+19,957円

トータル収支:+25,607円

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2月の収支報告 |  1月の収支報告 |  2025年の収支報告

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