2025年9月30日の市況と投資記録をまとめました。本日はデイトレードを行わなかったため当日の収支はありませんが、9月の振り返りとしてスイングトレードや高配当銘柄の配当金、そしてトータル収支を整理しています。日経平均の大台割れや米国市場の政府閉鎖リスク、さらに国内の総裁選の不透明感が相場を揺らす中、自身の投資スタイルにも見直しの兆しが出てきました。
2025年9月30日の市況|節目割れと不透明感が重なる相場
主要指数(9月30日時点)
日経平均:44,932.63(-111.12)
TOPIX:3,137.60(+6.03)
NYダウ:46,316.07(+68.78)
NASDAQ:22,591.15(+107.09)
S&P500:6,661.21(+17.51)
米国市場(9月29日)
9月29日の米国市場は、政府閉鎖リスクが意識されるなかでも底堅さを見せた一日だった。主要指数はいずれも終値でプラス圏を維持し、S&P500やナスダックはテクノロジー株・半導体株を中心に上昇。NVIDIAやMicronといった銘柄が買われ、相場をけん引した。一方、原油安を背景にエネルギー株は売られ、ダウ平均ではChevronなどの下落が重石となった。
為替市場ではドルが弱含み、米ドル指数は小幅安。安全資産の金価格は一時1オンス3,800ドルを超える場面も見られ、投資家心理の慎重さを映した。また米10年国債利回りは低下傾向を示し、債券市場でも「リスク回避の動き」が垣間見えた。
最大の懸念は、10月1日以降に発生する可能性がある「政府閉鎖」。議会とホワイトハウスの交渉が難航し、合意が見えない状況が続いている。もし閉鎖が現実となれば、雇用統計を含む主要経済指標の発表が遅れる恐れがあり、市場にとっては見通しを立てづらい局面となる。ただし、投資家の間では「閉鎖=全面的な暴落」とまでは捉えられていない。利下げ期待やインフレ指標の動向など、他の要素も投資判断を支えています。
日本市場(9月30日)
9月30日の日本市場は、日経平均が前日比111円安の44,932円で引け、8日ぶりに4万5,000円の節目を割り込んだ。TOPIXは小幅に上昇したものの、心理的な区切りを下回ったことが市場参加者の慎重さを際立たせた。
午前中は売り優勢で始まり、その後一時は反発を試みる場面もあったが戻りは限定的。結局、引けにかけて再び売りが広がり、節目割れを確定させた。背景には米国の政府閉鎖リスクが依然として冷やし材料となっているほか、国内では自民党総裁選の行方が相場の重荷となった。新総裁が掲げる政策次第で、財政・金融運営の方向性が変わり得るため、市場は積極的な買いに動きづらかった。
さらに日銀の金融政策も注視されている。現状維持が見込まれる一方で、追加利上げの可能性も意識され、投資家は先行き不透明感を拭えない。こうした「米国リスク × 総裁選の不確実性 × 金融政策の思惑」が重なり、日本市場は足踏み状態に陥った。
今後の注目点は、総裁選の決着と新政権の政策姿勢、日銀の判断、米国政府閉鎖リスクの行方、そして国内外の経済指標や為替動向だ。材料次第で一気に流れが変わる可能性もあるだけに、相場の方向感は依然として読みづらい状況が続きそうです。
トレード銘柄|デイトレ控えと買い増し投資
楽天証券|積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,113.0
数 量: +2口
合 計: 53口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 4208 UBE +4株(合計16株)
- 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計134株)
売却銘柄
- なし
今月の買い増しにより、年間配当金は125,958円(先月比+7,728円)、利回りは4.66%(先月比-0.07%)に。着実に積み上げが進んでいる。
反省点|高配当株への姿勢と投資スタイルの模索
権利落ち後も下落が続くUBEを多めに購入し、取得単価を引き下げた。ただし「高配当だから」と安易に買うことは避け、今後も冷静な判断を心がける必要がある。
また、今月は大盛工業を高値で保有している影響でデイトレを控えめにした。高配当投資は継続しているものの、短期トレードに手が回らない状況があった。来月以降はデイトレードをさらに絞り込み、成長株投資へのシフトも検討している。
2025年9月のまとめ|堅実さと課題が交錯した1か月
楽天証券
今月のトレード数:14件
利確:14件
損失:0件
損失はなかったものの、大盛工業の含み損が響き、実質的にはマイナス気味の結果に。
SBI証券
9月のSBI証券での売却はファースト住建の1件、また入金された配当金は全7銘柄、合計13,546円でした。詳細は以下の通りです。
コード | 銘柄名 | 金額 |
---|---|---|
2914 | 日本たばこ産業 | 4,558円 |
1605 | INPEX | 3,149円 |
3003 | ヒューリック | 2,272円 |
5105 | TOYO TIRE | 1,244円 |
7272 | ヤマハ発動機 | 1,993円 |
5201 | AGC | 252円 |
261A | 日水コン | 78円 |
2025年9月第5週の実現損益
2025年の9月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(9月29日~9月30日):0円
9月の累計収支:+8,370円
SBI証券
スイングの合計収支(9月29日~9月30日):0円
9月の累計収支:+8,400円
配当・分配金(楽天+SBI):+31,770円
トータル収支:+48,540円
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2025年の各月の収支報告
楽天証券での合計収支(1月~9月):-21,660円
SBI証券での合計収支(同期間):+61,644円
配当・分配金(楽天+SBI):+172,694円
トータル収支:+212,578円
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