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【収支報告】自動車関税猶予で地合い良好|3月6日のデイトレ結果

2025年3月6日

3月6日のデイトレード収支報告|自動車・防衛・鉄鋼株が堅調

2025年3月6日のデイトレードは、自動車関連株や防衛・鉄鋼セクターが注目される展開となりました。ブログでもお伝えする通り、すべての取引でプラス収支を記録した一方、長期金利の上昇が市場全体に与える影響も無視できません。エントリーポイントの精度やトレンドの継続性をどう見極めるか──本日の振り返りが、明日の戦略をより強固にしてくれそうです。

2025年3月6日の市況|自動車関税猶予と長期金利上昇が市場に与える影響

米国市場(3月5日)

昨夜のアメリカ市場は、ちょっとした“安心材料”を受けて上昇モードに入りました。トランプ政権が、メキシコとカナダに対する自動車関税を1か月間免除すると発表。これにより北米の自動車関連株を中心に買いが広がり、主要な株価指数がそろって上昇しました。

この自動車関税猶予は、北米のサプライチェーンにとって一時的な救済となり、市場のセンチメント(心理)を改善させることにつながりました。

日本市場(3月6日)

その流れを受けてアジア市場も堅調に推移し、MSCIアジア太平洋株価指数は前日比1.2%の上昇。日本市場でも日経平均株価が37,704.93円(+286.69円)と続伸しました。特に自動車関連株や資源株に買いが集まりました。

ただし、注目すべきは日本の長期金利の動き。一時的に1.5%台まで上昇し、これはなんと2009年以来の高水準。企業にとっては借り入れコストの増加という懸念材料ですが、銀行や保険といった金融業界にとっては利ざや(収益の差)の拡大につながる可能性があります。

業種別では、機械、ガラス・土石製品、パルプ・紙などが好調。欧州の財政出動や中国の景気支援への期待が背景にあります。一方で、海運業や陸運業、倉庫・運輸関連業などは軟調。これは燃料費や物流コストの影響を受けやすいためです。

このあと注目すべきは、欧州中央銀行(ECB)の政策判断。市場では追加の利下げが予想されており、その結果次第では為替や金利の動きに影響が出そうです。さらに、米国の雇用統計の発表も控えており、こちらも要チェックですね。

デイトレード銘柄|自動車・防衛・鉄鋼関連の動向と戦略

  • 7267 本田技研
    • 株価1,450.5 → 1,451.0
    • 収支+50円
    • 根拠:高値圏での推移だったため慎重に入り、横ばいを見てすぐ利確。なお、ホンダは日産との提携再検討報道もあり、今後の展開に注目したいところです。
  • 7011 三菱重工業
    • 株価:2,461.0→2,464.5
    • 収支:+350円
    • 根拠:防衛関連の強さが続いており、前日の急騰後の押し目狙い。上昇トレンドは続き、今回は早めの利確を選びましたが、結果的にもう少し持ってもよかった展開でした。
  • 5411 JFEホールディングス
    • 株価:1,951.0→1,953.5
    • 収支:+250円
    • 根拠:中国の景気支援策への期待から鉄鋼株が軒並み強く、タイミング良く入れたトレード。インフラ関連への需要増が材料となっています。
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反省点|エントリーの精度と持ち時間の見極め

本日は全銘柄でプラス収支を確保できたものの、いくつか反省点もあります。

JFEホールディングスに関しては、市場の全体的な流れをもう少し多角的に分析していれば、さらに確信を持ったエントリーができたと反省しています。

本田技研では、高値圏でのエントリーとなり、その後の動きが限定的。今後は「今が天井では?」という疑いをもう少し強めに持ちたいです。

三菱重工業では、利益は取れたものの、その後の上昇を見ると「引っ張る力」が足りなかった印象。トレンドが続く見込みなら、もう少し腰を据えてもよかったかもしれません。

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