2026年2月6日の株式市場は、前日の米国市場で広がったリスク回避の流れを受け、日本市場も朝方は不安定なスタートとなりました。しかし、後場にかけては個別企業の好材料や国内要因が支えとなり、日経平均株価とTOPIXはともに上昇して取引を終えています。本記事では、米国市場と日本市場の動きを整理するとともに、当日のトレード内容やポートフォリオの状況、振り返りについてまとめています。
2026年2月6日の市況|日米で方向感が分かれた一日
主要指数(2月6日時点)
日経平均:54,253.68(+435.64)
TOPIX:3,699.00(+46.59)
NYダウ:48,908.72(-592.58)
NASDAQ:22,540.59(-363.99)
S&P500:6,798.40(-84.32)
米国市場(2月5日)
5日の米国市場は、全体としてリスク回避の姿勢が強まり、主要株価指数は軒並み下落しました。終値ベースでは、NYダウが前日比592.58ポイント安の48,908.72、S&P500が84.32ポイント安の6,798.40、NASDAQが363.99ポイント安の22,540.59となり、特にハイテク株比率の高いNASDAQの下げが目立つ展開となりました。
下落の背景には、投資家心理の悪化があります。米国を代表するハイテク大手企業の決算内容や、今後の投資戦略に対して慎重な見方が広がりました。アルファベットがAI関連の設備投資を大幅に増やす計画を示したことを受け、成長期待と実際の収益力とのギャップが意識されるようになりました。この動きが、ソフトウェアや成長株全体の売り材料となり、Microsoft、Oracle、Salesforce、ServiceNowといった関連銘柄の株価も軟調に推移しました。
また、この日は指数の下落だけでなく、市場心理の変化も顕著でした。投資家の不安心理を示すVIX指数は上昇し、リスクを取りにいく姿勢が後退していることを示唆しています。その結果、資金の一部がディフェンシブ株やバリュー株へ向かう動きも見られました。
株式市場に限らず、関連資産も弱含みとなりました。ビットコインは再び大きく下落し、暗号資産市場にもリスク回避の動きが波及しました。さらに、金や銀といった安全資産も日中には売られる場面があり、特定の資産に資金が集中するというよりも、幅広いリスク資産から資金が引き揚げられる形となりました。
加えて、労働市場関連の経済指標も市場の重荷となりました。求人件数が市場予想を下回るなど、雇用情勢に対する不透明感が意識され、景気の先行きに対する慎重な見方が強まりました。こうした経済指標は金融政策の見通しにも影響を与えるため、投資家心理を冷やす要因となりました。
日本市場(2月6日)
6日の日本市場は、前日の米国市場でハイテク株が下落した流れを受け、寄り付き直後は売りが先行しました。一時は日経平均株価が52,950円台まで下落する場面も見られましたが、その後は買い戻しや国内要因を背景に次第に持ち直し、大引けにかけて上昇へと転じました。
日経平均株価は前日比435円64銭高の54,253円68銭で取引を終え、3日ぶりの反発となりました。TOPIXも46.59ポイント高の3,699.00と、終値ベースで過去最高値を更新しました。出来高は28億544万株と比較的高水準で、投資家の参加意欲がうかがえる一日でした。
取引序盤は米国市場の下落を受け、特にハイテク関連株を中心に売りが優勢となりました。しかし、後場に入ると、好決算や業績予想の上方修正を発表した企業に買いが集まり、市場全体の地合いを支えました。アドテスト、ソフトバンクグループ、フジクラといったAI・半導体関連の一部銘柄が上昇したほか、トヨタ自動車が今期の業績予想を増額修正したことが好感され、株価の押し上げ要因となりました。
また、2月8日に予定されている衆議院総選挙での自民党勝利への期待感も、投資家心理を支える材料となりました。国内景気の安定や政策運営への信頼が意識され、株式市場への資金流入を後押しした形です。加えて、為替相場が朝方に落ち着いた動きを見せたことも、輸出関連株に安心感を与えました。
終盤にかけては、外国人投資家の参加も見られ、TOPIXの最高値更新が市場心理の改善を示すシグナルとなりました。米国市場に不安要因が残る中でも、国内要因や企業業績が日本市場を下支えした一日だったといえます。
トレード銘柄|積み立てとスイングで分散対応
楽天証券|積み立て投資
特定口座
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,200.0
数 量: +3口
合 計: 173口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 8136 サンリオ +1株(合計13株)
- 9697 カプコン +1株(合計9株)
売却銘柄
- なし
本日のポートフォリオ内の決算銘柄
- 3861 王子ホールディングス
4-12月期(3Q累計)の経常利益は前年同期比で64%減益となり、10-12月期も41%減益となりました。資源価格の高騰が収益を圧迫する要因となっています。現時点では慎重に状況を見極めつつ、今後の市況や業績動向を踏まえながら段階的な買い増しを検討していく方針です。 - 9433 KDDI
本日予定されていた決算発表は、子会社における不適切な取引の疑いが判明したことを受け、3月末の公表予定へと延期されました。短期的には不透明感が残るものの、今後の説明内容を注視していく必要があります。
1月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|短期は慎重に、中期目線は維持
寄り付き時点では日経平均、TOPIXともに下落して始まりましたが、時間の経過とともに上昇へと転じる展開となりました。最近は出来高が減少しやすい10時前後を目安にデイトレードを終了する方針としているため、本日はデイトレードを見送る判断としました。
積み立て投資として保有しているカバコについては、比較的落ち着いた価格帯で購入できたと考えています。SBI証券ではサンリオとカプコンを買い増しました。サンリオは本日の相場環境の中で上昇に転じ、含み損が縮小しました。一方、カプコンは下落が続き含み損が拡大しましたが、買い増しにより取得単価は引き下げられています。
カプコンについては業績自体は堅調であり、今後セクターローテーションによってコンテンツ関連銘柄に資金が回ってくる局面を想定し、時間をかけて保有する方針です。
2026年2月第1週の実現損益
2026年の2月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(2月2日~2月6日):+4,590円
2月の合計収支:+4,590円
SBI証券
スイングの合計収支(2月2日~2月6日):0円
2月の合計収支:0円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:+4,590円
▶ 1月の収支報告 | 2025年の収支報告
