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【趣味・旅行】三陸花火競技大会 秋 2023年10月8日~10月9日 岩手県陸前高田市

今回の旅行先として選んだのは、岩手県陸前高田市。目的は10月8日に開催される「2023秋 三陸花火競技大会」を観覧するためです。

会場は、東日本大震災によって津波の直撃を受け、殆どの松の木がなぎ倒されて壊滅した高田松原の西端近くに立っていた一本の松、震災遺構でもある「奇跡の一本松」の近くです。

場所はこちらとなっています👇

三陸花火競技大会とは

未来を見る。

だから挑む。

我々は、未来を見ている。

2011年にゼロから始まり、未来のために挑戦を続けてきた。

その経験が文化になり、風土となった。

だからこの地は、全く新しい挑戦を続けていく。まずは、多くの人に思いを届けられる、日本の伝統”花火”から。

若手が輝くために、さまざまな人に楽しんでもらうために、マルチアングルライブ配信、ドローン撮影をはじめとした新しい技術も積極的に取り入れた。

花火大会だけじゃない、伝統芸能も、アーティストパフォーマンスも、地のものも。

見た人すべてが、笑顔で楽しめるように。

未来を創る若者が、新しいことに挑み続けられるように。

これからをより良いものにするために、我々は、挑戦を続けていく。

引用:三陸花火公式ホームページより

東日本大震災より復興するために、2011年から始まった花火大会のようです。

今回、この花火大会を知ったのはX(旧Twitter)のTLに流れてきたプロモーションからでした。それまでは、全く知らない花火大会でしたが、参加の決め手はこの動画です。

2021年の模様なのですが、一目見て参加を決めました。

チケット

観覧チケットはFIREWORKSさんで発売されています。

チケットの種類は、自由席(7,000円)やBOX席(23,000円)、キャンプをしながら見られるキャンプサイト小(40,000円)等あり、見る場所や参加する人数によって席を選ぶことができます。

なお、8月31日までに購入すれば10%Offなどあるので、来年以降参加するかたは早めの購入をお勧めします。

注意としては、駐車場使用の場合は事前にチケット購入時に合わせて駐車場チケット(3,000円)を購入する必要があります。

駐車場は4か所あり、開場時間はいずれも10:00からのようで、会場から近い順に満車になり次第閉鎖するそうです。

会場まで一番近い「駐車場A」は徒歩2~3分ですが、「駐車場B」は徒歩5~10分、「駐車場C」は徒歩10分、「駐車場D」は徒歩20分を要します。その為、「歩きたくない!」と言う方は早めに会場へ行く必要があります。

また、仙台発、盛岡発、一ノ関発の日帰りライナーバスもあります。

こちらは、会場に一番近いところまで乗り入れてくれるみたいです。

持ち物

●シート・・・観覧席によって座席が土の場合もあるそうです。

●カッパ、レインブーツ・・・花火大会は雨天決行(荒天時は中止)です。観覧時は傘の使用ができない為、カッパは必須です。

●防寒着・・・三陸花火競技大会は春と秋に開催されます。2023年10月8日の天気は曇りのち晴れ、最高気温21度、最低気温12度となっていました。ですから防寒着やブランケット等あればいいと思います。

●ウェットティッシュ、ポケットティッシュ・・・外での開催であり、出店もあります。食事やトイレなどあると便利です。

●椅子・・・公式ホームページによると、座面の高さが30㎝以内のものであればOK。

●あったら便利・・・小さなテーブル。飲食をする場合、物が置きやすいように。

10月8日

まずは、朝に自宅を出発したのでランチを。

ランチは、岩手県大槌町にある「さんずろ家(や)」です。県道45号線を走行していると、道路沿いにあります。人気店なのか駐車場はほぼ満車で、かなり狭いです。訪問する際には、時間帯を考える必要があるかもしれませんね。

海鮮なのでお値段もそれなりですが、せっかく出掛けたのなら少しは豪華に。

会場となる高田松原運動公園に到着したのは15:00少し前でした。

上述したチケットの項にも書きましたが、駐車場は入場券が必要となり、早い方から会場より近い場所へ駐車できます。今回駐車できたのは「駐車場B」でした。会場まで徒歩5~10分のところです。

天気はあいにくの曇りでしたが、心配していた雨も降らずにいましたが、少し肌寒い感じがありましたが、冬用のパーカーとブランケットを持参していたので寒さをしのぐことができました。

受付にてチケットのチェックと再入場に必要なリストバンドを貰い指定席へ。

しかし、開場内に全て揃っているので、結果として再入場する必要はありませんでした。

震災後、会場周辺も再開発が行われていたようで、歩き難さはありませんでした。

打ち上げは18:00からでしたので、それまでは周辺にある屋台の偵察です。

屋台では、Instagramなどでよく見かける10円パンから、からあげ、焼きそばなど定番の商品。打ち上げまで席で飲み食いするつもりで何点か購入しましたが、17:00には購入したものはすでに消費済みとなり、再度何かないかと物色しに屋台へ向かいましたが、どこから湧いて出てきたのでしょうか、先ほどまでいなかった人が長蛇の列を作っていました。

気温も大分下がってきていたので、冷え切った体を温めようとホットドリンクを販売している屋台へ向かうも、残り2~3人と言うところで売り切れ・・・

せっかく並んだので冷たいドリンクを購入し席へ戻りました。

ちなみに、こう言った野外イベントで必要なトイレは仮設トイレが2箇所(それぞれ20台位)、公園ということもあり建物型のトイレも完備。多目的トイレもありました。

いよいよ、18:00打ち上げ開始です。

今回参加された花火会社さんは20社だそうです。

1章5社として4章の構成、その間にミュージックスターマイン。

各社工夫を凝らした花火も良かったのですが、左の写真の丁度中央部分に防波堤のように少し小高い場所があると思いますが、そこからの打ち上げでしたので席からは200mあるかないかと言う距離であったので、ミュージックスターマインの迫力は感動すら覚えるようでした(写真右)。

打ち上げが終わったのが19:30過ぎ。大満足の花火大会でした。

しかし、問題はここからです。

ホテルは隣の市である大船渡市に取っています。距離にして約20km、時間にして30分掛かるか掛からないかの位置関係でした。

会場アナウンスによると今回の参加者は約10,000人とのこと。駐車場を出るまでが一苦労です。4~5kmを1時間掛かりようやく渋滞から脱出できホテルへ到着です。

10月9日

今回のホテルは朝食付きプランではなかったので、朝食を求め大船渡市内をドライブです。

10月9日は体育の日の振り替え休日と言うこともあり、市内では「大船渡市産業まつり」が開催されておりしないはあちこちで催し物。その一つである「きゃっせん大船渡」で食事探し。

しかし、屋台はあれど昨日食べたものと同じようなラインナップでしたので、隣にある銘菓かもめの玉子で有名な三陸菓匠さいとう総本店のある「かもめテラス」で朝からスイーツ。

その後再度昨日の会場へ。目的は近くにある「奇跡の一本松」を見るためです。

実は2019年にも訪れていたのでしたが、今回は新たに移転した道の駅高田松原に併設してある「高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設」を見るためです。施設内では東日本大震災発生当時の様子が写真や動画などが展示されており、改めて自然の驚異の恐ろしさを実感させられました。

4年前と比べ、大分周辺が再開発がされているようです。

写真でもわかるように、2019年に訪れた時はあいにくの雨模様、奇跡の一本松までの道のりは悪路であり大変でしたが、なんということでしょう辺りは綺麗になり左下の写真では美術館のよう。人出はありましたが、ガヤガヤと喧騒もなく周囲には凛とした空気が漂っていました。

そんな、三陸花火競技大会を見ながら震災遺構に触れた1泊2日の岩手の旅でした。

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