夜勤の仕事をこなしながら株式投資で成果を上げるのは、簡単ではありません。限られた時間と情報の中で、いかに冷静な判断を下せるかが勝負の分かれ目。本記事では「夜勤トレード」の難しさと、実際に私が実践している収支戦略、米国市場やETFの値動きへの対応方法などを紹介します。ブログでリアルな投資体験を綴ることで、同じような環境の方にも参考になれば幸いです。
不安と期待が入り混じる朝の相場
現在、三井物産の株を含み益の状態で保有しています。ただ、「いつ売るか」という判断は、まさに投資家の永遠のテーマです。
特に私は夜勤の勤務があるため、相場がスタートしてから約30分後の9:30に業務終了というタイミング。市場が一番動く時間帯にリアルタイムで対応できず、もどかしさを感じる場面もあります。
仕事を終えてスマホを開くと、株価が思わぬ方向に動いていることも。その瞬間、心の中では「お願い、上がってて…」と、神頼みモード発動です(笑)。でも、相場に感情をぶつけても仕方ありません。
ETFと米市場の影響を読む
保有しているETFの動きにも注意が必要です。なぜなら、ETFは米国市場の動向に大きく影響されるから。前日のダウ平均やナスダックが上昇していれば「明日はイケるかも!」と期待が膨らみ、逆に大きく下げていると不安な一日が始まります。
だからこそ、事前の「出口戦略」=売却計画は欠かせません。どの価格で利確・損切りするか、あらかじめルールを決めておくことで、感情に左右されずに済みます。
夜勤中でもできるリサーチとは?
限られた時間の中でも、情報収集は怠りません。夜勤の合間や休憩中には、次のようなことをチェックしています。
- PTS(私設取引システム)の値動きを確認
- NYダウ・ナスダック・S&P500の終値をチェック
- 保有銘柄のIR情報やニュースリリースを確認
加えて、売り指値を事前に設定しておくことで、もし自分が見ていない時間に大きく動いたとしても、落ち着いて対応できます。まさに「備えあれば憂いなし」ですね。おくことで、相場が予想外の動きをしても慌てずに済むようにしています。
初心者にありがちなメンタルの浮き沈み
株式投資を始めたばかりの頃は、株価が100円上がっただけで歓喜の舞、逆に100円下がっただけで涙目で売却…なんてこともよくありました。でも、そんな感情に流されたトレードは、だいたい良い結果になりません。
投資において大事なのは、「冷静な判断力」と「一貫したルール」。夜勤という限られた環境でも、しっかりとした事前準備と継続的な情報収集で、落ち着いた投資スタイルを築くことができると実感しています。