日経平均は上昇、しかしデイトレには厳しい週
6月第2週、日経平均株価はSQ(特別清算指数)を控え、上昇基調を続けていました。しかし、利益確定売りが先行し、一時マイナス600円に達する場面もありました。週末の6月9日(金)の終値は32,265.17(+623.90)と高水準を維持しましたが、週内の最高値(6月6日)を上回ることはありませんでした。
「高水準」という評価については、未来の市場動向次第で変わる相対的なものです。現在の株価が将来的に「高い」と評価されるか、「低い」となるかは未知数ですが、現時点では安定した値動きを見せています。
一方で、個人投資家が注目するマザーズ市場は資金が回らず、活発な動きを見せませんでした。そのため、筆者がデイトレを実施したのは週末の金曜日のみでした。この日を除く他の日は、大型株の単元未満株の買い増しに重点を置きました。
デイトレ銘柄
楽天証券
- 3133 海帆(505→509)
- 4891 ティムス(356→358)
わずかな利幅ではありますが、損失を避けつつ少額取引を重ねることが重要です。マザーズ市場でのデイトレードは、特に資金の流入が限定的な状況下でリスクを伴うため、慎重な銘柄選定が求められます。
単元未満株での買い増し戦略
デイトレの機会が少なかったため、SBI証券での大型株の買い増しを中心に動きました。6月配当や株主優待を意識し、以下の銘柄を購入しています:
- 2503 キリン
- 4452 花王
- 8068 菱洋エレク
- 2914 JT
- 1911 住友林業
- 5334 日本特殊陶業
- 5020 ENEOS
- 8593 三菱HCC
配当や株主優待は、中長期投資の視点からも重要なポイントです。特に6月の配当取りや優待銘柄への投資は、資産形成の一環として有効です。
6月第2週のトレード戦略は、日経平均株価の動向を注視しつつ、マザーズ市場の低調さを踏まえた取引が中心でした。デイトレードは限定的でしたが、大型株の買い増しを通じて中長期的な投資戦略も併せて実行しました。