4月3日の市場は、数字だけを見ると落ち着きを取り戻しつつあるようにも映りましたが、実際には外部環境への警戒がまだ根強く残る一日でした。日本市場は前日に続いて上昇し、主要指数もそろってプラス圏で引けましたが、その背景には原油価格の動きや海外情勢など、気を抜けない材料が控えています。米国市場でも序盤は大きく売られる場面があり、終盤にかけて持ち直したとはいえ、投資家の心理は揺れやすい状態が続いています。
こうした環境のなかで迎えた今日の相場は、強さと慎重さが入り混じる独特の空気感があり、個別銘柄の動きにもその影響がにじんでいました。自分自身のトレードでも、勢いの変化をどう判断につなげるかが問われる場面があり、相場の温度感と向き合う一日となりました。
2026年4月3日の市況|上昇基調は続くものの、外部環境への警戒が残る一日
主要指数(4月3日時点)
日経平均:53,123.49(+660.22)
TOPIX:3,645.19(+33.52)
NYダウ:46,504.67(-61.07)
NASDAQ:21,879.18(+38.23)
S&P500:6,582.69(+7.37)
米国市場(4月2日)
2日の米国市場は、朝方から大きく値を崩す展開で始まりました。中東情勢に関する発言が伝わり、先行きに対する見方が慎重になったことで、投資家の間ではまずリスクを抑えようとする動きが強まりました。NYダウは一時600ドル近く下げる場面もあり、序盤は売りが優勢となりました。
さらに、原油価格が一時1バレル110ドルを超える上昇となり、供給面への不安が意識されました。原油の急伸は燃料コストの増加につながりやすく、航空や消費関連などでは売りが目立ちました。一方で、エネルギー関連には資金が入り、セクターごとの動きがはっきりと分かれる一日となりました。こうした動きは、投資家が「どの業種が影響を受けやすいか」を慎重に見極めながら売買している様子をうかがわせます。
ただ、取引が進むにつれて市場の雰囲気は徐々に変わっていきました。ホルムズ海峡の航行に関する協議が進んでいるとの報道が伝わり、過度な警戒感がやや和らいだことで、売り一辺倒の展開から買い戻しが入り始めました。結果として、NASDAQやS&P500は小幅ながらプラス圏で引け、NYダウも下げ幅を縮めて取引を終えています。
全体として、外部環境に対する見方が揺れやすい状況のなか、投資家が慎重にポジションを調整している様子が感じられる一日でした。序盤の急落から終盤の持ち直しまで、相場の空気が大きく変化したことが印象的で、投資家心理の揺れがそのまま値動きに表れたような一日だったと言えます。
日本市場(4月3日)
3日の日本市場は、前日に続いてしっかりとした値動きとなりました。日経平均は53,123.49円まで上昇し、660.22円のプラス。TOPIXも3,645.19で33.52ポイント上昇し、指数だけを見ると安定した動きに見えます。
しかし、市場が完全に落ち着いたかというと、そうとも言い切れません。外部環境には依然として不安材料が残っており、投資家の心理には慎重さが漂っています。特に、米国市場で意識された中東情勢や原油価格の動きは、日本市場にも影響を与えやすく、引き続き注意が必要です。
原油市場では、ホルムズ海峡に関する協議が進んでいるとの報道があり、急騰への懸念がいったん和らぎました。これにより、輸送関連や素材株に対する警戒感が少し軽くなり、指数の重しが和らいだとみられます。
また、半導体関連を中心にハイテク株が買われたことも相場を支えました。世界的な半導体需要の底堅さや生成AI関連の投資期待が続いており、日本の半導体製造装置メーカーや電子部品メーカーに資金が戻っています。3月に調整していた成長株の一部には押し目買いが入り、投資家が改めて成長性を評価し直す動きも見られました。
ただし、外部環境が完全に落ち着いたわけではなく、地政学リスクは依然として意識されています。そのため、相場全体としては5万円から5万4,000円のレンジでの推移が意識され、高値圏での売買が続くとの見方もあります。上値を追うには慎重さが残る状況です。
市場区分ごとに見ると、プライム市場では大型株や輸出関連株が買われる一方、スタンダードやグロース市場では個別材料に沿った動きが中心となり、銘柄ごとのストーリーが意識されやすい一日でした。
トレード銘柄|市場の上昇と外部リスクの狭間で判断を探った一日
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 6356 日本ギア工業
株 価: 1,223.0 → 1,227.0
約定時間: 09:31:30 → 10:29:33
収 支: +400円
狙 い: 売買代金ランキングから選定 - 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,218.0
数 量: +2口
合 計: 221口

SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 141A トライアルホールディングス
株 価: 4,560.0円
数 量: +1株
合 計: 4株 - 261A 日水コン
株 価: 2,328.0円
数 量: +1株
合 計: 38株 - 8136 サンリオ
株 価: 1,004円
数 量: +2株
合 計: 94株
売却銘柄
- なし
3月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|気づきを踏まえた売買の振り返り
日本ギア工業のデイトレードでは、エントリーした時点で上昇の勢いが弱まりつつあるように感じていました。板の動きや値動きの細かな変化から「少し流れが変わってきているかもしれない」という違和感はあったものの、その感覚を判断に反映しきれず、売却まで時間がかかってしまいました。結果として判断がワンテンポ遅れ、今後の課題として意識したいポイントになりました。
短期トレードでは、小さな変化を見逃さず、違和感をそのまま判断につなげることが大切だと改めて感じています。迷ったときにはリスクを抑える方向で判断するなど、状況に応じた柔軟さも必要だと実感しました。
一方、SBI証券でのスイングトレードでは、短期の揺れに振り回されることなく、落ち着いて買い増しを進めることができました。デイトレとは異なる視点で判断できた点は良かった部分であり、スタイルごとに求められる判断軸の違いを再確認する一日にもなりました。
2026年4月第1週の実現損益
2026年の4月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(4月1日~4月3日):+550円
4月の合計収支:+550円
SBI証券
スイングの合計収支(4月1日~4月3日):0円
4月の合計収支:0円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:+550円
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