2026年3月6日の株式市場は、原油価格の急上昇や中東情勢を巡る不透明感を背景に、米国市場では主要指数がそろって下落しました。一方、日本市場では朝方に大きく下げる場面があったものの、押し目買いが入り最終的には上昇して取引を終えるなど、底堅い動きも見られました。
この記事では、3月5日の米国市場の動きと3月6日の日本市場の状況を振り返りながら、相場を動かした要因をわかりやすく整理しています。また、当日のトレード内容や投資の狙いについてもあわせてまとめています。日々の市場の流れを整理する参考として、ぜひご覧ください。
2026年3月6日の市況|原油高と地政学リスクを背景に世界市場が揺れる展開
主要指数(3月6日時点)
日経平均:55,620.84(+342.78)
TOPIX:3,716.93(+14.26)
NYダウ:47,951.74(-784.67)
NASDAQ:22,748.99(-58.50)
S&P500:6,830.71(-38.79)
米国市場(3月5日)
5日の米国市場は、原油価格の急上昇と中東情勢を巡る不透明感の高まりを背景に、主要指数がそろって下落して取引を終えました。地政学的な緊張が意識される中でエネルギー価格が上昇し、インフレ再燃への懸念が改めて市場で意識されたことが、投資家心理を慎重にさせる要因となりました。
NYダウは前日比784.67ポイント安の47,954.74で取引を終了しました。取引時間中には一時1,100ポイントを超える下げ幅を記録する場面もあり、幅広い銘柄で売りが優勢となりました。構成銘柄の多くが下落し、金融株や産業株、消費関連株など景気動向の影響を受けやすいセクターを中心に調整が広がりました。特に航空関連株は原油価格の上昇による燃料コスト増加への警戒感から売りが強まり、株価の重しとなりました。
S&P500は前日比38.79ポイント安の6,830.71、NASDAQは58.50ポイント安の22,748.99で取引を終えました。NASDAQについては下げ幅が比較的小さく、AI関連需要の強さが意識される半導体株が相場の下支えとなりました。半導体企業の一部では業績見通しの強さが評価される場面もあり、テクノロジー株全体では一定の底堅さも確認されました。
今回の相場の大きなテーマとなったのは原油市場の動きです。中東情勢の緊張が高まり、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を巡る不透明感が意識されたことで、米国の原油価格は1バレル80ドル台まで急上昇しました。エネルギー価格の上昇は企業コストや消費者物価の押し上げにつながる可能性があるため、インフレの再燃を警戒する見方が広がりました。その結果、米国の金融政策における利下げ期待が後退するとの思惑も広がり、市場の重荷となりました。
セクター別では、原油高の恩恵を受けるエネルギー関連株が比較的堅調だった一方で、旅行関連株や景気敏感株は売りが目立つ展開となりました。また、中小型株の動向を示すラッセル2000指数は50.44ポイント安の2,585.57となり、主要指数の中でも下げが目立ちました。こうした動きから、市場全体ではリスクを抑える姿勢が強まっていたことがうかがえます。
個別銘柄ではAI関連需要への期待を背景に半導体企業の一部が上昇するなど銘柄ごとの動きには差が見られましたが、全体としては地政学リスクとエネルギー価格の動きが相場の方向性を左右した一日となりました。市場では今後も原油価格の動きがインフレや金融政策に影響を与える可能性があるため、情勢の変化が引き続き注目されています。
日本市場(3月6日)
6日の日本市場は、前日の米国市場の下落を受けて不安定なスタートとなりましたが、その後は押し目買いが入り、最終的には上昇して取引を終えました。日経平均株価は55,620.84円となり、前日比342.78円高と続伸しました。TOPIXも3,716.93ポイントと前日比で上昇し、日本株全体としては底堅い動きが見られる一日となりました。
朝方の市場では、中東情勢の緊張と原油価格の急騰が投資家心理を冷やし、売りが先行する展開となりました。エネルギー供給の重要ルートであるホルムズ海峡周辺の状況が意識され、原油先物が上昇したことで、世界的にリスクを意識した動きが広がりました。その影響を受け、日本市場でも日経平均が一時700円以上下げる場面があり、短期的には不安定な値動きとなりました。
しかしその後、時間外取引で原油価格の上昇が落ち着いたことや、直近の下落によって割安感が意識された銘柄を中心に買いが入り始めました。短期資金による押し目買いも入り、指数は徐々に下げ幅を縮小し、後場にかけてはプラス圏へと切り返す展開となりました。
また、個別銘柄ではAI関連やソフトウエア関連株に資金が入り、相場の下支えとなりました。世界的にAI関連投資が拡大する中で、日本の半導体関連やIT関連企業にも資金が流入する動きが続いています。こうしたテーマ性のある銘柄の強さが、指数の持ち直しを支える要因となりました。
さらに、為替市場で円安ドル高の動きが見られたことも、日本株にとってはプラス材料となりました。輸出関連企業にとっては収益面で追い風となるため、自動車などの輸出関連銘柄に買いが入りやすい環境となりました。
ただし、市場の雰囲気が完全に落ち着いたわけではありません。原油価格の動きや中東情勢は依然として不透明感が残っており、投資家は慎重な姿勢を保っています。そのため、日本市場では日中の値動きが大きくなる場面もあり、短期資金の売買による影響が出やすい相場環境が続いています。週ベースでは、こうした地政学的な懸念を背景に、日本株は約1年ぶりの大きな下げ幅となる週となりました。
トレード銘柄|相場の調整局面を利用したS株でのコツコツ投資
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
本日、楽天証券では取引はありませんでした。
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 2914 JT +1株(合計57株)
- 3861 王子ホールディングス +1株(合計50株)
- 6501 日立製作所 +1株(合計10株)
- 7327 第四北越フィナンシャルグループ +1株(合計19株)
売却銘柄
- なし
2月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|不安定な相場の中で無理をせず長期目線の積み立てを継続
相場全体として値動きが大きく、短期売買で安定して利益を狙うにはやや難しい環境が続いているように感じています。そのため無理にデイトレードの回数を増やすのではなく、状況に応じて取引を控える判断も大切だと考えています。
一方で、長期的な視点では株価が下がったタイミングは将来の資産形成に向けた仕込みの機会とも捉えられます。S株を活用して少しずつ株数を増やすことで、将来の値上がり益や配当金の増加につなげていきたいと考えています。
相場の短期的な動きに振り回され過ぎず、コツコツと積み上げる投資を続けていくことが、結果として安定した資産形成につながるのではないかと感じています。
2026年3月第1週の実現損益
2026年の3月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(3月2日~3月6日):+1,000円
3月の合計収支:+1,000円
SBI証券
スイングの合計収支(3月2日~3月6日):0円
3月の合計収支:0円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:+1,000円
▶ 2月の収支報告 | 1月の収支報告 | 2025年の収支報告
