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【投資記録】急落相場で冷静に買い増し|11月5日の投資記録

複数のモニターに株価チャートが表示されたトレーディング環境と、夕景を背景にした「急落相場で冷静に買い増し|11月5日の投資記録」の日本語テキスト

急落相場の中で冷静な買い増し判断を記録した、11月5日の投資行動を象徴する一枚

2025年11月5日の市況|主要指数の急落と市場心理の揺らぎ

主要指数(11月5日時点)

日経平均:50,212.27(-1,284.93)
TOPIX:3,268.29(-41.85)
NYダウ:47,085.24(-251.44)
NASDAQ:23,348.64(-486.09)
S&P500:6,771.55(-80.42)

米国市場(11月4日)

11月4日の米国株式市場は、主要指数がそろって下落して取引を終えました。NYダウは前日比251.44ドル安の47,085.24ドル、S&P500は80.42ポイント安の6,771.55、NASDAQは486.09ポイント安の23,348.64と、特にハイテク株を中心に売りが広がりました。

背景には、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスのCEOによる「10〜15%の調整もあり得る」との発言があり、過熱感や企業価値評価への懸念が強まったことが挙げられます。これを受けて利益確定の売りが加速し、人工知能関連のパランティア・テクノロジーズは好決算にもかかわらず材料出尽くし感から8ドル近く下落。ウーバー・テクノロジーズも第3四半期の利益が市場予想を下回り、5ドル超の下落となりました。

セクター別では、情報技術セクターが2.3%の下落率で最大の下げ幅を記録。金融セクターは比較的堅調な動きを見せました。米長期金利は4.081%とやや低下し、ドル高傾向も見られました。また、米政府機関の一部閉鎖により経済指標の発表が遅れており、翌日発表予定のADP雇用統計やISM非製造業指数に注目が集まっています。

米国市場全体のまとめ

  1. 主要指数がそろって下落、ハイテク株中心に売りが加速。
  2. モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスのCEO発言が市場の調整懸念を強める要因に。
  3. パランティア、ウーバーなど個別銘柄が大幅安。
  4. 情報技術セクターが最大の下落率、金融は堅調。
  5. 政府機関の閉鎖で経済指標発表が遅延、投資家心理に影響。

日本市場(11月5日)

11月5日の日本市場は、前日の米国市場の流れを受けて、半導体やAI関連銘柄を中心に売りが広がりました。日経平均株価は前日比1,284円93銭安の50,212円27銭で取引を終え、一時的に節目の5万円を割り込む場面も見られました。

10月に7,400円超の上昇を記録していたこともあり、過熱感への警戒が強まっていた中での調整となりました。特にソフトバンクグループ、アドバンテスト、日立製作所など、指数への影響が大きい銘柄が売られ、日経平均の下げ幅を押し広げました。

後場には一部好決算銘柄への押し目買いも見られましたが、全体としては軟調な地合いが続き、方向感に乏しい展開となりました。TOPIXは前日比41.85ポイント安の3,268.29ポイントで終了しています。

為替市場では、リスク回避の円買いが進み、円相場は対ドルで一時152円台まで上昇。債券市場では国債が買われ、長期金利はやや低下しました。今回の下落は短期的な調整との見方もあり、今後の企業決算や政策動向が注目されています。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均は1,284円安、一時5万円割れ。
  2. 米国ハイテク株安の影響で半導体・AI関連に売り集中。
  3. 10月の急騰による過熱感が調整の背景に。
  4. TOPIXは41ポイント下落、地合いは軟調。
  5. 円高進行と債券買いがリスク回避の動きを示唆。

トレード銘柄|積み立てとスイングで銘柄分散を図る

楽天証券|積み立て投資

  • 9432 NTT
    数  量: 100株
    株  価: 153.2
    合  計: 2,500株 
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,178.0
    数  量: +3口
    合  計: 88口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 2768 双日 +1株(合計4株)
  • 3861 王子ホールディングス +10株(合計40株)
  • 4502 武田薬品工業 +1株(合計6株)
  • 5016 JX金属 +2株(合計8株)
  • 5482 愛知製鋼 +2株(合計6株)
  • 8904 AVANTIA +5株(合計180株)

売却銘柄

  • なし

ポートフォリオ内の決算銘柄

  • 5201 AGC
    第3四半期累計で黒字に転換し、7-9月期は3.2倍の増益。株価は上昇したものの、保有株数が少なく上昇を十分に捉えられなかった点が課題です。
  • 7272 ヤマハ発動機
    68%の減益で着地し、7-9月期は赤字転落。ただし、通期見通しから予想されていた内容であり、配当維持の姿勢も確認できたため、今後も買い増しを継続する方針です。
  • 9434 ソフトバンク
    上期で8%増益、7-9月期も26%増益と好調。株主優待目的で保有している100株に加え、キャピタルゲインも狙って追加購入を検討しています。

反省点・総括|急落局面での冷静な対応が含み損の軽減に貢献

11月5日の日経平均は大きく下落し、前場は市場全体に不安感が広がる展開となりました。しかし、後場にかけてはやや持ち直しの動きも見られ、ポートフォリオでは前場の急落時に冷静に買い増しを行えたことで、午後の含み損の軽減に繋がりました。

この日、保有銘柄のヤマハ発動機が決算を発表。内容は予想通り厳しいものでしたが、配当維持の姿勢が確認できたことで、株主重視の企業姿勢を評価しています。現在は日々の株価を見ながら、段階的に買い増しを進めている状況です。

また、AGCは第3四半期累計で黒字に転換し、決算発表後に株価が上昇。ただし、株価が4,000円台後半と高値圏にあるため、買い増しには慎重な姿勢を取っており、保有株数が少ないことから上昇の恩恵を十分に受けられなかった点が課題です。

さらに、前日に決算を発表したNTTは内容が振るわず、地合いの悪化も重なって本日も下落。すでに買い増しを行っているものの、今後の株価動向を見ながら、必要に応じて追加購入を検討していく方針です。

全体としては、急落局面でも冷静に対応できたことがポートフォリオの安定に寄与しており、今後も企業の決算内容や市場環境を見極めながら、柔軟な投資判断を続けていきたいと考えています。

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