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【投資記録】米国は様子見、日本は利益確定売りで反落した一日|12月5日の投資記録

夕暮れの静けさと市場の熱気が交差する一日。米国は様子見、日本は利益確定売りで反落した12月5日の投資記録。

2025年12月5日の金融市場は、米国株が静かな値動きにとどまる一方、日本株は急伸後の調整が鮮明となり、利益確定売りが優勢となった一日でした。米国では来週のFOMCを控えて様子見姿勢が広がり、小型株への資金流入も見られました。日本市場では前日の大幅上昇の反動が強まりつつも、中長期的な支えとなる材料は残っており、過度な弱気にはつながらない印象です。個別のトレードでは小幅ながら利益を積み上げ、スイングでは買い増しを実行。迷いのあった指値判断や地合いに左右されやすい場面もあり、今後の課題も見えた一日でした。

2025年12月5日の市況|米国は小動きで様子見も、日本は利益確定売り優勢

主要指数(12月5日時点)

日経平均:50,491.87(-536.55)
TOPIX:3,362.56(-35.65)
NYダウ:47,850.94(-31.96)
NASDAQ:23,505.13(+51.04)
S&P500:6,857.12(+7.40)

米国市場(12月4日)

4日の米国市場は、主要3指数が方向感に欠ける中で、セクターによって買いと売りが入り混じる落ち着いた展開となりました。NYダウは直近の上昇に対する利益確定の売りが出やすかった一方、S&P500とNASDAQはわずかに上昇。特にテクノロジーや成長株への選好が根強く、指数を下支えした形です。

注目されたのは中小型株の動きで、Russell 2000が堅調に推移。大型株だけでなく、小型株にも資金が広がり始めている兆しが見えてきました。また、10年債利回りが上向いたことで、株式市場は金利動向を慎重に見極める姿勢が強まりました。

背景には来週予定されているFOMCがあり、利下げに関する市場の期待が引き続き意識されています。ただし、金利の揺れ動きが投資家心理に影響を与えていることから、積極的にリスクを取りにくい状況も続いています。加えて、経済指標や企業決算の内容次第では、業種間の資金移動が活発化する可能性があり、市場は次の材料を待つ展開となりました。

米国市場全体のまとめ

  1. NYダウは小幅反落、S&P500とNASDAQは小幅高でまちまちの動き。
  2. Russell 2000が上昇し、小型株へ資金が流れ始める兆し。
  3. 米10年債利回りが上昇し、株式市場に慎重なムード。
  4. FOMC前で利下げ観測が意識され、リスクを取りにくい環境。
  5. 経済指標や決算内容によってセクターローテーション発生の可能性。

日本市場(12月5日)

日本市場は5日、日経平均とTOPIXがともに反落し、前日までの強い上昇に対する調整が進んだ一日でした。日経平均は50,491円87銭で取引を終え、ここ3日間での大幅上昇に対する利益確定売りが中心となりました。TOPIXも35.65ポイント安の3,362.56となり、値下がり銘柄が大きく優勢となりました。

前日は日経平均が1,100円超の急騰を見せるなど、買いの勢いが強かっただけに、短期的な反動が出やすい地合いだったと考えられます。東証プライム市場の出来高は概算20億8,900万株と通常水準で、広い範囲で売りが出たことが数字にも表れました。

ただし、市場全体のムードは過度な弱気ではなく、5万円の大台を割り込むような重さは見られませんでした。企業業績の改善期待やグローバルな資金流入など、中長期的な支えとなる要因は依然として残っているため、今回の下落は上昇後の一時的な休憩との見方も多い状況です。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均・TOPIXともに反落し、短期的な調整が進行。
  2. 3日間の大幅上昇の反動で利益確定売りが中心。
  3. 東証プライムは値下がり銘柄数が大幅に多く、広範囲の売り。
  4. 5万円台を割り込む動きはなく、底堅さは維持。
  5. 企業業績や資金流入など中長期的な支えは依然として有効。

トレード銘柄|デイトレは薄利確保・スイングは買い増し中心の1日

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

  • 4425 Kudan
    株  価: 1,402.0 → 1,404.0
    約定時間: 10:10:26 → 10:11:14
    収  支: +200円
    狙  い: 売買代金ランキングから選定。
  • 6629 テクノホライゾン
    株  価: 716.0 → 718.0
    約定時間: 10:27:12 → 10:35:01
    収  支: +200円
    狙  い: 売買代金ランキングから選定。
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,113.0
    数  量: +1口
    合  計: 1口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 1605 INPEX +1株(合計85株)
  • 7272 ヤマハ発動 +2株(合計186株)

売却銘柄

  • なし

11月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|指値の迷いが課題に・恐怖の中の判断を意識

昨夜の米国株が方向感に欠けていたこともあり、日本市場は前日の強い上昇の反動が表れやすい展開に。全体的に売りが優勢となる中、デイトレでは限られた値幅の中で小幅利益を得られた点は良い流れでした。

一方で、予定していた銘柄の指値については、板の動きに不安を感じて取り消したことで、結果として反発に乗れなかった場面もありました。こうした場面では、恐怖に左右されすぎず判断する姿勢が求められると実感した一日です。

SBI証券のポートフォリオでは、下落していた銘柄が持ち直す動きもあったものの、市場全体の地合いに押される形となりました。ヤマハ発動機はIR発表後の方向感が見えない中で買い増しを行ったものの、今後の株主優待に関する権利確定を視野に、年内で300株達成を検討中。ただし、指標面では割高感も意識されるため、理想的な買い増しラインを意識しながら慎重に判断したいところです。

2025年12月第1週の実現損益

2025年の12月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(12月1日~12月5日):+1,350円
12月の合計収支:+1,350円

SBI証券
スイングの合計収支(12月1日~12月5日):0円
12月の合計収支:0円

配当・分配金(楽天+SBI):0円

トータル収支:0円

2025年の合計収支報告
楽天証券での合計収支(1月~11月):-20,710円
SBI証券での合計収支(同期間):+104,819円
配当・分配金(楽天+SBI):+217,591円
トータル収支:+301,700円
11月の収支報告10月の収支報告9月の収支報告8月の収支報告7月の収支報告6月の収支報告5月の収支報告4月の収支報告3月の収支報告2月の収支報告1月の収支報告2024年の収支報告

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