10月13日はノートレードとなりましたが、市場全体の動きと保有銘柄の状況を振り返る一日となりました。米国の消費者物価指数の発表を控え、投資家心理は慎重に傾きやすい局面です。
本記事では、当日の相場動向を整理するとともに、現在保有しているIPO銘柄の特徴や課題、そして今後の対応方針についてまとめていきます。
市場動向とCPI発表前の懸念
本日は売買を行わず、相場全体の流れを確認する形となりました。日経平均株価は続落し、前日の米国市場も弱含む展開が続いています。こうした動きの中で、特に注目されているのが今夜発表予定の消費者物価指数です。
この指標が市場予想を上回る内容となった場合、インフレへの警戒感が再び強まり、株式市場全体がさらに調整する可能性も意識されています。
また、Bloombergの記事で取り上げられた「ダイモン氏が言うS&P500種20%下落、確率は50%超か」とする内容も、市場に不安感を与える材料となりました。ダイモン氏は、借り入れコストの上昇が企業活動や消費に与える影響について言及しており、金融環境の変化が実体経済に波及するリスクを示しています。
こうした見通しを背景に、投資家としては積極的な売買よりも、リスク管理を重視した姿勢が求められる局面だと感じます。
IPO株の保有銘柄とその特徴
現在保有するIPO銘柄
現在保有しているIPO銘柄は、次の3銘柄です。
- BASE(2019年上場)
- KAIZENPLATFORM(2020年上場)
- グラッドキューブ(2022年上場)
いずれの銘柄も、上場直後は成長期待から株価が上昇しましたが、その後は全体として下落基調が続いています。公募価格を下回る水準で推移する期間が長く、一時的に急騰する場面はあるものの、安値圏での値動きが目立つ状況です。
チャートを見ても、短期的な反発は見られるものの、長期的には下方向への圧力が強く、慎重な判断が必要な銘柄群だといえます。
BASEやKAIZENPLATFORMの株価推移と課題
BASEの現状と課題
BASEは、業績面において経常利益、最終利益、1株当たり利益のいずれもマイナスが続いています。現時点では、業績の回復を強く期待できる材料が乏しく、短期間での株価回復は難しい状況と考えています。
今後については、明確な業績改善の兆しが見られない限り、継続的な株価上昇を見込むのは簡単ではなく、引き続き慎重な見方が必要だと感じます。
KAIZENPLATFORMの可能性
KAIZENPLATFORMは、わずかながらも経常利益が黒字へ転換しており、改善の兆しが見え始めています。事業内容の特性から、今後の成長余地はあると考えられますが、現在の株価水準から一段の上昇を目指すには、売上の拡大や収益性の安定が欠かせません。
引き続き、業績の推移と事業展開の進捗を見極めながら判断していく必要があります。
グラッドキューブの成長性と投資判断
グラッドキューブは、今回挙げた3銘柄の中では、最も成長性が期待できる銘柄と考えています。経常利益、最終利益、1株当たり利益がいずれもプラスで推移しており、年ごとに業績を伸ばしている点が特徴です。
決算発表のたびに新たな材料が出る可能性もあり、現時点では引き続き保有を検討する対象として位置づけています。
今後の戦略:損切りと再エントリーの基準
今後の対応として、損切りの優先順位は次の順番で考えています。
- BASE
- KAIZENPLATFORM
- グラッドキューブ
11月に予定されている決算発表を確認したうえで、各銘柄の業績内容をもとに判断を行う方針です。また、状況次第では再エントリーのタイミングについても慎重に検討していきます。
現在のような金利上昇局面では、IPO銘柄は割高と見なされやすく、株価が下押しされる場面も増えやすいと感じます。そのため、保有リスクを意識しながら、無理のない判断を重ねていくことが重要だと考えています。
