12月12日の日本株市場は、前夜の米国株高を追い風に、大幅反発で一日を終えました。米国市場ではNYダウとS&P500がそろって最高値を更新し、投資家心理が改善。東京市場にもその流れが波及し、主要指数がそろって力強い戻りを見せました。カバコや自動車株など個別銘柄にも買いが入り、週末ながら活気ある取引となったのが特徴的です。本稿では、米国市場・日本市場の動きから、実際のトレード状況、収支、そして一日の振り返りまでを丁寧にまとめていきます。
2025年12月12日の市況|米国株高を受け日本株が大幅反発した一日
主要指数(12月12日時点)
日経平均:50,836.55(+687.73)
TOPIX:3,423.83(+66.59)
NYダウ:48,704.01(+464.26)
NASDAQ:25,686.69(-89.75)
S&P500:6,901.00(+14.32)
米国市場(12月11日)
11日の米国市場は、主要指数がまちまちの値動きとなりながらも、NYダウとS&P500が終値で過去最高値を更新する展開となりました。ダウ平均は大幅高となり、年末に向けた上昇ムードをそのまま維持。S&P500も堅調で、幅広いバリュー株や景気敏感株に買いが向かいました。背景には、前日のFOMCで0.25%の利下げが市場予想通りに実施されたことがあり、FRBの姿勢が投資家の安心感につながった形です。
一方、NASDAQは大型テクノロジー株に売りが出た影響で小幅安となりました。特にOracleが市場予想を下回る売上見通しを示したことが重しとなり、テクノロジー銘柄への慎重な見方が再び意識されました。
為替はドル安が進み、長期金利も低下基調。リスク選好の地合いは続いており、小型株指数も底堅い動きを見せています。年末要因による需給の改善も重なり、市場全体としては穏やかにリスクを取りやすい環境が整いつつあります。
日本市場(12月12日)
12日の日本市場は、米国株高の流れを素直に引き継ぐ形で大幅反発となりました。日経平均は687円高と大きく戻し、ここ数日の調整ムードを一気に払拭。安心感が広がり、寄り付きから積極的な買いが入りました。
TOPIXも続伸し、取引時間中に高値を試す展開。終値でも高水準を維持し、相場全体に戻りの強さが感じられました。買われた銘柄は幅広く、値上がり銘柄が全体の約85%に達するなど、市場全体で「買いの勢い」が優勢な一日でした。
個別では銀行株や自動車株がしっかりと買われ、ソフトバンクグループ、キオクシア、レーザーテックといった銘柄にも資金が流入。一方で、アドバンテストや東京エレクトロンといった一部のハイテク銘柄では利益確定の売りが見られましたが、全体の流れを変えるほどではありませんでした。
週末特有の様子見姿勢が出る時間帯もありつつ、午後には再度買いが優勢となり、高い水準で取引を終了しました。米国株高や為替の動き、企業業績など複数の材料が混ざり合い、相場全体の回復を後押しした一日と言えます。
トレード銘柄|カバコを追加購入し積立を継続
楽天証券|積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,195.0
数 量: +2口
合 計: 136口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- なし
売却銘柄
- なし
ポートフォリオ内の決算銘柄
- 4996 クミアイ化学工業
今期経常は18%減益となり、前期は2円の増配があったものの、今期配当は24円を維持する形となりました。高配当を期待して購入した経緯がありますが、足元では減益や減配の影響もあり、含み損を抱える状況が続いています。現時点では回復の兆しがやや見えにくい展開です。
11月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|米国株高で好転、NASDAQ安を受けカバコを追加
本日は米国市場の力強さがそのまま東京市場の追い風となり、保有銘柄も全般的に堅調に推移しました。メジャーSQを控えていたため警戒していたものの、予想外の好展開となり、良い意味でサプライズの一日でした。そのためデイトレは控え、前日に下げていたNASDAQに連動する形で下落していたカバコに追加投資を行っています。
ヤマハ発動機については300株保有を目指して買い増しを検討していましたが、思ったより強い上昇となったため本日は見送り。権利付き最終日までは時間がありますので、もう少し落ち着いた価格を改めて狙いたい考えです。
2025年12月第2週の実現損益
2025年の12月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(12月8日~12月12日):+4,200円
12月の合計収支:+5,550円
SBI証券
スイングの合計収支(12月8日~12月12日):0円
12月の合計収支:0円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:0円
▶ 12月第1週
2025年の合計収支報告
楽天証券での合計収支(1月~11月):-20,710円
SBI証券での合計収支(同期間):+104,819円
配当・分配金(楽天+SBI):+217,591円
トータル収支:+301,700円
▶ 11月の収支報告 | 10月の収支報告 | 9月の収支報告 | 8月の収支報告 | 7月の収支報告 | 6月の収支報告 | 5月の収支報告 | 4月の収支報告 | 3月の収支報告 | 2月の収支報告 | 1月の収支報告 | 2024年の収支報告