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【月次報告】日経平均7万円大台回復の局面で掴んだ成果と教訓|2026年6月の収支まとめ

2026年6月30日

今月の投資実績をまとめた月次報告記事のアイキャッチ画像

今月の投資運用の成果とポートフォリオの推移をまとめた月次報告のイメージ画像です。

6月最終日の日経平均は70,062.32円まで上昇し、再び7万円台を回復しました。一方で、東証プライムでは値下がり銘柄が値上がり銘柄を大きく上回っており、指数の強さと市場全体の体感にはズレも見られる一日でした。

私は楽天証券で京セラ、古河電工、住友電工、SUMCOをデイトレードし、SBI証券ではJX金属と第四北越FGを買い増しました。6月全体ではデイトレードや配当・分配金を含めて+183,292円となりましたが、利益だけでなく、持ち越しや利確判断、買い増しの進め方には反省も残っています。

この記事では、6月30日の米国・日本市場を振り返りながら、当日のトレードと6月全体の収支、楽天証券・SBI証券それぞれの売買を整理します。

2026年6月30日の市況|日経平均は7万円台回復も指数主導の色が強い相場

主要指数(6月30日時点)

日経平均:70,062.32(+594.21)
TOPIX:3,994.76(+12.76)
NYダウ:52,182.74(+306.63)
NASDAQ:25,820.14(+522.52)
S&P500:7,440.43(+86.41)

米国市場(6月29日)|ハイテク株への買い戻しで主要3指数が大幅反発

29日の米国市場は、主要3指数がそろって大幅に反発しました。NYダウは前営業日比306.63ポイント高の52,182.74となり、終値で初めて5万2,000ドル台に乗せて最高値を更新。NASDAQは522.52ポイント高の25,820.14、S&P500も86.41ポイント高の7,440.43となり、ハイテク株を中心に買い戻しが広がりました。

この日の相場を支えたのは、前週まで調整していた半導体や大型ハイテク株への押し目買いです。新たにNYダウの構成銘柄へ加わったアルファベットが大きく買われたほか、エヌビディアをはじめとする生成AI関連にも資金が向かいました。一般的に、大きく売られた後に業績やテーマそのものが崩れていなければ、割安感を意識した買い戻しが入りやすくなります。この日は、前週の下落でポジションを軽くしていた投資家が再びリスクを取り始めたことも、指数の反発につながった可能性があります。

四半期末を控えていたこともあり、機関投資家によるポートフォリオ調整やポジションの組み替えも意識されました。こうした需給要因は一時的に指数を大きく動かすことがあるため、上昇をそのまま企業業績の改善だけで説明するのは難しいところです。ただ、ハイテク株だけでなく景気敏感株にも買いが広がっていたことから、少なくともこの日は市場全体でリスク許容度が改善していました。

米10年債利回りは前営業日比0.006%高の4.375%とほぼ横ばいで、金利上昇がハイテク株の重荷になるような動きは限定的でした。一方、ドル円は161.94円まで円安・ドル高が進み、WTI原油先物も前営業日比1.52ドル高の70.75ドルまで上昇しています。金利が大きく上昇しなかったことはグロース株にとって安心材料になりやすい一方、原油高が続けばインフレや企業コストへの影響も出てくるため、今後は株高だけでなく金利と商品市況の動きもあわせて見ておきたいところです。

VIX指数は0.76ポイント低い17.65となり、市場の警戒感もやや後退しました。今後は今回の反発が四半期末の需給にとどまるのか、それとも半導体・AI関連を中心に再び資金流入が続くのかを確認したいところです。

米国市場全体のまとめ|ハイテク株への買い戻しで反発

1.NYダウ、NASDAQ、S&P500がそろって大幅高となり、NYダウは終値で初の5万2,000ドル台に乗せた。
2.アルファベットやエヌビディアなど大型ハイテク株に押し目買いが入り、指数上昇を支えた。
3.四半期末を控えたポジション調整も重なり、幅広い銘柄に買いが広がった。
4.米10年債利回りは4.375%とほぼ横ばいで、金利上昇への警戒は限定的だった。
5.今後は四半期末の需給要因が一巡した後も、AI・半導体株への資金流入が続くか確認したい。

日本市場(6月30日)|日経平均7万円回復も値下がり銘柄が優勢

30日の日本市場は、前日の米国市場でNASDAQを中心に主要指数が大きく反発した流れが意識され、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株を中心に買いが先行しました。日経平均は取引開始直後に上げ幅が1,000円を超える場面もあり、最終的には前営業日比594.21円高の70,062.32円で取引を終え、再び7万円台を回復しています。

TOPIXも12.76ポイント高の3,994.76となりましたが、日経平均ほどの強さはありませんでした。さらに、東証プライム市場では値上がり523銘柄に対し、値下がりは1,000銘柄となっています。売買代金は10兆8,307億円、売買高は23億4,571万株と活発でしたが、指数の上昇ほど市場全体へ買いが広がっていたわけではありません。

この日は東京エレクトロン、アドバンテストに加え、フジクラ、太陽誘電、村田製作所など半導体・電子部品・電線関連へ資金が集中しました。一般的に、日経平均は値がさ株の影響を受けやすいため、一部の大型株が大きく上昇すると、値下がり銘柄が多くても指数だけは強く見えることがあります。今回も日経平均が7万円を回復したこと自体は大きな節目ですが、それだけで市場全体が強かったと判断するより、値上がり・値下がり銘柄数やTOPIXとの違いまで見ておく必要があります。

業種別では非鉄金属、電気機器、金属製品などが強かった一方、その他製品、小売業、水産・農林業などには売りが出ました。円相場が1ドル162円台まで円安・ドル高方向へ進んだことも、輸出企業には業績面で追い風として意識されやすい環境です。ただ、円安は輸入コストや原材料価格を押し上げる側面もあるため、企業によって恩恵と負担は大きく異なります。

また、月末・四半期末という特殊な需給も重なっていました。機関投資家のリバランスや利益確定が入りやすい時期でもあり、指数の値動きには通常以上に需給の影響が含まれていた可能性があります。その中でも日経平均が7万円台を維持して引けたことは強さを感じさせる一方、値下がり銘柄の多さを考えると、今後は指数主導の上昇が市場全体へ広がっていくかを確認したいところです。

日本市場全体のまとめ|7万円回復も市場内部には温度差

1.日経平均は594.21円高の70,062.32円となり、節目の7万円台を回復した。
2.米NASDAQ高を受け、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株に買いが入った。
3.東証プライムでは値下がり1,000銘柄が値上がり523銘柄を上回り、指数ほど市場全体は強くなかった。
4.円安進行は輸出関連株の支援材料となる一方、輸入コスト上昇には注意が必要な環境だった。
5.今後は大型株中心の上昇が、TOPIXや幅広い業種へ波及するかを確認したい。

トレード銘柄|売買代金とセクターの流れを見ながら4銘柄をデイトレ

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

特定口座

  • 6971 京セラ
    株  価: 3,543.0円 → 3,547.0円
    約定時間: 09:23:44 → 10:33:11
    収  支: +400円
    狙  い: 当日の市場で資金が集まり、値動きが活発だった売買代金ランキング上位から選定しました。
  • 5801 古河電工
    株  価: 4,651.0円 → 4,663.0円
    約定時間: 10:44:03 → 11:09:11
    収  支: +1,200円
    狙  い: 流動性が高く、デイトレードで値幅を狙えるボラティリティも期待できたため、売買代金ランキングを見ながら選定しました。
  • 5802 住友電工
    株  価: 2,961.5円 → 2,965.5円
    約定時間: 12:44:17 → 12:45:34
    収  支: +400円
    狙  い: 売買代金ランキング上位に入っていたことに加え、同じ電線セクターの他銘柄も上昇していたため、セクター全体への資金流入を意識してエントリーしました。
  • 3436 SUMCO
    株  価: 4,047.0円 → 4,049.0円
    約定時間: 12:55:23 → 13:29:55
    収  支: +200円
    狙  い: 前場は軟調でしたが、後場に入ってからトレンドが上向きへ変化し、上昇の勢いが出てきたことを確認してエントリーしました。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 5016 JX金属
    株  価: 4,398.0円
    数  量: +1株
    合  計: 36株
  • 7327 第四北越フィナンシャルグループ
    株  価: 2,130.0円
    数  量: +1株
    合  計: 22株

売却銘柄

  • なし

5月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|利益を求める気持ちと違和感をどう扱うか

前場は監視銘柄の多くが弱く、画面を見ながら「今日はあまり無理をして攻めるべきではないかもしれない」という違和感がありました。科学的な根拠として説明できるものではありませんが、普段と違う値動きや板の雰囲気を見続けている中で感じる警戒感は、完全に無視してよいものでもないと考えています。

ただ、この日はその感覚を持ちながらも「利益を積み上げたい」という気持ちが勝ち、エントリーを続けました。結果として、いくつかの銘柄では購入直後から買値を下回り、含み損を抱えた状態で売却のタイミングを長く待つことになっています。

約定時間を振り返っても、京セラは09:23:44に購入して10:33:11まで保有しており、短時間で値幅を取るつもりだったトレードとしては長めです。最終的には4銘柄すべて利益となりましたが、利益になったから判断が正しかったとは限りません。一歩違えば、含み損を抱えたまま損切りが遅れる展開になっていた可能性もあります。

今後は「何となく嫌な感じがする」という感覚だけを売買ルールにするのではなく、その違和感がどこから来ているのかを確認したいと思います。監視銘柄の下落数が多いのか、板が薄いのか、出来高が減っているのか、指数と個別株の動きが噛み合っていないのか。感覚を具体的な指標へ落とし込めれば、再現性のあるリスク管理につながるはずです。

6月最終日はすべてプラスで終えられましたが、利益を追いかける気持ちが判断を鈍らせる可能性も改めて感じました。利益額だけでなく、エントリーから決済までの過程も確認し、次のトレードへつなげていきたいと思います。

2026年6月第5週の実現損益

2026年の6月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(6月29日~6月30日):+8,930円
6月の合計収支:+137,611円

SBI証券
スイングの合計収支(6月29日~6月30日):0円
6月の合計収支:+200円

配当・分配金(楽天+SBI):+45,481円

トータル収支:+183,292円

▶ 6月第4週 | 6月第3週 | 6月第2週 | 6月第1週

▶ 5月の収支報告 |  4月の収支報告 |  3月の収支報告 |  2月の収支報告 |  1月の収支報告 |  2025年の収支報告

2026年6月のまとめ

楽天証券|QPSホールディングスの利確とデイトレ資金の拡大

6月の大きな成果の一つは、先月末にQPSホールディングスを利確できたことです。約2年にわたって含み損を抱えていましたが、SpaceXの上場を意識した宇宙関連銘柄への資金流入もあり、株価が上昇したタイミングで売却することができました。その後、SpaceX上場前に再び株価が下落し始めたことを考えると、結果としては良いタイミングで資金を回収できたと感じています。

QPSホールディングスの売却によって資金が戻ったことで、これまで手を出しにくかった3,000円を超えるような銘柄にもデイトレードの対象を広げやすくなりました。AI・半導体関連を中心に株価水準が高くなっている銘柄も多いため、資金余力が増えたことは売買候補を広げるうえで大きな変化でした。

また、自宅のトレード環境ではモニターを増設し、チャートだけでなく複数のオシレーターも同時に確認しやすくなりました。市場環境だけでなく、売買環境そのものが改善したことも、以前より利幅を狙える場面が増えた一因だと感じています。

一方、結果として利益になったものの、デイトレ目的で購入したQDレーザーやフジクラを含み損のまま持ち越したことには反省が残ります。QDレーザーはTDKとの事業協力による特別利益計上、フジクラは上方修正という材料が出たことで、その後の株価上昇につながりましたが、これはエントリー時に想定していた展開ではありません。

QDレーザーについては増担規制のある中で急騰していたため、上昇後に売却したことへの後悔はありませんでした。一方、フジクラは決算でコンセンサス未達となり、新中期経営計画の保守的な見通しを嫌気してストップ安まで売られた後だったため、上方修正が出ても高値で購入した投資家の戻り売りが出る可能性を警戒していました。

さらに、上方修正が金曜日に発表されたことで、月曜日まで持ち越せば週末の米国市場という不確定要素も加わります。そのため発表当日のPTSで売却しましたが、結果として翌営業日もストップ高となり、大きな利益を取り逃しました。

ただし、これは結果を見てからなら何とでも言えます。持ち越しによる価格変動リスクや資金拘束によって他のデイトレードへ影響する可能性もあったため、その時点での判断としては許容できる範囲だったと考えています。今後も「もっと持っていればよかった」という結果論ではなく、売却時点でどのリスクを避けたかったのかを振り返ることを重視したいと思います。

売買状況は以下の通りです。

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コード銘柄名売買数売買理由
8729ソニーフィナンシャルグループ+500株高配当銘柄として購入
9432NTT+200株安定配当の為

年間配当金は69,146円、利回りは4.61%です。

クリックで配当金の詳細を表示
コード銘柄名金額
2865GXNDXカバコ2,217円
7726黒田精工797円
8729ソニーフィナンシャルグループ3,872円
9432NTT7,950円

SBI証券|高配当株の買い増しと淺沼組の売却を振り返る

SBI証券では、6月の売却は淺沼組のみとなり、実現利益は大きくありませんでした。建設業全体が軟調だったことに加え、株価が取得単価付近まで下落したため、一度売却してさらに下がったところで買い直す予定でしたが、その後は想定に反して株価が上昇しました。

結果だけを見れば保有を続けていたほうが良かったことになりますが、売却時点では建設業の弱さと取得単価付近までの下落を見て判断しています。今後は、一度売却して買い直す戦略を取る場合でも、「どこまで下がれば買い戻すのか」「そのまま反発した場合は追わないのか」まで決めておく必要がありそうです。

買い増しについては、6月に権利確定を迎える銘柄を中心に進め、新たに船井総研ホールディングスを購入して1単元まで増やしました。高配当銘柄として積極的に買い増していましたが、株価は軟調で、権利確定後の下落によって含み損が大きくなる可能性もあります。

一般的に配当や優待の権利付き最終日に向けて買いが入った銘柄は、権利落ち後に配当相当分を意識した下落が出る場合があります。そのため、権利取得を急いで買い増すよりも、保有株数や平均取得単価、権利落ち後の値動きまで考慮しながら段階的に購入する必要があると感じました。

売買状況は以下の通りです。

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コード銘柄名売買数売買理由
141AトライアルHD+2株成長株としての購入
2163アルトナー+10株高配当銘柄として購入
2914JT+7株高配当、6月権利銘柄として購入
3231野村不動産ホールディングス+30株高配当銘柄として購入
3861王子ホールディングス+70株高配当銘柄として購入
4502武田薬品工業+1株高配当銘柄として購入
5016JX金属+8株テーマ株として購入
5803フジクラ+2株テーマ株として購入
7267ホンダ+10株高配当銘柄として購入
7327第四北越フィナンシャルグループ+3株今後の利上げの思惑もあり購入
8904AVANTIA+25株高配当として購入
9757船井総研ホールディングス+70株高配当、6月権利銘柄として購入
1852淺沼組-100株株価下落で買い直しを行う為

年間配当金は139,624円、利回りは4.18%です。

クリックで配当金の詳細を表示
コード銘柄名金額
1719安藤・間1,594円
1808長谷工コーポレーション200円
1812鹿島建設360円
1852淺沼組2,543円
2768双日526円
3036アルコニックス360円
3798ULSグループ583円
3861王子ホールディングス861円
4204積水化学工業638円
4208UBE1,316円
4502武田薬品工業479円
5016JX金属698円
5020ENEOS1,355円
5482愛知製鋼365円
6301コマツ758円
6501日立製作所238円
7013IHI41円
7267ホンダ2,789円
7327第四北越フィナンシャルグループ546円
7832バンダイナムコホールディングス160円
8306三菱UFJ4,064円
8309三井住友トラストグループ335円
8316三井住友FG882円
8354ふくおかフィナンシャルグループ455円
8411みずほFG232円
8593三菱HCキャピタル3,825円
8725MS & AD1,316円
9434ソフトバンク344円
9513Jパワー319円
9684スクウェア・エニックス・ホールディングス141円
9697カプコン200円

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