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【投資記録】日米株反発と金融政策の一日|12月19日の投資記録

12月19日投資記録 ― 相場の反発と政策を追う瞬間

12月19日の株式市場は、米国のインフレ鈍化と日本銀行の金融政策を受け、日米ともに反発する展開となりました。外部環境の改善を背景に投資家心理が落ち着きを取り戻す中、デイトレードでは値動きを絞った対応が求められる一日でした。本記事では、市場全体の動きと当日のトレード内容、収支を振り返ります。

2025年12月19日の市況|日米株式市場が揃って反発、金融政策を追い風にリスク選好回復

主要指数(12月19日時点)

日経平均:49,507.21(+505.71)
TOPIX:3,383.66(+26.77)
NYダウ:47,951.85(+65.88)
NASDAQ:23,006.36(+313.04)
S&P500:6,774.76(+53.33)

米国市場(12月18日)

12月18日の米国市場は、前日までの下落局面から持ち直し、主要3指数が揃って反発した。
NYダウは47,951.85ドルと前日比65.88ドル高で取引を終え、短期的な調整局面から5日ぶりに上昇。S&P500も6,774.76ポイントと53.33ポイント上昇し、連続下落を一旦止める形となった。NASDAQは23,006.36ポイントと313.04ポイント高となり、テクノロジー株を中心に買い戻しが優勢だった。

相場を支えた要因として、11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことが挙げられる。総合指数は前年比2.7%、コア指数も2.6%とインフレ鈍化が確認され、FRBによる来年以降の利下げ期待が再び意識された。これを受けて米長期金利が低下し、株式市場にはリスク選好の流れが戻った。

個別では、半導体大手マイクロン・テクノロジーが好決算を材料に大幅高となり、AI関連銘柄全体にも波及。VIX指数の低下も相まって、投資家心理はやや安定を取り戻した。一方で、年末を控えた商いの薄さもあり、上昇の勢い自体は限定的だった。

米国市場全体のまとめ

  1. NYダウは5日ぶりに反発し、調整局面から持ち直し。
  2. S&P500は下落トレンドを一旦脱出。
  3. NASDAQは半導体・AI関連株主導で上昇。
  4. CPI鈍化により利下げ期待が再燃。
  5. 金利低下とVIXの落ち着きがリスク選好を後押し。

日本市場(12月19日)

19日の日本市場は、前日の不安定な動きから一転し、主要指数が大幅高で取引を終えた。
日経平均株価は49,507.21円と前日比505円71銭高となり、力強い反発を演出。TOPIXも3,383.66ポイントと26.77ポイント上昇し、幅広い銘柄に買いが入った。

背景には、日本銀行による金融政策決定会合の内容がある。政策金利は0.75%へ引き上げられたものの、市場では事前に織り込まれていたこともあり、結果として材料出尽くし感が意識された。後場にかけては買いが優勢となり、特に銀行株を中心とした金融セクターが指数を押し上げた。

為替市場では円がやや弱含みとなり、輸出関連株の収益期待も相場を下支え。景気敏感株や素材、機械関連への資金流入が目立ち、先行して調整していたハイテク株にも押し目買いが入った。米国市場の反発とインフレ鈍化という外部環境の改善も、投資家心理の回復につながった一日だった。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均は500円超の上昇で大幅反発。
  2. TOPIXも上昇し、物色は全体に拡大。
  3. 日銀の利上げは想定内で買い材料に転化。
  4. 円安傾向が輸出関連株を下支え。
  5. 年末に向け投資家心理は改善基調。

トレード銘柄|本日はデイトレのみ

楽天証券|デイトレード

  • 8303 SBI新生銀行
    株  価: 1,814.0 → 1,836.0
    約定時間: 09:10:16 → 09:36:22
    収  支: +2,200円
    狙  い: IPO直後で値動きが活発。日銀の利上げを背景に金融株への資金流入を意識。
  • 247A AIロボティクス
    株  価: 1,756.0 → 1,759.0
    約定時間: 09:53:44 → 09:53:55
    収  支: +300円
    狙  い: 先週までの下落基調から反発に転じた動きを確認。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • なし

売却銘柄

  • なし

11月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|値動きを的確に捉えた一方、無理なエントリーを回避

本日のデイトレードでは、新生銀行の上昇局面を捉えることができ、結果として安定した利益を確保できた。AIロボティクスについても、反発初動を意識したエントリーとなり、薄利ではあるがプラスで終えることができている。

一方、SBI証券ではS株の買い増しは見送った。日銀の利上げは既に市場に織り込まれており、無理にポジションを増やす局面ではないと判断したためである。結果論では上昇したが、年末特有の不確実性を考慮すれば、冷静な判断だったと考えている。

2025年12月第3週の実現損益

2025年の12月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(12月15日~12月19日):+4,400円
12月の合計収支:+9,950円

SBI証券
スイングの合計収支(12月15日~12月19日):+2,748円
12月の合計収支:+2,748円

配当・分配金(楽天+SBI):0円

トータル収支:+12,698円
12月第2週 |  12月第1週

2025年の合計収支報告
楽天証券での合計収支(1月~11月):-20,710円
SBI証券での合計収支(同期間):+104,819円
配当・分配金(楽天+SBI):+217,591円
トータル収支:+301,700円
11月の収支報告10月の収支報告9月の収支報告8月の収支報告7月の収支報告6月の収支報告5月の収支報告4月の収支報告3月の収支報告2月の収支報告1月の収支報告2024年の収支報告

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