世界市場の動向:NYダウと日経平均の上昇背景
昨夜のニューヨーク株式市場では、NYダウが33,420.77(+408.63)と大幅な上昇を記録しました。この上昇の背景には、金融やエネルギーセクターの堅調な動きがあり、特にエヌビディアを始めとする半導体関連株が目立つ値上がりを見せました。
一方、日経平均株価も続伸し、30,573.93(+480.34)に達しました。電気機器や精密機器といった業種が市場全体を牽引しましたが、銀行業にはそれほど顕著な動きが見られませんでした。
さらに、注目されるニュースとして、米半導体大手のマイクロンが日本国内で次世代DRAM生産を計画していることが挙げられます。最大5,000億円に及ぶ投資計画は、日本政府の支援を受けたものであり、日本の半導体産業の発展や国際競争力の向上に寄与する可能性があります。
デイトレード戦略:銘柄選定と反省
今回、楽天証券を通じて取引したのは以下の2銘柄です。それぞれの値動きを分析し、課題を洗い出しました。
- 3989 シェアリングテクノロジー(576→567)
- 6696 トラース・オン・プロダクト(542→521)
シェアリングテクノロジーでは、前日に購入した分を持ち越し、寄り前の板情報で買い需要が高まっていることを確認。577円で指値を設定しましたが、約定後の値動きが弱く、最終的には567円で売却することとなりました。
トラース・オン・プロダクトではさらなる利益を狙いすぎ、結果として損失を拡大。冷静さを欠いた欲張りが損失の要因となり、取引計画の重要性を再確認しました。オン・プロダクトでは、さらなる利益を目指した結果、逆に損失が発生しました。この取引は欲張りすぎたことが失敗の原因であり、冷静な判断の必要性を痛感しました。
SBI証券でのS株運用:ENEOSの判断
- 5020 ENEOS
日経平均が5連騰している中、ENEOSも上昇傾向を見せましたが、株価の高騰が続く局面では利益確定売りのリスクもあります。他銘柄の買い増しを検討しましたが、過熱感が強い相場では一旦静観する姿勢を選びました。このような判断は、リスク管理を徹底するうえで重要なポイントとなります。