今週はFOMCの政策発表とGAFAMの決算という、マーケットに大きな影響を与えるイベントが控えており、投資家にとっては慎重な立ち回りが求められるタイミングです。7月25日の日本市場は米国の流れを受けて下落スタートとなり、デイトレードでもリスクを抑えた戦略が重要となりました。本記事では、当日の市場動向と実際のトレード結果、保有株の値動き、そして今後に向けた改善点を振り返ります。
週明けの市場動向|日経平均・マザーズともに軟調なスタート
7月25日の日経平均株価は27,699.25円(前日比-215.41円)、マザーズ指数は698.93(前日比-13.85)と、いずれも下落して週明けの取引を終えました。これは週末に発表された米国市場の動向を受け継いだ形で、国内市場でも売りが先行する展開となったためです。特にグロース株を中心に調整色が強まり、投資家心理にも慎重さが見られました。
今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策発表に加え、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)といった主要テック企業の決算発表が控えており、これらの結果次第では市場全体の方向性が大きく変わる可能性があります。こうした重要イベントを前に、無理なポジションを取らず、冷静な判断が求められる1週間となりそうです。
今日のデイトレード銘柄|2銘柄で小幅ながら利益を確保
- 7707 プレシジョン・システム
株 価: 825.0 → 827.0
収 支: +200円
狙 い: 値動きの細かな変化を見極め、短時間で利益を確定。大きな値幅は狙わず、確実な利食いを優先しました。 - 5031 モイ
株 価: 748.0 → 749.0
狙 い: 夜勤明けの取引で集中力が課題となる中、慎重にエントリー。わずかな値幅ながらも利益を確保し、無理のないトレードを心がけました。

いずれも大きな収益には至りませんでしたが、リスクを抑えつつ着実に利益を積み重ねる姿勢を維持できた点は評価できる内容でした。
保有株の動向|KEYHOLDERとマイクロ波化学が交互に値動き
保有銘柄のうち、BASEは本日ほとんど動きが見られず、静かな展開となりました。一方でKEYHOLDERとマイクロ波化学は、まるでシーソーのように一方が上昇すればもう一方が下落するという相関のない値動きが続いています。
特にKEYHOLDERは市場参加者が少なく、歩み値の更新も緩慢で流動性に乏しい状況です。来月に予定されている決算発表に向けて期待はあるものの、現時点では不透明感も残っており、慎重な見守りが必要です。
振り返り|トレード手法と改善点の整理
最近のトレードを振り返ると、監視銘柄や取引対象の選定に関してはおおむね適切であり、大きなミスは見受けられませんでした。ただし、エントリーとエグジットのタイミングには改善の余地があり、特に持ち越しによる損失が散発している点は課題です。
今後は、利確・損切りの判断基準をより明確にし、感情に左右されないトレードを徹底することで、安定した収益を目指していきたいと考えています。
